ケーブルテレビ用受信機を利用した双方向サービス実験を開始

イッツコム　本社：東京都渋谷区　社長：野本 弘文）は、ケーブルテレビのデジタル放送サービス用受信機であるセットトップボックス（以下、ＳＴＢ）の双方向通信機能を利用した情報伝達実験を６月下旬より開始します。

ケーブルテレビのネットワークを利用してデータ通信を行う標準規格であるＤＯＣＳＩＳ_^（*1）システムと、ＳＴＢに関する情報を管理するサーバを組み合わせることで、センター側から特定のSTBへ情報を配信します。これにより、指定するＳＴＢに接続した警告灯（パトライト）をセンター側から点灯させる、STBの電源が入る度に指定のコンテンツをテレビ画面に表示させること等が可能となります。

今回の実験では、これらの機能を活用することで、特定地域への「台風・地震情報」などの災害情報をはじめ、「列車遅延情報」などの緊急情報を提供します。そのような情報を配信する際には、パトライトの自動点灯により利用者へ注意を喚起します。また、地域に限定された「地元スーパーのお買い得情報」、サービス・機器の画像を用いたコールセンターとの連動によるサポート情報の提供等、様々なサービスの可能性が拡がります。

イッツコムでは「情報発信のできる生活インフラ」の実現にむけて、「安心・安全」や「地域情報」などお客様に役立つ様々なサービスの提供を検討していきます。