イッツ・コミュニケーションズとONEエネルギーが業務提携
通信事業者で初、家庭用蓄電システムのレンタルサービスの取り扱いを開始

イッツ・コミュニケーションズ株式会社
ONEエネルギー株式会社

イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区 社長:市来利之、以下、イッツコム)とONEエネルギー株式会社(本社:東京都港区 社長:小島一雄、以下、ONEエネルギー)※1は、このたびONEエネルギーが手がける家庭用蓄電システムのレンタルサービス(以下、本サービス)の販売について業務提携しましたのでお知らせします。

9月1日からイッツコムの営業ネットワークを活用し、東急線沿線を中心とした地域の一戸建て住宅にお住まいのお客さまに対して本サービスの取り扱いを開始し、蓄電池の普及を図ります。イッツコムは、蓄電システムのレンタルサービスを取り扱うのは初めての通信事業者となります。

イッツコムは、東日本大震災以降のエネルギーに関する意識の高まりを受けて、これまでに太陽光発電システムの販売(2013年1月開始)や、横浜市と東京急行電鉄が展開中の「次世代郊外まちづくり」における「スマートコミュニティ推進部会※2」への参画など、エネルギーに関する取り組みを積極的に実施しています。

ONEエネルギーが手がけるエネルギーサービス事業は、蓄電池と最適な電力使用方法をナビゲートするアプリケーションをクラウドデータ連携により組み合わせ、システム一式をレンタルでご提供する国内初のサービスです。本年6月のサービス開始以降、約1,000件のお申し込みをいただいており、エネルギーの利用や節電に対する意識や、非常時の備えへの関心が高まっています。これまでに先行して本サービスを導入したモニター家庭では、前年同月の電気利用料金と比べて月額3,000円から6,000円程度の削減効果が得られています※3。

本サービスのレンタル料金は、基本月額4,900円(税別)で、東京都内に設置する場合は東京都制定の補助金受給対象となるため、月額2,900円(税別)でご利用いただけます※4。設置に伴う初期費用や維持費用のご負担なく、導入が可能です※5。

また、電力の見える化や節電意識を向上させるアプリケーション、蓄電容量が保証性能を下回った場合の交換保証、クラウド上で蓄電システムを遠隔監視する保守点検を付帯サービスとしてご利用いただけます。さらに、イッツコムが本年1月に販売を開始した太陽光発電システムと組み合わせた場合、より高い相乗効果が見込めるため※6、新たにパッケージプランもご提供します。

両社は、イッツコムが有する東急線沿線を中心としたサービスエリア内における地域密着の販売網と、ONEエネルギーの家庭用蓄電池を軸とした付加価値の高いサービスを融合し、お客様にとってより豊かで快適な生活をサポートしてまいります。

※1) オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上亮)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、社長:遠藤信博)、株式会社エプコ(本社:東京都足立区、CEO:岩崎辰之)の3社が共同で2013年3月に設立し、国内初の家庭用蓄電システムのレンタルサービス事業を展開しています。
※2) 横浜市と東京急行電鉄が2012年4月に締結した協定に基づき、快適かつ省エネルギーな街づくりを目指し、既成市街地における生活者中心のスマートコミュニティ化を目的とした取り組みの一つとしてイッツコムを含む民間企業などと共同で設置した部会です。
※3) モニター世帯の事例であり、季節や、各ご家庭の生活スタイル、電灯契約の内容、節電行動によって削減される価格は変わります。
※4) 東京都制定の補助金要件(HEMSの取り付け等)を満たす必要があります。
※5) お客さまのご要望で特殊な配線工事が必要なケースなど、所定の範囲を超えるものについては追加料金が発生します。
※6) 太陽光発電システムとの連携機能が搭載されており、「経済モード」では発電した余剰電力を無駄なく売電することができます。その他、余剰電力を蓄電し自家消費する「グリーンモード」も選択できます。

家庭用蓄電池システムレンタルサービスの概要

提供製品 NEC製 リチウムイオン蓄電池(5.53kWh)

リチウムイオン蓄電池
寸法:980×310×1065mm

料金

ベースプラン:月額4,900円(税込み5,145円)
東京都限定プラン:月額2,900円(税込み3,045円)

※ 設置に係る初期費用と維持費は必要ありませんが、撤去費用はお客様負担となります。(運送実費、上限あり。契約期間終了後の新規契約で 減免措置あり。)
※ 東京都限定料金はHEMS 設置等東京都の補助金受給条件を満たすことが条件です。

契約期間 10年間(途中解約はできません。また、契約期間終了後の継続利用はできません。)
導入効果
  • 非常時の電源確保(停電時の予備電源として利用可能)
  • 電気代の節約(安価な深夜電力を蓄えて昼間に利用することによる電気代金の削減)
  • 電力の見える化による、日々の節電促進
付帯サービス
  1. 電力の見える化や節電意識を向上するアプリケーション「ぴぴパッ!」
  2. 蓄電容量が保証性能を下回った場合の交換保証
  3. クラウド上で蓄電システムの監視をすることによる保守点検サービス

アプリケーション「ぴぴパッ!」画面イメージ

  • タブレット、パソコン、スマートフォン画面イメージ
  • スマートフォン画面イメージ