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ファイルサーバーに外部アクセスする3つの方法&おすすめサービスを紹介!

オフィス外からも社内ネットワークにアクセスできるのがファイルサーバーの大きなメリットのひとつです。しかし、外部からファイルサーバーにアクセスする方法が分からない方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ファイルサーバーに外部アクセスする方法について紹介します。ポイントは「安全性」と「ネットワーク」です。企業でひとつシステムを確立しておけば、営業が会社に戻って報告書をあげる手間がなくなり、リモートワークの推進にもなります。ただし、外部からのアクセスにはリスクもありますので合わせて確認しておきましょう。


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ファイルサーバーに外部アクセスする方法1.「VPNを導入」


外部からファイルサーバーにアクセスするためには、インターネット回線が必要不可欠です。しかし、公共の回線には多くのリスクがあります。そこでおすすめなのが、VPN(略称:Virtual Private Network)です。VPNを導入すれば、セキュアな環境で社内ネットワークにアクセスが可能になります。どのような仕組みと特徴なのか解説しましょう。

VPNの仕組みと役割

VPNは、特定のユーザーのみが利用できる仮想の専用回線を敷くことです。安全に外部から社内ネットワークにアクセスできるようにする専用ネットワークを指します。ユーザーの端末と社内ネットワークにトンネルを設定し、通信内容を暗号化することで秘匿性を確保する通信方法です。VPNにはいくつかの種類があり、それぞれの特徴は異なります。

VPNの種類

インターネットVPNインターネット回線を利用して仮想の専用回線を構築する。公衆回線を介するのでセキュリティ面でリスクがあるが、低コストで利用可能。
IP-VPN事業者が所有する独自の閉域網を利用する。アクセスできる人が限られるため暗号化する必要がなく、安定した通信が可能。
SSL-VPNSSL暗号通信という強度が高い暗号化技術を利用している。
IP Sec-VPNIP SecというIPパケットを保護する技術で機密性を確保する通信方法。利用するには専用ソフトの導入が必要で、導入コストが高い。

VPNを導入するメリット

VPNはプライベート回線という特性から、さまざまなメリットを得ることができます。企業にとっての主なメリットは次の3点です。

■通信内容を暗号化することで通信の安全性を確保できる
ユーザーの端末と社内ネットワーク間との通信を暗号化して第三者から内容を盗聴されるリスクを軽減します。より安全な環境でアクセスできるようになり、情報漏洩のリスク管理に貢献してくれるでしょう。

■距離を気にせずに遠隔地からもアクセス可能
専用回線とは異なり物理的なケーブルが必要ないので、距離の影響を受けずにネットワークを利用できます。リモートワーク環境にも対応できる点も魅力です。

■さまざまな端末からアクセスできる
近年ではスマートフォンやタブレットといった端末が普及しており、手軽にネットワークにアクセスできるようになりました。VPNはマルチな端末に対応しているので、出先からでも場所を問わず利用できます。

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ファイルサーバーに外部アクセスする方法2.「VDIを利用」

VDIとは「Virtual Desktop Infrastructure」の略称です。従来データはパソコンに保存されるため物理的なアクセスが必要です。VDIではサーバー上にパソコン機能を実装することで、場所を選ばずオフィスと同じ操作が可能になります。具体的にはどのような仕組みで、どのようなメリットがあるか確認していきましょう。

VDI(仮想デスクトップ)の仕組み

VDIは、ネットワークを通じて仮想のデスクトップ環境を操作できるサービスです。ローカル端末にOSやソフトウェアを入れず、サーバー上にシステムを構築してリモート操作を行います。

オフィスとオフィス外で別々の端末を使用すると、環境の違いから使い勝手に差が生じるでしょう。それに対して、VDIを使用すれば、どの端末からでも「同じパソコン」を使用できるのが特長です。

VDI(仮想デスクトップ)を利用するメリット

VDI(仮想デスクトップ)を利用するメリットには、4つのポイントがあります。詳しい特徴は以下の通りです。

■ローカル端末管理の一元化
複数の端末を使用すると、それぞれ別に管理する必要があります。VDIを導入すれば、管理コストの軽減が可能です。

■セキュリティの向上
ローカル端末にはデータが入っていないため、物理的なセキュリティの心配がありません。全てのデータをサーバーやデータセンターで一元管理できる強固なセキュリティが実現します。

■場所を選ばず同じデスクトップで作業ができる
端末に依存せず、ネットワークを介していつも同じ環境が使用可能です。自宅からも社内にいるときと同じデスクトップを使用できるので、業務効率の向上効果につながります。

■災害に強い
万が一の災害などでローカル端末が破損することがあっても、サーバー上にあるデータには影響しません。もしものときも業務を継続できるのは心強いメリットといえるでしょう。

ファイルサーバーに外部アクセスする方法3.「クラウド化する」

クラウドはネットワークを通じてサービスを提供する形態です。さまざまな分野のサービスがあり、中にはファイルサーバーの代替となるものも存在します。クラウドとはどのような仕組みで、ファイルサーバーをクラウド化するとどのようなメリットがあるか解説しましょう。

ファイルサーバーをクラウド化するとは?

