BCAOアワード2017
事業継続部門「人づくり・訓練賞」、「企業防災賞」受賞のお知らせ

~AETE導入による事業継続向上への取り組みおよび、業界・地域のレジリエンス力・防災力向上にむけた取り組み~

イッツ・コミュニケーションズ株式会社

イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:世田谷区、社長:嶋田 創 以下、イッツコム)は、 特定非営利活動法人事業継続推進機構が主催するBCAOアワード2017(※1)において、「人づくり・訓練賞」および、「企業防災賞」(事業継続部門)(※2)を受賞いたしましたことをお知らせいたします。

第9回(2014年)では「大賞」(事業継続部門)、第10回(2015年)では「人づくり・訓練賞」(事業継続部門)を受賞しており、今回で3回目の受賞となります。

選考において重視いただいた点(特定非営利活動法人事業継続推進機構の発表資料より)

イッツコムは、BCM(※3)のPDCAの実践の中で、Planの「BCP見直し」だけでなく、Doの「教育・訓練」にも力を注ぎ、「AETEサイクル」(※4)を導入して“実効的なBCP”の実現を図っている。また、「想定外のことを想定」をベースに「自ら考え臨機応変に行動する力」を必須とし、演習を重視して社員全員が受講。「BCが文化・風土として定着している企業」というゴールに向かって活動を推進している。ケーブルテレビ業界向けBCPガイド策定へ貢献、地域防災CERT訓練(※5)の推進、行政・自治会主催の防災訓練や関連イベントへの参加、防災関連サービスの提供など、業界や地域への貢献も評価される。

イッツコムは、東急線沿線を中心としたサービスエリアにお住まいのお客さまに、テレビ・インターネット・電話などの情報通信サービスを提供する地域のインフラ事業者として、自然災害、疫病・伝染病、情報セキュリティ問題など個別の事象を対象とせず、事業を脅かすすべての事象に適応できる事業継続力の強化を図っており、今後も事業継続力の向上に邁進していきます。

以上

※1 日本での事業継続(Business Continuity 以下BCと略す)普及に資するため、BCの普及に貢献もしくは実践した個人および団体への表彰です。本アワードは2006年度に創設され、今回が12回目の表彰となります。(www.bcao.org/
※2 「人づくり・訓練賞」は、BCのための人づくり、訓練の手法の紹介や実践事例で優れた内容を有している団体に贈られる賞です。「企業防災賞」は、企業や企業を中心とする地域の防災への取り組みで有益な活動をした団体に贈られる賞です。
※3 Business Continuity Managementの略。組織への潜在的な脅威、およびそれが顕在化した場合に引き起こされる可能性がある事業活動への影響を特定し、主要なステークホルダの利益、組織の評判、ブランド、および価値創造の活動を保護する効果的な対応のための能力を備え、組織のレジリエンスを構築するための枠組みを提供する包括的なマネジメントプロセス。
※4 PDCAのDoフェーズを更にAwareness(気づき)—Education(教育)—Training(研修)—Exercise(演習)に細分化し回していくこと。
※5 Community Emergency Response TeamsCommunityの略。災害現場で求められる医療前に実施する共助による救出・救護・搬送の実践的な体験訓練。