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法人用Wi-Fiを導入するメリットは何?見逃せないチェックポイントも紹介

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

「法人用のWi-Fiサービスがあると聞いて気になっている」
「オフィスにWi-Fi環境を整備して業務環境を改革したい」

読者の中には、このように思っている方もいませんか?世の中には企業や店舗で使うことを前提とした「法人用のWi-Fi接続サービス」があり、用途によってはこちらを導入すると業務環境がもっと快適・便利になります。

そこで、今回は法人用Wi-Fiを導入するメリット・デメリットなどをチェックしていきましょう。後ほどイッツコムが提供中のサービスについても解説しますので、ぜひ参考にされてくださいね。

法人用Wi-Fiを大きく分けると2種類

法人用Wi-Fiを大きく2つに分けると「公衆Wi-Fi」と「オフィスWi-Fi」の2種類があります。それぞれ最適な用途が異なるので、どんな目的で導入するのかハッキリさせてからサービスを選びましょう。

公衆Wi-FiとオフィスWi-Fiの違いを詳しく知りたい方は、これからご紹介するポイントを一通りチェックすることをおすすめします。

カフェやレストランで使われる「公衆Wi-Fi」

公衆Wi-Fiはカフェやレストラン、小売店などに設置して来店客が使うことを目的とするものです。「Free Wi-Fi」と書かれたステッカーが店頭に貼ってあるのを見たことがある方もいませんか?

そのような店舗で使われているのが公衆Wi-Fiで、来店客は誰でも利用できます。Wi-Fiがあることを宣伝材料に使い、集客力が向上するのがメリットですよ。

社員向けの「オフィスWi-Fi」

オフィスWi-Fiは社員が使うことを前提としてオフィスに導入するWi-Fiです。仕事で使うPCやタブレット、複合機などを接続して使います。

こちらは公衆Wi-Fiとは異なり、社員が使うのが主です。ただし、訪問してきたお客さまも使えるゲストネットワークも用意できます。

法人用Wi-Fiを導入するメリット

「法人用Wi-Fiを導入するメリットは何?」「今は有線環境だけどWi-Fi化したほうがいいのかな?」と迷っている方もいませんか?もし、そのように迷っているなら、これからご紹介するメリットをチェックしてみてくださいね。

これらのメリットに魅力を感じるなら、法人用Wi-Fiの導入を検討するのがおすすめですよ。

新規導入しやすい

「オフィスの移転を予定している」「オフィススペースを今より広くする」ということもあるでしょう。そのような場合には、Wi-Fiを使ってネットワーク環境を整備するととてもスムーズ。

新たなオフィススペースにLANケーブルを配線したり、ハブなどを設置したりする必要はありません。Wi-Fiルーターや中継機を設置するだけでOKなので、手間やコストを削減したい方にもおすすめですよ。

オフィスレイアウトの自由度が上がる

物理的な配線を必要としないことは、オフィスレイアウトの自由度が上がることを意味しています。LANケーブルを使って配線すると、どうしてもどこに何を配置するのかが決まってしまうもの。

しかし、Wi-Fiでレイアウトの自由度が上がればデバイス類の増減や模様替えにも対応しやすくなりますよ。オフィスのレイアウトを大きく変更したり、社員の増減に合わせてPCや複合機などの台数を変更したりするのも容易です。

ゲストネットワークを導入できる

商談などで外部の人が来る機会が多い場合などは、来社する人にWi-Fiを使ってもらうことも可能。有線環境でゲストネットワークを導入するのはとても難しいものですが、Wi-Fiなら簡単に導入できますよ。

セキュリティリスクなどを考えると、社員用のネットワークとゲストネットワークは分けておきたいもの。法人用Wi-Fiならそんなニーズにも応えてくれるので、ぜひご検討ください。

フリーアドレス制度に対応しやすい

コミュニケーションを円滑化したり、部署間の連携を取りやすくしたりするためにフリーアドレス制度を導入したいと思っている方もいませんか?フリーアドレス制度とは、社員が固定席を持たずにオフィス内ならどこでも仕事できる仕組みです。

フリーアドレスを導入する際は、法人用Wi-Fiが役立ちます。Wi-Fiがあればオフィス内ならどこでもネットワークにアクセスできるので、社員はオフィス内で自席にとらわれることなく自由に仕事を進められます。

法人用Wi-Fiを導入するデメリット

ここまでで法人用Wi-Fiの導入にはさまざまなメリットがあることをチェックしましたが、知っておくべきデメリットも存在します。法人用Wi-Fiを導入したいと思っているなら、デメリットもしっかり把握して適切に対処することが大切ですよ。

有線環境より安定性が下がる

Wi-Fiは無線でデータをやり取りする都合上、LANケーブルを使う有線接続より安定性の面で劣りがちです。Wi-Fiルーターの設置場所とPCなどのデバイスがある場所が離れていたり、途中に障害物があったりすると通信が安定しないかもしれません。

そのため、Wi-Fiを導入するならオフィスの広さや障害物の有無は要チェック。とはいえ、問題点があっても正しく対策すれば問題なくWi-Fiを使えますよ!

