迷惑メール送信対策「OP25B(Outbound Port25 Blocking)」
■ OP25Bとは
「OP25B(Outbound Port25 Blocking)」は、プロバイダのメールサーバを利用しないで送信される、迷惑メールやウイルスメールの送信を抑制するための手法です。プロバイダの 管理するメールサーバ以外のサーバの25番ポート(Port25)※1を使用したメール送信ができないようにします。
これは、迷惑メールが社会問題となっている米国で考案され、最近では日本でも多くのプロバイダがこの方法で迷惑メール対策を実施しています。
iTSCOM.net for Business サービスでは、インターネット接続サービスの一部※2におきまして「OP25B」を2009年7月29日より実施いたします。
※1 25番ポート(Port25)はメール送信の際、一般的に使用されるポート番号です。
※2 固定IPアドレス割当てのインターネット接続サービスご利用の場合を除きます。
■ OP25Bの効果
お客様のパソコンが、ウイルス感染やスパイウエアなどにより、メール送信の中継基地として不正利用され、大量の迷惑メールなどを送信するケースがあ
ります。これにより、お客様のパソコン内の機密情報や個人情報もメールで送信されてしまうことがあります。「OP25B」を実施することで、このような
メールによる情報漏洩の危険を防ぐ効果があります。
■ OP25B概要イメージ
※1 他プロバイダのメールサーバ、お客様自身が設置したメールサーバなど。※2 サブミッションポート(Port587)の提供状況はプロバイダ等により異なります。提供状況や設定方法は、ご利用のプロバイダやサーバの提供元などにご確認ください。
お客様への影響
対象サービス | フレッツ・ADSL対応接続サービス(IP可変タイプ) フレッツ・ISDN対応接続サービス ※上記対象サービスは、for Business サーバホスティングサービスのオプションサービスです。 WWWサーバホスティングサービス Mailサーバホスティングサービス(セキュア) Mailサーバホスティングサービス(スタンダード) パックサービス(セキュア) パックサービス(スタンダード) ミニパックサービス |
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お客様への影響 | 対象サービスの接続アカウントを利用してインターネットに接続している場合、for Businessサービスで提供しているメールサーバ以外からメール送信ができません。 ※ご契約ドメインのメールサーバを利用したメール送信に影響はありません。 ※メール受信に影響はありません。※ご契約ドメイン以外のメールサーバとは、他プロバイダのメールサーバ、お客様自身が設置したメールサーバなどです。 |
サブミッションポート(Port587)の提供
iTSCOM.net for Businessサービスでは、他プロバイダによって「OP25B(Outbound Port25 Blocking)」が適用されているインターネット回線から、for Businessサービスで提供しているメールサーバを利用するために、サブミッションポートをご提供しております。詳しくは、こちらをご覧ください。