イッツ・コミュニケーションズ株式会社
イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:横浜市青葉区、社長:市来利之 以下、イッツコム)が運営する横浜コミュニティ放送「FMサルース」(※1)が、日本災害情報学会が主催する「2010年廣井賞(社会的功績分野)」(※2)を受賞しました。
当受賞のきっかけとなりましたFMサルースの番組「サロン・ド・防災」(※3)は、2004年1月の防災専門ラジオ番組としてオンエア開始以来、東京急行電鉄(株)及び東急建設(株)にご協力いただき毎週日曜日AM9時40分からAM10時まで放送しています。当番組は、これまでに77名の防災の専門家をスタジオにお招きし、毎回防災にまつわる様々なテーマでお届けしております。また、放送内容(一部)はイッツコムのWEBサイト(※3)でもご覧いただいたり、ラジオアーカイブ(録音)を聞くこともできます。
FMサルースは地域の防災訓練などにも積極的に参加し、日頃より防災意識を高めてもらえるように啓発パンフレット等の配布なども行っています。さらに、全国どこからでも電話を経由してオンエアが聞けるテレフォンサービス(0180-994-841:通話料のみ)を採用しており、防災訓練の際は必ず参加者全員で実習を行っています。平常時からテレフォンサービスの周知していくことで、“災害時での利用”、“(遠隔地から)被災地情報の把握”、といった実用性のある仕組みとしての実現を目指しています。
イッツコムでは横浜コミュニティ放送(FMサルース)の当受賞を励みに皆様の身近な防災情報を発信するコミュニティ放送局として日々邁進してまいります。
以上
廣井賞「社会的功績分野」
◆横浜コミュニティ放送株式会社(FMサルース)
「災害が来る前に何ができるか、何をしなければならないか」をテーマに、6年半、インタビュー番組「サロン・ド・防災」を継続し、既往の放送をもとに啓発用の冊子をまとめ、地域の防災訓練に参加するなど、幅広い活動に取り組んできている。地域のコミュニティが希薄になりがちな首都圏で、その悩みを解消する糸口を提供し、平時の防災啓発の役割をよく果たしているものと認められる。
(※1) FMサルース:<FM Salus>(84.1MHz)HP:http://www.fm-salus.jp/index.html
イッツコムの子会社である横浜コミュニティ放送(株)が運営する横浜市青葉区のコミュニティFM。
横浜市青葉区を中心に、地域で暮らす皆様に役立つ情報を現役クラブDJのこだわりの選曲とともにお届けしています。
東急線や東急バス空港線の運行情報、ニュース、天気予報、青葉区役所・青葉警察署・青葉消防署からのお知らせ、土曜日・日曜日はさらに近隣ショッピングセンターの駐車場情報など、便利な情報も満載。
(※2) 日本災害情報学会: HP:http://www.jasdis.gr.jp/index.html
日本災害情報学会は、「災害情報」をキーワードに、防災・減災に役立つ災害情報や、その伝達・受容のあり方などを調査・研究し、その成果を社会に提言することを目的に、1999年4月に設立。
◆「廣井賞」について:日本災害情報学会では、故廣井脩初代会長(前東京大学大学院教授)の志を継ぐ記念事業として、災害情報の分野で功績のあった個人・団体を表彰する「廣井賞」の授与を行っています。
(※3) 『サロン・ド・防災』:(日曜AM9:40~AM10:00) 2004年1月よりオンエアを開始。番組内容は地域住民だけではなく、イッツコムのWEBを通じて全国で共有することが出来るなど、地域発全国向けの情報発信を行っております。
【パーソナリティ】森山 真由美(WEB:https://www.itscom.co.jp/safety/interview/)
【参考資料】
日本災害情報学会が主催する「2010年廣井賞(社会的功績分野)」受賞に伴い、2010年10月23日(土)に関西大学で行われる受賞式に、横浜コミュニティ放送(株)取締役市来利之(イッツコム代表取締役社長)ならびに番組のプロデュースを担当してきた東急電鉄(株)都市生活創造本部主査の寿乃田正人が出席し、賞状と盾を賜ります。また、受賞記念講演は寿乃田正人が発表いたします。
日時 | 2010年10月23日(土) 14:15~15:40 |
場所 | 関西大学 高槻ミューズキャンパス ミューズホール |
関連URL | http://www.jasdis.gr.jp/ |
2010年度廣井賞 | 社会的功績分野: ・横浜コミュニティ放送株式会社(FMサルース) ・長岡移動電話システム(FMながおか) 学術的功績分野: ・北原糸子教授 |