市民・行政・関係機関が連携
令和8年度 横浜市総合防災訓練を生中継

地域の防災を支える連携の現場を伝える

 [2026.10.14]

 2026年10月4日(日)、横浜市都筑区の荏田南中学校で「令和8年度 横浜市総合防災訓練」が開催されました。横浜市総合防災訓練は、市民・行政・関係機関が連携して毎年1回実施されている大規模訓練です。今年も、約2,000人が参加し、実践的な訓練を通じて災害対応力の強化を図りました。
 イッツコムチャンネルでは訓練の全体像を伝える特別番組として2時間15分にわたり生中継し、会場の緊張感や各機関の連携の様子をリアルタイムでお届けしました。

 訓練は、相模湾を震源とするマグニチュード8.1クラスの地震が発生し、横浜市内で最大震度7を観測したとの想定で行われました。家屋の倒壊や道路の損壊、大規模火災が発生するとともに、電気・上下水道・ガスなどライフライン施設にも大きな被害が生じているという状況を想定し、関係機関が連携して対応にあたりました。
 はじめに行われたのは住民避難訓練です。自治会や地域住民の方々が参加し、避難行動や初期消火活動を実践。災害発生直後に地域で助け合う「共助」の重要性を再確認しました。
 続いて、緊急車両の通行を確保するための道路啓開訓練を実施。建設事業者の協力のもと、道路上の瓦礫や障害物を除去し、救助・救援活動のためのルート確保が行われました。
  • 自治会の住民による初期消火訓練
  • 倒木などを除去し、緊急車両の通行を確保
 続いて行われたライフライン復旧訓練では、地震の影響によりガス漏えいや停電、水道管の破裂、下水道管の閉塞が発生したとの想定のもと、横浜市水道局等の行政と各事業者が連携し、迅速な復旧活動を実施しました。
  • 水道管破損への対応訓練
  • 電力事業者の高所作業車
 消防、警察、医療機関による救助訓練では、事故車両や倒壊建物に取り残された要救助者の救出活動が行われました。特殊な救助資機材を活用しながら次々と救出を進める様子は迫力があり、来場した地域住民のみなさんも真剣な表情で見守っていました。
 ほかにも、会場ではさまざまな訓練や取り組みが行われました。日本赤十字社をはじめとする医療機関による救護訓練、災害救助犬による捜索活動、さらに、地域住民による訓練として、自治会長を中心に支援物資の受け入れ・運搬訓練も実施。それぞれの立場で災害に備える取り組みが行われ、地域全体で防災力を高める重要性を改めて感じる機会となりました。
  • 神奈川県警察 広域緊急援助隊 特別救助班 「P-REX」による事故車両からの救出
  • 横浜市消防局 特別高度救助部隊 「スーパーレンジャー(SR)」による倒壊建物からの救出
  • 医療機関による救護訓練
  • 災害救助犬による要救助者の捜索活動
  • 地域防災拠点での支援物資受け入れ
 また、隣接する牛ケ谷公園には展示・体験エリアが設けられました。防災を身近に学べるさまざまなブースが出展され、来場者は実際に体験しながら災害への備えについて理解を深めていました。展示・体験エリアの様子は、イッツコムの地域情報番組「イッツコム地モトNEWS」で取材し放送しました。
  • 展示・体験エリア
  • さまざまなブースが出展
  • 避難所での生活環境を整えるTKB(トイレ・キッチン・ベッド)
 災害への備えは、行政や関係機関だけでなく、地域に暮らす一人ひとりの意識と行動によって支えられています。今回の訓練は、そうした「地域の防災力」を改めて考える機会となりました。
 イッツコムはこれからも、地域の安心・安全を支える取り組みを発信し、皆さまとともに防災・減災について考えるきっかけを届けてまいります。


 特別番組『令和8年度 横浜市総合防災訓練 生中継』は、イッツコム公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ配信しています。ぜひご覧ください。
 https://youtu.be/JGQ_CaXmzuI?si=2SYaHmeMHkCj8e2F