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企業運営には情報セキュリティ対策は必須!6つの方法でビジネスを守ろう!

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

ビジネスのIT化が進んでおり、情報セキュリティ確保の重要性はますます高まっています。そんな中、「自社のセキュリティを見直したいけど、どこから始めればいいのか分からない」と考える企業担当の方も多いでしょう。

そこで、この記事では情報セキュリティ対策を施して安全にビジネスを進めるためのコツを紹介します。情報漏えいを防ぎ、安全なビジネス環境を構築するには必読の内容です。ぜひ最後までチェックしてくださいね!

情報セキュリティを万全にして機密情報を守ろう!


ビジネスのIT化・高度化が進むにつれて、取り扱う機密情報や個人情報も増えています。機密情報や個人情報を狙う第三者は多く、十分なセキュリティを確保していないことで、ハッキング被害や内部不正により情報資産が盗まれてしまう可能性もあります。サイバー犯罪の手口はますます巧妙化しており、すぐにでもセキュリティを強化することが大切です。

ここでは、実際にどのような脅威があるのか、それぞれの脅威に対しての適切な対策について解説します。自社のセキュリティに欠けている部分があると感じた場合は、速やかに解消することをおすすめします。

情報セキュリティ上の脅威をチェック


まずは、情報セキュリティを考える上で見逃せない「具体的にどのような脅威があるのか」について見ていきましょう。攻撃手段は数多くありますが、今回はそれらの中から情報漏えいにつながりかねないものを5つピックアップして紹介します。

いずれも身近な脅威であり、適切に対処していなければ極めて危険です。情報漏えいが発生してからでは遅いので、事前にチェックし自社のセキュリティホールが何かを洗い出し、適切に対処しましょう!

不正アクセス

不正アクセスとは、正当な権利をもたないユーザーが何らかの方法でサーバーなどにアクセスし、情報を盗み取る手口です。不正アクセスと聞くとIDやパスワードを盗み出す手口を想像するかもしれませんが、それだけではありません。

サーバープログラムのセキュリティホールを突き、強引に内部に侵入する手口などもあります。不正アクセスは情報漏えいの主な原因のひとつなので、確実に対策しておく必要があるでしょう。

マルウェア

マルウェアはコンピュータに悪影響を及ぼす目的で作られたプログラムで、ウイルスやワームなどが含まれます。マルウェアが社内ネットワークに侵入すると、知らない間に情報を盗まれてしまうこともあるでしょう。

不正アクセスとは異なり、セキュリティシステムが反応せずになかなか気づきにくいという危険性があります。気づいたときには大半の情報を抜かれていたということも大いに考えられるため、しっかり対策しましょう!

内部からの攻撃

敵は外部だけではありません。社内に悪意をもったユーザーが存在し、そのユーザーが故意に情報を抜いて同業他社に売るという手口も存在します。外部のセキュリティが万全になっていても内部が不完全の場合、内部不正による被害に遭いやすいため、注意が必要です。

外部・内部ともにセキュリティホールを作らず、徹底した対策を心がけましょう。

悪意のない流出

システムのバグや誤操作、設定ミスなどによって、悪意がないにもかかわらず情報が漏洩することもあります。「メールの送信先を間違えた」「外部に公開されているフォルダに機密情報を保管していた」「許可を得て持ち出したファイルを置き忘れた」など、その原因はさまざまです。

ヒューマンエラー自体を防ぐことは難しく、万が一ミスした場合でも情報が漏洩しない対策が求められるでしょう。

なお、日本ネットワークセキュリティ協会の報告によると、情報漏えいのほとんどはヒューマンエラーによるものです。マルウェアや不正アクセスよりも多いため、ヒューマンエラーによって情報が漏洩しないための対策を忘れてはいけません。

自然災害や戦争

自然災害や戦争によって重要なデータが失われることもあります。これらは不可抗力とも言えますが、ビジネス面で重要な情報が失われることには代わりありません。

事前に対策することで、被害を受けた際に情報を失う確率は減らせます。こちらも対策しておくことでリスクを回避できるでしょう。

企業の情報資産を守るためにできる6つの方法


重要な情報資産が外部に流出する主な原因は多種多様です。あなたの会社の情報を守るためには、これらのリスクに対してひとつひとつ対策することが必要です。ここからは、主な対策方法について解説します。企業の情報資産を守るためにやっておきたいポイントです。これらの対策がまだという企業は早めに取り組みましょう!