ファイルサーバーをクラウド化すると、全てのデータがネットワーク上のオンラインストレージに保存されます。通信回線さえあればさまざまな端末からアクセスできるようになり、利便性が大きく向上するでしょう。

同じファイルに複数人の同時アクセスが可能です。更新内容もリアルタイムで共有されるので、共同作業を行う際にも効果を発揮します。ネットワーク上のファイルサーバーはどこからもアクセスできると考えれば、分かりやすいでしょう。

ファイルサーバーをクラウド化するメリット

ファイルサーバーをクラウド化するメリットには次の3点があります。詳しく特徴を見てみましょう。

■場所を選ばずファイルサーバーを利用できる
ネットワーク環境さえあれば、距離は関係なくアクセス可能です。セキュリティも充実しているので安心して利用できます。

■運用コストの削減
ファイルサーバーを運用し続けるには、機材やシステムを維持するためのコストが発生します。クラウド化すれば、運用負荷の軽減が可能です。サーバールームを用意する必要もありません。

■すぐに運用可能
ファイルサーバーを運用するにはシステムの構築が必要です。構築準備に数か月かかることもあります。クラウドサービスには業務に必要なシステムが備わっているため、申し込めばすぐに運用可能です。

外部アクセスに潜むリスクに要注意!

外部からファイルサーバーにアクセスできれば、利便性は大きく向上します。一方で、リスクがあることにも目を向けなければなりません。ネットワーク経由の場合、ファイルサーバーは不正アクセスの対象になります。悪意ある攻撃を受ければ、さまざまなリスクが生じるでしょう。

不正アクセスによる「情報漏洩」

ネットワークを通じてデータの送受信を行う際に、第三者から情報が盗まれるリスクがあります。ネットワーク上にはパケットモニタリングやネットワークモニタリングソフトといったシステムがセットされていることがあり、これらの機器を通して通信内容が読み取られてしまうかもしれません。

情報漏洩のリスク対策は、情報を読み取られても解読できないようにする暗号化や、通信をしていることを気付かせないトンネリングなどが有効です。

不正アクセスによる「データ改ざん」

外部からのアクセスを踏み台にして、社内ネットワークに不正アクセスされる可能性があります。Webサーバーの侵入を許し、重要なデータが改ざんされるかもしれません。その結果、会社のWebページから誤情報を発信し、社会的な信用を失うこともあるでしょう。

社内ネットワークに侵入されると業務に支障が出る可能性が高く、大きな損失を被る危険性をはらんでいます。

不正アクセスによる「なりすまし」

外部からアクセスする際には、ログインIDやパスワードを設定するのが一般的です。ログイン情報が盗まれると、「なりすまし被害」が発生する可能性があります。

情報漏洩の原因となるなりすまし被害を防ぐには、ログイン情報の管理を徹底することが重要です。パスワードは分かりやすいものを避けて、定期的に変更することが望ましいでしょう。

安全性と利便性に優れたシステムをイッツコムがご提案!


外部からファイルサーバーにアクセスできる環境を構築する際には、安全性と利便性に優れたネットワークサービスの導入が不可欠です。イッツコムでは安心して利用できるユーザビリティの高いサービスをご提案しています。

インターネットを経由させない「モバイル閉域接続」

閉域接続とは、インターネット回線を経由しないセキュリティ性の高いネットワークを通じて直接社内ネットワークにアクセスするサービスです。イッツコムのモバイル閉域接続の特徴には以下のような点があげられます。

  • インターネットから独立したネットワークを接続経路に使用するため、通信を行っていること自体を秘匿して安全に接続が可能です
  • 専用SIMが自動で経路を判別するため、設定不要ですぐに利用できます
  • 利用者IDやパスワードの管理が不要で、運用コストの削減が可能です

外部アクセスに便利なクラウドサービス「box」

イッツコムがご提供している「box」は、安全にネットワーク上のファイルの共有を可能にするクラウド型コンテンツマネジメントサービスです。あらゆるファイルを一元でオンライン保存でき、ファイルサーバーとしても機能する高機能なクラウドサーバーをご提供します。主な「box」の特徴は次の通りです。

  • ビジネスで有用なさまざまな外部ツールと連携可能です
  • 政府機関や金融業界でも採用されているので、信頼性の高いセキュリティが魅力です
  • マルチデバイス対応で多彩な環境に対応可能です
  • クラウドサービスの為、距離の影響を受けず、誰とでも簡単に共同作業を行えます

まとめ


ファイルサーバーに外部からアクセスするには、 VPNやVDI、クラウドなどを導入する方法があります。外部アクセスには不正アクセスによるリスクがあり、セキュリティを意識して運用することが重要です。

イッツコムでは、業務効率の向上とセキュリティを両立したさまざまなサービスをご提供しています。安心して利用できる快適なネットワーク環境をお求めの際は、ぜひイッツコムへご相談ください。