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Googleフォトのストレージ容量が足りない!サービス乗り換えのススメ

Googleフォトは容量無制限で写真や動画を保存できる便利なサービスでしたが、現在は容量制限が厳しくなっています。Googleフォトのストレージ容量が不足しがちで、解決策を探している方もいるのではないでしょうか。

GoogleフォトとGoogle Oneの関係や、法人のファイル保存・共有に最適なクラウド型サービスを知ることで、サービスの乗り換えを具体的に検討できます。容量無制限のクラウドストレージ「Box」にも目を向け、情報資産を快適に運用しましょう。

そこでこの記事では、Googleフォトの容量制限やGoogle Oneの概要、サービス乗り換えや法人利用に最適なクラウドストレージについてご紹介します。

ストレージ容量制限が厳しい?Googleフォトとは


現在Googleフォトは容量無制限ではなくなっています。Googleのクラウドストレージは個人利用を想定しており、大量のファイルを扱う法人利用には向きません。まずはGoogleフォトの制限やセキュリティ上の注意点を見ていきましょう。

個人利用で人気の高いGoogleフォト

Googleフォトとは、写真や動画の保存・管理・共有に特化した、Googleのストレージサービスです。個人利用を前提としたサービスで、Googleアカウントさえあれば誰でも簡単に利用できます。

スマホで撮影した写真や動画の自動的な同期や、保存写真を素材とした音楽付きムービーの作成など、日常の思い出作りに役立つ機能が魅力です。

無料プランのストレージ容量は15GB

Googleフォトはストレージ容量が無制限、つまり「全ての写真・動画をクラウド保存できる」ことも大きな魅力のひとつでした。しかし2021年6月以降、無料プランで利用できるストレージ容量は15GBまでとなっています。これは同じGoogleアカウントで利用しているGmail・Googleフォト・Googleドライブあわせて15GBまでということです。

GmailやGoogleドライブも利用している場合、Googleフォトで利用できるストレージ容量はさらに少なくなります。容量を増やしたい場合、有料のサブスクリプションサービスを購入することが必要です。

データが保存できない・消える恐れも

Googleアカウントの保存データが15GBを超過すると、それ以上の写真や動画は保存できなくなります。Gmailでメールを受信していつの間にか容量上限に達していたという状況もあり得るでしょう。

なお保存容量を超えた期間が2年以上になったり、2年以上Gmail・Googleフォト・Googleドライブを利用しなかったりすると、Googleからの通知後にデータが削除される恐れもあります。

セキュリティレベルも注意点

GoogleフォトはGoogleアカウントに紐づくサービスで、Gmailのアカウント情報だけでログインできます。この仕組みにより、メールアドレスとパスワードが流出しただけで、写真や動画のデータが漏えいする恐れもあるのは注意点です。誰でも簡単に使える利便性がある反面、セキュリティリスクに懸念があります。

有料プラン「Google One」とは?


Gmail・Googleフォト・Googleドライブの3種類のサービスはストレージ容量を共有しています。追加で容量を増やしたい際は「Google One」というサービスを購入する仕組みです。ここでは、Google Oneのサービス内容を見ていきましょう。

Google Oneはストレージ容量のサブスク

無料プランの15GBからストレージ容量を増やしたい場合、有料サービスの「Google One」を契約します。Google Oneとは、Gmail・Googleフォト・Googleドライブで利用するストレージ容量を提供するサブスクリプション型サービスです。月額料金を支払い、契約中に利用できるストレージ容量を100GB以上にできます。

「容量上限を引き上げる」仕組みの注意点

Google Oneのストレージ容量は、無料分に追加で購入するシステムではありません。容量上限は選択したプランの設定値に置き換えられます。

例えば100GBのプランを購入した場合、「15GB+100GB=115GB」とはなりません。ストレージ容量の上限が100GBに引き上げられるため、無料分の15GBを差し引きして考えると、実質85GBを追加で利用できるようになる仕組みです。

Google Oneに容量無制限のプランはない

Google Oneの主なプランは以下の通りです。

・100GB:月額250円/年額2,500円
・200GB:月額380円/年額3,800円
・2TB:月額1,300円/年額1万3,000円 (全て税込表記)

さらに5TB・10TB・20TB・30TBのプランもありますが、容量無制限のプランはありません。

ストレージ容量を気にせずGoogleフォトを使う方法


ストレージ容量を気にせずGoogleフォトを使うには、追加容量を購入することや、別アカウントを取得する方法が考えられます。しかしいずれも個人利用なら考えられるという方法で、法人利用ならストレージサービスの乗り換えがおすすめです。

追加容量を購入する

ストレージ容量を気にせずGoogleフォトを使う方法のひとつは、必要なだけGoogle Oneの追加容量を購入することです。15GBを超えそうなら100GB、100GBを超えそうなら200GBのプランを購入します。

ただし、容量が多いほど月当たりの支払額も大きくなるのは注意点です。支払額を抑えようとしてプランをダウングレードする際、容量不足になるなら、保存した写真や動画を削除する必要があります。

別アカウントを取得する

ストレージ容量を気にせずにGoogleフォトを使うには、別のGoogleアカウントを取得する方法もあります。ストレージ容量はGoogleアカウントと紐づいているため、別アカウントの無料分も使用し、メインアカウントと併用するという発想です。