通信回線のセキュリティを強固にする

通信を傍受されてしまったり、内部にアクセスしやすい通信環境になっていたりすると、そこから入り込まれてしまうことがあります。ビジネスに通信は必要不可欠ですが、セキュリティを強固にすることも必要不可欠です。具体的に以下のような対策がおすすめです。

・セキュリティに問題がある回線(フリーWi-Fiなど)を使わない
・VPNや閉域網を活用する
・データを暗号化する

通信内容を暗号化することで、万が一情報が流出しても復号化しない限り内容を解読されることはありません。外部からの攻撃だけでなく、内部による攻撃に対しても有効な対策です。

情報セキュリティに関するルールを作る

不正な情報持ち出しによる情報漏えいは跡を絶ちません。これらを避けるためには情報セキュリティに関するルールを作ることが大切です。機密情報の社外持ち出しを禁止したり、アクセスできるユーザーを設定したりするなどの対策がおすすめです。

また、ルールを作っても守られなければ意味がありません。アカウントの貸し借りが常態化している場合、社員の意識から改革する必要があります。

パスワードやアクセス権を適切に設定する

権利のないユーザーが機密情報にアクセスすることを防ぐために使われるのがパスワードやアクセス権制御です。とはいえ、これらの設定が適切ではないとセキュリティは低くなってしまいます。

機密情報にアクセスできるユーザーを必要最低限に限り、パスワードを複雑なものにしましょう。また、パスワードをどこかにメモしている社員がいる場合、それをやめさせることも大切です。

ファイアウォールを活用する

機密情報が外部に漏れ出したり、不正にアクセスされるのを防いだりするのがファイアウォールです。ネットワークにおいて不正な通信を遮断し、許可された通信を通過させる役割を果たします。

社内ネットワーク内にファイアウォールを構築していない場合は、速やかにファイアウォールを構築して情報を守りましょう。ファイアウォールがないネットワークは、イミグレーションがない国境のようなものです。悪意のあるユーザーが入り放題になってしまうので、極めて危険と言えます。

もちろん、ファイアウォールの設定に問題があれば効果は減少します。この機会に設定に関しても見直しましょう。

マルウェア対策を施す

マルウェア対策も欠かせません。業務で使用するPCのセキュリティ機能はONになっているでしょうか?一例として、Windows PCにはデフォルトで「Windows Defender」というセキュリティ機能がついています。これをONにしておくことでマルウェアからPCが守られます。セキュリティ機能をOFFにして仕事するのが常態化している場合は、すぐに見直しましょう。

定期的にバックアップを取る

災害や戦争でデータが失われるのを避けるには定期的なバックアップが大切です。バックアップさえ取っていれば、災害や戦争でサーバーが破壊されたりアクセスできなくなったりしてもデータ自体は残ります。

新たなサーバーを用意してデータをリストアすればこれまで通りに使用できるため、損失を最小限に抑えられるでしょう。データを守るためにもバックアップは必須です。定期的にバックアップすることが大切ですよ。

情報セキュリティと利便性を両立させる方法とは?


セキュリティを強化すると利便性が犠牲になるということを耳にしたことがある方も多いでしょう。基本的に利便性とセキュリティはトレードオフの関係にあるので、これに関しては間違いとは言い切れません。

しかし、少し工夫することで利便性を大幅に低下させることなく必要なセキュリティを確保できます。ここでは情報セキュリティと利便性を両立させる方法を解説します。セキュリティを保ちつつ、使いやすさを重視するなら必見です!

