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光回線の接続が不安定なときの対処法を解説!乗り換えたほうが良いことも?

こんにちは!イッツコムの菅です。

「光回線ってどうやってインターネットに接続しているの?」
「接続が不安定だけど対処できるの?」

読者の中には、このような疑問をお持ちの方はいませんか?普段何気なく使っている光回線ですが、その仕組みについてはよく分からない方も多いようです。そこで、今回は光回線を使ってインターネットに接続する仕組みについて解説します。

光回線で安定したインターネットを使うためには、仕組みについて正しく理解することも大切ですよ。今回はより安定した光回線を使うための方法も見ていきます。

光回線の接続の仕組みを解説

光回線の接続を図解すると、上記の通りです。公衆網に含まれるエリアの通信品質は回線事業者やプロバイダに依存しますが、オフィス内設備の通信品質は社内ネットワークを正しく構築できているかどうかによって大きく変わります。

これからそれぞれの役割を簡単に見ていきましょう。接続の安定性にどう影響するのかも解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

プロバイダ

プロバイダの役割は「光回線を利用して信号を送受信すること」。この信号に通信内容が含まれているため、プロバイダがなければインターネットに接続することはできません。

プロバイダも設備を保有しており、その設備の品質が悪かったり混雑していたりすると通信品質が低下してしまいます。

回線事業者

回線事業者の役割は「光ケーブルや通信に必要な設備を設置すること」。物理的に光回線を引き込んだり、ONUと呼ばれる回線終端装置を設置したりするのはここの役割です。

回線事業者が敷設した光ケーブルが混雑していたり、設備が古かったりすると光回線が安定しません。

ONU

先程も出てきたONUですが、これは「回線終端装置」とも呼ばれていて、あなたのオフィス内のどこかに設置される機械です。光回線を通ってきた信号はここで電気信号に変換され、オフィス内のPCやスマホなどのデバイスに送信されます。

ONUが故障している場合を除き、ここが光回線の安定しない原因になることは少ないです。

ルーター

ルーターの役割は「ネットワーク同士を接続すること」と「パケットを正しく送受信すること」です。ルーターがあるからこそ、オフィス内にある多くのPCやスマホがインターネットに接続できています。

インターネット接続において重要な役割を果たすものなので、故障していたり正しく設定されていなかったりすると光回線が安定しません。二重ルーターやローカルIPの競合など、さまざまなトラブルの原因になることが多い設備なので、ルーターの設定をしっかりすることは重要ですよ。

PC・スマホ・タブレット

オフィス内で使用するPC・スマホ・タブレットなどのデバイスは端末とも呼ばれ、ネットワークの末端に位置するものです。特定のデバイスだけ接続が安定しない現象が起きたときは、多くの場合においてそのデバイスに問題があります。

デバイスごとの設定に加えて、LANケーブルの接続状況などもチェックして問題ないか確認することが重要です。

光回線の接続が安定しないときの対処法

「オフィス内全体のネットワークが安定しない」
「特定の時間になると安定しなくなって困る」

日々の仕事を進めていく上で、このような状況に陥ることもあるかもしれません。特定のデバイスだけではなく、オフィス全体が不安定になったときは設備の見直しが必要です。

ここからは、オフィスの光回線が安定しないときの対処法をいくつかご紹介します。どうしても通信が安定せずに支障が出ているなら、ぜひ一通りチェックして適切に対処してくださいね。

対処法1:ルーターの設定を見直す

「ある日突然光回線の接続が不安定になった」
「頻繁に接続が切れるけどすぐ復旧する」

こんな現象が発生したときに真っ先にチェックしたいのがルーター。2重ルーターになっていたり、割り当てたローカルIPが競合していたりするときに不安定になりがちなので、一旦設定を見直してみましょう。

どう設定を変更すれば良いのか分からないときや、余計におかしくなったときは一旦設定をリセットして最初からやり直すのもおすすめです。

対処法2:回線契約を見直す

「ルーターには問題がなかったのにどうしても接続が安定しない」というときは、回線契約を見直してみましょう。回線契約にはいくつかのプランがあることが多く、プランによって最大速度が異なることがほとんどです。

「最初からうちの会社の光回線は安定していない」「オフィスを移転した途端に安定しなくなった」というケースでは要チェック。「チェックしたら遅いプランになっていた」ということもありますよ。

この場合は速いプランに変更したり、回線事業者を他社に変更したりするのが有効です。他にも、古いオフィスに入居したらVDSL方式になっていたというトラブルも多々あります。

VDSL方式とは前世代の通信方式なので、最大速度はどんなに頑張っても100Mbpsです。主流となっている1Gbps以上のサービスに比べると極端に遅いので、ボトルネックになってしまいます。

