イッツ・コミュニケーションズ株式会社
イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区 社長:嶋田創 以下、イッツコム)は、一般社団法人防災安全協会制定「防災製品大賞©2018」(※1)の「防災製品部門」において、イッツコムが開発した防災情報と生活情報の配信サービス「テレビ・プッシュ」(※2)が金賞を受賞いたしましたことをお知らせいたします。
昨年は防災製品大賞「新製品・開発部門」で金賞を受賞しており、2年連続の受賞となります。
「テレビ・プッシュ」は、自治体の緊急情報(避難勧告など)やLアラート、国民保護情報(Jアラート)が発令された場合、専用端末に搭載されたスピーカーの「音/音声」とLEDランプの「光」による通知と共に、自宅のテレビを自動で起動させ、テレビ画面の「文字」と「画像」で情報を通知する機能を搭載した防災・生活情報の配信サービスです。
今回は、昨年の受賞後も積極的に全国のケーブルテレビ局と一緒に提供先自治体(行政区)を増やしているほか、新たに双方向機能を搭載するなどの技術向上に取り組んでいる実績が評価されました。
日本各地で自然災害に見舞われている昨今ですが、イッツコムは今後も全国の自治体や、各地のケーブルテレビ局と連携し、情報配信サービス「テレビ・プッシュ」を広く活用していただけるよう取り組んでまいります。
なお、受賞した「テレビ・プッシュ」は、10月10日(水)~10月12日(金)に東京ビッグサイトで開催される危機管理産業展2018において、一般社団法人 防災安全協会のブースに展示されます。
以上
※1. 災害時に役立つ製品の普及を図りさらに優れた製品を顕彰することを目的として、一般社団法人 防災安全協会が2017年に日本で初めて創設しました。2018年は全国60社よりエントリーされた72品目の防災製品の中から、最終審査委員会の厳正なる審査により、防災製品部門、災害食・非常食部門、復興支援部門、新製品・開発部門の各部門の金・銀・銅3賞および特別賞を決定するものです。
※2. インターネットに接続された専用(IP-STB)端末をテレビにつなぐだけで、緊急地震速報、災害気象情報等の各種緊急情報に加え、避難情報や河川ライブ、カメラ画像等の自治体と連携した防災・災害情報や各種生活情報等をお知らせするサービスです。これらの情報は専用端末搭載LEDランプの光と、スピーカーの音声、テレビ画面にプッシュ配信され、緊急度が高い情報の場合は、テレビが消えていてもテレビの電源を自動的に立ち上げ、また、テレビや録画番組視聴時には、画面を自動的に切り替えてお知らせします。
サービス概要
- 自治体の緊急情報(避難勧告、避難指示等)、Lアラート等の「防災情報」や熱中症、ゲリラ豪雨などの「生活情報」を自宅のテレビに伝達するサービスです。
- 総務省消防庁発行の「災害情報伝達手段の整備等に関する手引き(平成28年3月版)」に掲載されている防災情報伝達手段の1種です。
情報伝達方法
以下4つの情報伝達方法があります。
①テレビ画面に「文字」で通知
②テレビ画面に「画像」で通知
③専用端末 内蔵スピーカーから「音」で通知
④専用端末搭載 LEDから「光」で通知
主な配信情報
- 自治体情報:緊急情報(避難勧告、避難指示、避難解除、避難所開設)、防災行政無線、火災情報、 ダム放流情報、行方不明者情報、行政イベント情報 など
- Lアラート:緊急・防災情報、国民保護情報 など
- 防犯情報:不審者情報、事件・事故情報 など
- 生活情報:熱中症、ゲリラ豪雨、朝のお知らせ、電車運行情報、ゴミ情報(収集日・分別情報)、光化学スモッグ など
- 気象情報:天気予報、気象警報(特別警報、警報、注意報)、PM2.5、花粉情報、雨雲レーダー、河川映像 など
カスタマイズ機能(一部)
- グルーピング機能:危険地域(土砂災害、河川氾濫、津波浸水)の住民へ特別な情報を配信する。
- 双方向機能:自治体が配信した情報を住民が確認したか否かを把握する。
- 回覧板機能:自治会長やマンション管理人が任意の情報を特定の端末に配信する。
- アルバム機能:家族や親戚がTVに写真を送信する。