業務に使うシステムはセキュリティが強固なものにする

業務にサードパーティのシステムを活用する際は、事前にセキュリティについて調査をし、強固なものを選択するようにしましょう。同じような機能をもつシステムでも、セキュリティ強度はさまざまです。

提供元のサイトなどを詳しくチェックすればセキュリティレベルについて調べられます。事前に必ず確認するようにしましょう。

イッツコムでもセキュリティが強固かつ使いやすいビジネス向けのシステムを多数提供しています。

簡単に使えてセキュアな通信回線を使用する

通信回線のセキュリティを強化するなら、VPNや閉域網を活用するのがおすすめです。特に閉域網はインターネットから切り離された通信回線のため、外部からの攻撃を受けにくくおすすめです。

中には複雑な設定をしなくても使えるものがあるので、利便性や快適性を犠牲にせず使用できるでしょう。

イッツコムでは「モバイル閉域接続」という閉域網アクセスサービスを提供しています。便利で使いやすく、セキュリティ面でも安心できるため非常におすすめです。

イッツコムでは高セキュアで使いやすいビジネスツールを提供中!


イッツコムではビジネス向けITツールの提供に力を入れており、高セキュリティ、かつ利便性にも富んだツールを取りそろえています。

ここでは特におすすめのツールとして「Zoom」「box」「モバイル閉域接続」の3つをご紹介します。これらをビジネスで活用すればセキュリティを強化できるだけではなく、生産性も高められますよ!

通信を暗号化していて安心なWeb会議システム「Zoom」

ZoomはWeb会議システムのひとつで、多くの企業に選ばれるシェアが高いツールです。通信は全て強固な暗号化方式であるAES 256bitで暗号化されているおり、安心して利用できます。

ミーティングルームをロックしたり、事前に参加者を確認した上で入室を許可したりと、セキュリティを高める機能もしっかり搭載されています。社内ミーティングだけでなく、取引先との打ち合わせでも活用できるので、ぜひこの機会に導入をご検討ください。

イッツコムでは利用人数や用途に応じた、さまざまなライセンスを提供しています。セミナーなどの特殊な用途にも対応していますので、こちらもぜひご相談ください。

ISO27001に準拠したクラウドストレージ「box」

boxは情報セキュリティに関する国際規格であるISO27001に準拠しており、セキュリティを重視する際におすすめのクラウドストレージです。boxにはパスワードを使わずにセキュリティを強化する仕組みも搭載されています。

ファイルごとにアクセス権限を設定して読み込み専用にしたり、ダウンロードを禁止したりすることも可能です。特定のユーザーにのみアクセス権を付与する機能もあるので、適切に設定すればとても安全ですよ。

さらに、boxは容量無制限で利用可能!大容量ファイルを大量に扱う業種でも快適にご利用いただけます。編集のリアルタイム通知機能など、利便性を高める機能も搭載されているのでぜひご活用ください。

イッツコムではboxの導入・運用コンサルティングも実施しています。使い方にお悩みの方は、ぜひこちらのサービスもご検討ください。

インターネット上の脅威から切り離された「モバイル閉域接続」

外部から安全に機密情報にアクセスする際には、インターネットを経由しなくて済む「モバイル閉域接続」がおすすめです。イッツコムが提供する「モバイル閉域接続」はNTTドコモとイッツコムの閉域網を使った通信です。専用SIMを挿すだけで利用できるため、設定ミスによる情報漏えいの心配がありません。

まとめ


ビジネスのIT化が進むにつれて情報資産の価値が高まると同時に、セキュリティの確保が必要になっています。情報セキュリティで考慮すべきリスクは多岐にわたり、それぞれに対策が必要です。

セキュリティ対策に課題を感じているという企業担当の方は、今回紹介した企業の情報資産を守るためにできる6つの方法を参考に対策してください。

イッツコムではセキュリティが高く安心して使え、なおかつ便利なビジネス向けツールを多数提供しています。場合によってはこれらを導入するだけでセキュリティ対策できることもあるので、ぜひ一度ご相談ください。あなたの会社の状況をヒアリングし、最適な導入プランをご提案いたします。