「パートナーとの共有」機能を使えば、メインアカウントから別アカウントの写真・動画にアクセスできます。ただし無料分は15GBなので、大量の写真・動画を管理する際には利便性・検索性が落ち、現実的な方法ではありません。

ストレージサービスを乗り換える

15GBの容量制限に不満があれば、ストレージサービスの乗り換えも視野に入れましょう。複数アカウントを使い分けるよりはるかに現実的な選択肢です。サービスによっては写真・動画だけでなくあらゆるファイルが容量無制限のものもあります。

特にビジネスユースの場合、ファイル管理・共有の利便性やセキュリティレベルが高いサービスに乗り換えることは重要です。

Googleフォトの代わりのサービスに乗り換える際の注意点


Googleフォトからクラウドストレージへの乗り換え時に注意したいのは、容量無制限のクラウドストレージはごく少数であることや、容量に応じて料金増となるクラウドストレージが多数であることです。またセキュリティレベルが低いサービスも存在します。

容量無制限のクラウドストレージはごく少数

Googleフォトは写真・動画に限り容量無制限のサービスでした。現在は無料プランで15GBまでしか保存できず、容量無制限のプランはありません。

乗り換え先として選択肢に入れたいサービスは、写真・動画だけでなく、文書ファイルなども管理できるクラウドストレージです。しかし多くのクラウドストレージサービスは容量制限が厳しく、容量無制限のサービスはごく少数となっています。

容量に応じて料金増となるクラウドストレージが多数

多くのクラウドストレージサービスの課金方式は、ストレージ容量によって金額が上下するサブスクリプション型です。無料プランで数GBや数十GB程度、これでは日々取り扱いデータが多くなるビジネスユースには対応できません。

有料プランはストレージ容量を増やすほど高額になるため、ビジネスが拡大し、データが増えるに従いコスト増となります。

セキュリティレベルが低いサービスも

クラウドストレージのセキュリティレベルは、サービスによってさまざまです。多くのサービスは個人利用も想定しており、高度なセキュリティよりも操作の分かりやすさや利便性を重視しています。

このためID・パスワードだけで認証を突破できてしまったり、ウイルス対策や暗号化レベルが貧弱であったりするサービスは珍しくありません。特にビジネスユースなら、情報資産を守り、事業継続性を担保するためのセキュリティは重要です。

法人利用で写真や動画を管理するなら「Box」がおすすめ


Googleフォトからの乗り換えはクラウドストレージが候補です。しかし容量無制限のサービスはごく限定的で、セキュリティレベルに懸念のあるものも珍しくありません。

そこで導入したいのが、世界最高峰のセキュリティレベルを誇る「Box」です。法人向けに開発されたBoxは、政府機関・金融機関・医療機関など、高度なセキュリティが求められる多くの組織で採用されています。

全ての有料プランはストレージ容量が無制限であることも大きな利点です。個人向けも想定したサービスを使うのではなく、法人利用に最適化されたサービスに乗り換えることをおすすめします。

容量無制限!クラウド上に安全に一元管理

Boxは、写真や動画だけでなく文書などあらゆるファイルを安全なクラウド上で一元管理できます。また、容量不足の悩みとは無縁です。社外ユーザーとも安全にファイル共有できる上、オンライン共同編集にも対応しています。

アクセスログと操作ログの確認でよりセキュリティを強固に

Boxは70種類以上の監査ログを記録し、管理者権限のあるユーザーは管理コンソールからBox上の変化を詳細に把握できます。記録されるログは、ログイン失敗や招待の拒否、ファイルのプレビュー・コピー・編集・ダウンロードなどです。

これらのログはリアルタイムで確認できる他、日付やユーザーで絞り込み・並べ替えし、エクスポートもできます。誰がいつどのようなアクションを行ったかを完全に把握できるため、不審な挙動やポリシー違反を察知し、情報資産を安全に運用できるのも利点です。

Googleフォトからの乗り換えに最適なサービスならイッツコム!


「Box」の日本語サポートを受けるには国内の代理店と契約することが必要ですが、
イッツコムなら日本語での電話サポートや経験豊富なスタッフによる導入支援や各種マニュアルも充実しています。導入後の電話・メールサポートの利用回数は無制限です。操作方法・製品仕様の問い合わせや不具合・トラブル対応、利用状況レポートやトレーニング・セミナー・新機能紹介などのサービスを無制限に利用できます。

導入時に不安があれば、有償の導入支援・データ移行サービスも利用可能です。豊富な導入・運用実績を元に、Box利用をワンストップでサポートします。

まとめ


Googleフォトは容量制限が厳しく、容量を増やすほど月額料金が高額になる上、容量無制限のプランもありません。Boxなら全ての有料プランが容量無制限で、ファイル保存・共有の利便性や安全性も抜群です。ビジネスユースなら、コラボレーションにも活用できる容量無制限・高セキュアなクラウドストレージに乗り換えましょう。

イッツコムは日本語サポート込みのBoxを提供しています。ファイル保存・共有の仕組みを改善するなら、ビジネスユースに最適なクラウド型サービスでサポートできるイッツコムにご相談ください。