これに該当しているケースでは、オフィスビル全体の設備を入れ替えるのは難しいので、単独で光回線を引き込めるか検討しましょう。

対処法3:プロバイダの契約を見直す

「ルーターにも回線にも問題はない、でも光回線が安定しない!」とお悩みなら、プロバイダに問題があることが考えられます。回線事業者とプロバイダの設備はPOIと呼ばれるポイントで接続されており、ここが混雑して不安定になるケースがあります。

POIは先ほど紹介した図で回線事業者とプロバイダの間の矢印に当たり、公衆網に含まれます。ユーザー側でなんとかできるものではないので、恒常的に不安定なら契約先の変更を検討してください。

より安定した光回線を求めるなら契約先選びが重要

安定したインターネット接続を確保するには、オフィス内の設備を整えるなどのユーザー側の努力が欠かせません。しかし、公衆網にボトルネックがあるケースではユーザー側で改善するのは不可能です。

そのため、より安定してインターネットに接続できる光回線を選びたいなら、「どこと契約するか」を意識しましょう。回線事業者やプロバイダによって品質は千差万別で、同じエリアでも契約先によって安定したり不安定になったりするものです。

これから契約先を選ぶときのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

契約先を選ぶときのポイント

回線事業者やプロバイダなどの契約先を選ぶときは、

・最大速度と実効速度
・IPoE接続への対応状況

の2つを意識してチェックしてみてください。ユーザー側で入手できる情報は限られていますが、この2つを意識するだけで接続が安定しない光回線を契約してしまうリスクを大きく減らせますよ。

最大速度と実効速度

最大速度とは、光回線などの広告でよく宣伝されている上下最大◯Gbpsと書かれているアレです。この数字が高ければ高いほど速度が出る可能性があり、安定しやすくなります。

2021年時点では1Gbps~20Gbpsの光回線が存在しますが、主流なのは1Gbpsのものです。そのため、1Gbps以上の最大速度があるものを選びましょう。

しかし、光回線で最大速度に近い数字が出ることは非常に少ないもの。そこで重要なのが実効速度です。回線事業者やプロバイダの中には実効速度やスピードテスト結果を公開しているところがあるので、もし検討中のところが公開しているなら忘れずにチェックしましょう。

実効速度は「実際にその回線を使うとどの程度の速度が出るか」を示すものなので、この数値が良ければ安定した回線といえます。

IPoE接続への対応状況

光回線の接続方式には「PPPoE接続」と「IPoE接続」の2種類があります。このうち主流になっているのがPPPoE接続で、多くのユーザーが使用している方式です。

しかしこのPPPoE接続ですが、設備の容量の関係で混雑しやすいので接続が不安定になってしまうケースが多々あります。一方のIPoE接続はPPPoE接続より設備の容量に余裕があり、混雑しにくいのがメリットです。

せっかく今から契約を変更するなら、IPoE接続に対応しているところを選ぶのがおすすめですよ。どこの回線事業者・プロバイダでも対応しているわけではないので、しっかりチェックして対応しているところを選んでください。

光回線で迷っているならイッツコムがおすすめ

「光回線を変えたいけど、どこにすれば良いのかわからない」とお悩みなら、一度イッツコムの光回線をご検討ください。イッツコムの光回線を他社と比べると、次のようなメリットがあります。

・最大速度が下り2Gbps
・オプションサービスが充実していてかゆい所に手が届く
・IPoE接続にもしっかり対応している

主流の光回線が下り最大1Gbpsの中、イッツコムの光回線はそれより速い2Gbpsの通信速度を実現!より速く、安定性が高い回線を安価に利用できますよ。もちろん、IPoE接続に対応しているので混雑しにくいのもメリットです。

お得で便利な光回線なので、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてくださいね。ビジネスに役立つオプションも充実しているので、必要に応じてお選びいただけますよ。「こんなサービスはあるの?」という要望にもお応えできるかもしれませんので、ぜひご相談ください。

接続が安定した光回線で業務効率アップ!

「社内のインターネット接続が安定しない」
「ルーターとかデバイスは全部見直したのに直らない!」

こんなお悩みの背後にはさまざまな原因が隠れています。回線の品質が低かったり、設備が古かったりして不安定になってしまっていることもあるでしょう。

もし、光回線の接続が不安定になって業務に支障が出ているなら、改善するためにも乗り換えを検討しても良いかもしれません。

もし、あなたが光回線の乗り換えを検討しているなら、ぜひイッツコムの光回線をご検討ください。イッツコムの光回線は基本となる回線にオプションを組み合わせる方式で、ニーズに応じて最適なプランでご利用いただけます。

ビジネス向けのサービスも多数用意していますので、こちらもぜひ併せてご相談ください。