セキュリティリスクが高まる

Wi-Fiの電波が届くところならどこからでもネットワークにアクセスできる都合上、有線ネットワークより外部の人間に不正使用されやすくセキュリティリスクが高いです。

ちゃんと対策していないと情報漏えいにつながる可能性もあるので、セキュリティにはしっかり気を配ってくださいね。

Wi-Fi導入時のチェックポイント

「自社でもWi-Fi環境を導入しよう!」と思っているなら、導入してから後悔しないためにもこれからご紹介する4つのチェックポイントを押さえましょう。導入目的をハッキリさせた上でこれらのポイントを意識するのがおすすめですよ。

初期費用

新たにWi-Fi環境を導入する場合、機器類を購入したり回線契約を結んだりするためのコストがかかるもの。これらの費用がどの程度になるのか計算し、問題ないか判断しましょう。

月額料金

Wi-Fiを利用するためには月額料金も必要です。回線を使うための料金はもちろん、Wi-Fiルーターをリースで調達する場合はその費用、保守契約を結ぶ場合は保守費用などもかかります。

必要な技術や人材が自社に存在するなら、保守をすべて自社で行ってコストを削減する方法もあります。コストを削減したいなら、どんな方法が自社にマッチしているのか考えて契約内容を吟味するのも大切ですよ。

セキュリティ強度

法人用のWi-Fiは家庭用のものより高いセキュリティが求められます。そのため、まずは自社がどの程度のセキュリティを必要とするのか確認してください。

その上で、必要なセキュリティ強度を備えているサービスを選択しましょう。社内のセキュリティポリシーを満たしているか忘れずに確認してくださいね。

デバイスのWi-Fi対応状況

いざWi-Fiを導入しても、デバイス側が対応していないために使えないということも。複合機やタブレット、スマホなどは標準でWi-Fiに対応しているものがほとんどですが、PCはそうではありません。

PCはマザーボード上にWi-Fiモジュールが搭載されているものが少なく、そのようなものは別途Wi-Fiモジュールを用意しなければ使えません。

USB接続のものやPCI-Express接続のものなどがありますので、自社のPCにデフォルトでWi-Fiモジュールが搭載されていないならこれらのものをあらかじめ準備しておきましょう。

Wi-Fiを導入するならWi-Fiルーターの機能もチェックしよう

法人用Wi-Fiを導入するときは、快適に使うためにも回線品質だけではなくWi-Fiルーターも適切なものを選ぶことが大切です。「どんなWi-Fiルーターを選べばいいのかわからない……」とお悩みの方は、以下のポイントをチェックして選んでくださいね。

・同時接続数が十分なもの
・Wi-Fi 6に対応しているもの
・ファイアウォールなどのセキュリティ機能が十分なもの
・遠隔管理機能の有無

特に法人利用では同時に接続するデバイスの数が多くなるので、多数のデバイスを接続しても遅くなりにくいものが必要です。

ここに問題があると、「途中で通信が切れてしまう」「遅くなって使い物にならない」というトラブルが起こりがち。自社の状況をあらかじめしっかり把握し、最適なものを選んでくださいね。

イッツコムでは多用途な法人用Wi-Fiを提供中!

「法人用Wi-Fiを導入したいけど、どのサービスがいいのかわからない」とお悩みの方もいませんか?もし、導入するサービス選びでお悩みなら、さまざまなニーズに柔軟に対応できるイッツコムのWi-Fiサービスをご検討ください。

ここからは、イッツコムのWi-Fiサービスの特徴を詳しくご紹介します。これらのポイントに魅力を感じるなら、イッツコムのWi-Fiはとてもおすすめですよ!

オフィスから屋外まで幅広く対応

イッツコムのWi-Fiサービスはさまざまな用途に対応しており、オフィスなどの屋内だけではなく広場や商店街などの屋外で使えるものも用意しています。

「オフィスと店舗の両方をカバーできるWi-Fiを導入したい」「公共エリアで使えるWi-Fiを探している」というニーズにもお応えできるので、ぜひご検討くださいね。

いざというときのサポートも充実

イッツコムでは24時間体制のサポートを年中無休で提供しています。「回線にトラブルが発生した」「機器が故障した」などのトラブルは誰にでも起こり得るもの。

そのようなときに24時間体制のサポートがあれば、いつでも安心してご相談いただけます。サポート体制を重視している方にもおすすめなので、ぜひご検討ください。

導入パターンも2種類

イッツコムでは、導入のスムーズさを重視した「かんたんWi-Fi」と、設計の自由度が高い「カスタムWi-Fi」の2種類を提供しています。「どっちを契約したらいいの?」とお悩みの方は、以下のポイントをチェックしてみてくださいね。

・かんたんWi-Fi:スムーズに導入できるので小規模なネットワークにおすすめ
・カスタムWi-Fi:要望に応じて細かく設計できるので大規模なネットワークにおすすめ

すぐに導入して使い始めたい方はかんたんWi-Fiを、自社の状況に合わせて設計を変更したり、すでにある光回線を活用してWi-Fiネットワークを構築したい方は、カスタムWi-Fiがおすすめです。

まとめ

オフィスや店舗などにWi-Fi環境を構築したいと思っている方には、法人向けのWi-Fiサービスがおすすめです。Wi-Fi環境は有線環境と違ってオフィスの自由度が上がります。フリーアドレス制度の導入や大幅なレイアウト変更を考えているなら、ぜひご検討ください。

イッツコムではさまざまなニーズにお応えできるWi-Fi接続サービスを提供しています。もちろん、イッツコムの光回線やデジタルサイネージなどと組み合わせてお使いいただくこともできます。興味がありましたらぜひあわせてご相談ください。あなたの会社に合わせた導入プランをご提案いたします!