ディスカバリーチャンネルとの連携で
体験型宇宙イベント『スペースラボ』

宇宙の学びを子どもたちに

 [2023.11.2]
 未来に活躍する子どもたちに届ける体験型宇宙イベント『スペースラボ』を9月30日、早稲田大学 西早稲田キャンパスにて開催、多くの親子が参加しました。
 イッツコムのテレビサービス121chでご覧いただけるディスカバリーチャンネルは、宇宙、科学、テクノロジーなど様々なジャンルで上質な番組を放送する世界最大級のドキュメンタリーチャンネルです。『スペースラボ』は、主催はディスカバリージャパン、共催をJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)で、イッツコムも協力して開催しました。

  • 受付の様子
 会場には、一般公募の参加者のみなさんとともに、イッツコムを通じてご応募いただき当選された子どもたち(対象:小学3~6年生)も参加し、多くの親子で大教室の席が埋められました。
 まず第1部はJAXAの職員 新舘恭嗣(しんたて きょうじ)さんによる講義からスタート。新舘さんは第一宇宙技術部門に所属しており、人工衛星の開発・利用に関する業務にあたられています。講義では、人工衛星の仕組みや生活との関わりなどについて子どもたちにも分かりやすく説明していただきました。
  • 多くの参加者が席を埋めた大教室
  • 講師のJAXA 新舘恭嗣さん
 講義の中では「スターシェード」のたたみ方を体験するワークショップも行われました。スターシェードは、宇宙望遠鏡で恒星に近い場所を見ることが出来るよう恒星の光を遮る傘のような形状の装置で、ロケットの先端部分にコンパクトに折りたたんで運び、宇宙で展開させて使います。
 子どもたちは、曲線に沿って折り目を付けるのに苦労しながらも、各々スターシェードの模型を完成させ、機能的に小さくたためることを体験していました。
  • スターシェードのたたみ方を体験
  • 上手に折ると、開閉スムーズにコンパクトに!
 第2部では、協賛企業である株式会社ヤクルト本社の太田 俊久(おおた としひさ)さん登壇によるプログラムがありました。ヤクルトは宇宙空間での腸内環境について、JAXAとともに宇宙医学の研究を進めています。国際宇宙ステーションでの実験などの話の後、腸内環境に悪影響を与えるストレスを体験するため、宇宙飛行士選抜試験でも使用されたことのある「ホワイトパズル」に子どもたちがチャレンジしました。
  • 株式会社ヤクルト本社 太田俊久さん
  • ホワイトパズルにチャレンジ!
早稲田大学 宇宙探査ロボティクス研究所 宮下朋之教授(実物の小型人工衛星を持って)

 第3部では、会場となった早稲田大学の宇宙探査ロボティクス研究所の宮下朋之(みやした ともゆき)教授による講義も行われ、先ほど体験したスターシェードの模型は大学生たちが数式を用いて導き出した曲線であることなどの説明があり、大学での講義の一端を体験することができました。

 参加者からは、「人工衛星がいつもの生活に使われていることがわかり、興味が持てた」「宇宙では腸内環境を整えることが大事というのがよくわかった」「あんなに小さな人工衛星があるとは知らなくて驚いた」などの声があり、有意義な時間となったようです。
 また、保護者からは「イッツコムからのお知らせを見かけて応募して良かった。子どもはもちろん大人にとっても大変面白い内容だった。今後も色々企画して欲しい。」との声もいただきました。

担当者の想い ———————————

渡邉早貴 / 赤司満男 / 落合瑛理子

赤司満男・渡邉早貴(メディア事業部 企画広告チーム)
落合瑛理子(メディア事業部 編成マーケティングチーム)


赤司「ディスカバリーチャンネルさんとはこれまでにも様々なイベントを行っており、参加者のみなさまから大変好評をいただいています。
 今後も、イッツコムでは、テレビサービスやインターネットサービスに関連し、お客さまに特別な時間をお楽しみいただけるよう、様々な取り組みを進めてまいります。
 ご加入者さま向けイベントのご案内は、イッツコムWEBサイトの[プレゼント・キャンペーン]の欄でも発信してまいります。是非ご覧ください。」

* イッツコムWEBサイト https://www.itscom.co.jp/