イッツ・コミュニケーションズ株式会社
日立国際電気株式会社
ヒビノ株式会社
東京証券取引所のマーケットセンターに リング状の大型LED「チッカー」を納入
~フルカラー高精彩LEDチッカーへと生まれ変わった東京マーケットの象徴~
株式会社日立国際電気(本社:東京都港区 代表取締役 社長執行役員 佐久間 嘉一郎/以下、日立国際電気)は、株式会社東京証券取引所の東証Arrowsマーケットセンター内に設置されていたリング状の大型LED表示「チッカー」を高品質・高精彩LED素子に一新したシステムを納入。2021年7月20日より運用が開始されました。
「チッカー」は、マーケットセンターのガラスシリンダー上部に円周約50mの内外周両面の円形大型LED表示システムです。従来の3色文字表示の電光掲示板から、豊かな色彩表現を可能とするフルカラーLEDの「チッカー」へと生まれ変わり、立体的な巨大サイネージは鮮やかで視認性の高い映像表現と、新たな空間演出を実現します。
今回、採用したヒビノ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野晃久)が製造する高品質・高精彩LEDディスプレイ・システムの「ChromaLED」シリーズは、LED素子から制御インターフェース、LEDプロセッサーまですべてが国産のハイエンドモデルです。世界最高水準の映像品質と信頼性により、著名ブランドショップ、自動車メーカーのショールーム、放送局等でも採用され、国内外で高い評価を得ております。報道機関によってその姿が世界に発信される東京マーケットの顔として、高い画質と安定性に加え再撮に優れた性能を評価いただきました。
さらにフルカラー化に伴い、イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:嶋田創)と協業してメインコンテンツである株価情報表示(スクロール表示)を滑らかで美しい表示するため独自のソフトウェアを納入し、残像のない視認性に優れた高品質な描写を実現しております。
また、設置環境に合わせた精密な設計と施工技術により精度の高い滑らかな完全リング型を実現しました。内外周両面の完全リング型フルカラー大型LEDチッカーの施設への納入は日本初となります。
動画視聴URL⇒ https://youtu.be/ywA76t1t0As
■納入概要
顧客 |
株式会社東京証券取引所 |
設置場所 |
東京都中央区日本橋兜町2-1 東証Arrows |
元請会社 |
株式会社日立国際電気 |
<リング状大型LEDチッカー>
製品名 |
チッカーシステム |
画面サイズ 及び面積 |
外周:全幅53,376mm×高さ384mm(20.5㎡) 内周:全幅46,848mm×高さ384mm(17.99㎡) |
画素ピッチ |
6.0mm |
最大輝度 |
2,000cd/㎡ |
使用プロセッサー |
HLC-2K |
イッツコム単体配信 ニュースレター「フルカラーのサイネージアニメーションを企画・制作」
イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:嶋田創 以下、イッツコム)は、東京証券取引所リング状大型LED「チッカー」に表示するフルカラーのサイネージアニメーションを企画・制作しました。7月20日より放映開始いたします。
東急グループのイッツコムは、渋谷ヒカリエ(東急グループの複合商業施設)の地下エントランス空間に設けられた大型LEDリングサイネージのコンテンツ運用等を行っており、そのスキルをこの東京証券取引所リング状の大型LED「チッカー」にも活用しています。
今回導入したフルカラーシステムの利点と大きなリングの形状を活かし制作したアニメーションは、以下の3つのコンテンツを放映いたします。
■ JPX(日本取引所グループ)ロゴバージョン [60秒]
日々めまぐるしく複雑に動く経済状況を、帯の動きでイメージしました。帯の動きは、未来にむけて持続的な発展を図る豊かな社会を想起させ、JPXのロゴに集約します。
■ JPXの歴史バージョン [60秒]
日本の経済の中心に常にJPXがあります。
下記のメッセージとともに古い年代から現代までの写真と映像が次々と登場してきます。
ここには、歴史がある。
ここには、熱量がある。
ここには、物語がある。
経済が動く。
経済っていきものだ。
さぁ経済を体感しよう。
■ 街並みバージョン [60秒]
24時間、春夏秋冬、日本の経済を支えていることを街並みのデザインを使って表現しています。
新しくなったディスプレイの性能をより発揮できるようにカラフルかつ程よいデフォルメ感の街並みをデザインしています。