世田谷区と「地域BWA」の活用に関する協定を締結

イッツ・コミュニケーションズ株式会社

 イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:嶋田創 以下、イッツコム)は、世田谷区(区長:保坂展人)と株式会社ジェイコム東京(本社:東京都練馬区 代表取締役社長:足立好久 以下、J:COM)3者による「地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA1)の活用に関する協定」を2021年8月19日に締結致しました。

イッツコムは、2016年3月に関東総合通信局から東京都渋谷区の地域BWA免許を取得し、以降、東京都大田区、品川区、神奈川県川崎市(5)や横浜市(7)でも免許を取得、世田谷区では2020年3月に取得し、地域BWAの無線局免許エリアを拡大してまいりました。

 

イッツコムは世田谷区およびJ:COMと連携し、地域BWAの活用により災害時や平常時に使用できる質の高い通信サービスの実現と地域の公共の福祉の増進に資することを目的とし、この度、協定締結に至りました。

 


以上

*1     「地域BWABroadband Wireless Access)」とは、2,575~2,595MHzの周波数帯域を活用し、地域の防災活動への活用や地域の公共サービスの向上等、公共の福祉の増進に寄与することを目的とした無線通信です。2014年10月に総務省の制度改正により、従来のWiMAX方式に加え、WiMAXR2.1 AE方式とAXGP方式が利用可能となり、高速データ通信が可能となりました。

 ■地域BWAの活用例

1.     自治体職員や緊急医療救護所向けに地域BWAサービスを提供し、災害時の情報伝達手段を整備

2.    災害時に自治体がコミュニティFM局を通じて情報発信を行う際、通常の通信回線の代替えとして地域BWAサービスを提供

3.    各地区の避難所に地域BWAサービスを整備し、災害時に避難者がインターネット接続できる環境を整備

 

■地域BWA免許取得エリア(20218月時点) 

・東京都渋谷区   20163月)

・神奈川県川崎市 (20168月)

・東京都大田区   201610月)

・神奈川県横浜市  201611月)

・東京都品川区   20173月)

・東京都世田谷区  20203月) 

 

イッツコムサービスエリアをはじめ、東急線沿線を中心に地域BWA提供エリアの順次拡大を検討しております。