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インターネットの回線速度が遅い?日々の業務に悪影響が出る前に解決しよう!

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

「仕事に必要なデータを送信するのに時間がかかる」
「Web会議が途中で途切れることが多くて困っている」

あなたの会社でもこんな悩みを抱えていませんか?ひょっとしたら、これらのトラブルの背後にはインターネット回線速度の低下という原因が隠れているかもしれません。そのような場合、速やかに改善しないと業務に大きな支障が出ることも考えられます。

そこでこの記事では、インターネット回線速度の低下を感じた際に役立つ対処法を紹介します。回線速度の遅いことが判明したら、業務効率アップのためにもすぐに改善するのがおすすめです。これから解説する情報をチェックし、自社の状況にあわせて適切な対処法を試してみてくださいね!

インターネット回線速度はビジネスの効率に直結!


インターネットの回線速度が速いか遅いかはビジネスの効率に直結します。インターネットの普及にともない、世界だけでなく日本においてもあらゆるものがデジタル化されています。あなたの会社でもインターネット回線が必要不可欠となる以下のような作業が増えているでしょう。

・資料を送受信する
・Web会議システムを使ってミーティングする
・動画や画像、図面を取り扱う
・自社サーバーを設置してコーポレートサイトやオウンドメディアを運用する

いずれもビジネスに欠かせないものですが、それを裏で支えているのがインターネット回線です。回線速度が遅ければいずれの作業もスムーズに進まなくなります。

「回線速度が遅い=ビジネスの生産性が下がる」という関係性を意識し、インターネット回線に問題がある場合はしっかり改善しましょう!

そもそもどの程度の速度が必要なの?


回線速度が遅い場合は改善が必要!とはいっても、実際にどの作業にどの程度の速度が求められるのか見当がつかない方も多いでしょう。作業によって求められる速度も変わります。以下の表が用途別の目安速度になりますので、ぜひご参考にしてください。

用途目安速度
ブラウジング3Mbps
メールの送受信3Mbps
動画視聴20Mbps
Web会議(Zoom)4Mbps
大容量データの送受信100Mbps以上

上記に記載した目安速度は最低限必要とされる回線速度です。ブラウジングでも画像がメインのサイトを閲覧するなら、10Mbps程度出ていなければ快適とは言えません。大容量データ(1GB以上のファイル)を送受信するなら、100Mbpsでもそれなりの時間がかかるのでストレスを感じるでしょう。

しかも、オフィスでは大勢が同時にインターネットを使うことも大いに考えられます。快適にインターネットを使って効率的に仕事するためにも、目安速度を大幅に上回る速度を確保することを意識してくださいね!

まずは今使っているインターネットの回線速度をチェック!


インターネット環境の改善は現在の通信速度を把握するところから始まります。とはいえ、「どうやって回線速度を調べればいいの?」と疑問に思う方も少なくはないでしょう。現在使用している回線速度は以下の手順で簡単に調べられるので、この機会にぜひチェックしてみましょう!

・以下のリンクからFast.comの測定サイトにアクセスする
・下り速度の測定が終わったら「詳細を表示」をクリックする
・レイテンシとアップロードの数値をチェックする

回線速度のテストはこれだけで完了です。使用しているインターネットの回線速度がひと目で分かります。表示された回線速度が上記に紹介した目安速度を下回っていたり、ギリギリだったりする場合はこれから解説する対処法を試してみましょう!

(参考:『回線速度測定』)

インターネットの回線速度が遅いときの対処法


「オフィスの回線速度が思ったよりも遅かった!」と気づいた際は、すぐに対処することが大切です。対処が遅ければ遅いほど業務が滞り、時間的な損失が大きくなってしまいます。

ここからは回線速度が遅いときの5つの対処法を紹介します。簡単に試せるものから順に紹介しますので、インターネットの回線速度が遅いと感じる際にぜひ試してください。

対処法1:ネットワーク機器類を再起動する

回線速度が遅くなったときにすぐに試せる対処法がネットワーク機器の再起動です。オフィスで光回線を使っている場合、以下のような機器を接続している可能性が高いでしょう。

・ONU(光回線終端装置)
・ルータ
・スイッチングハブ

オフィスによって使っている機器は異なりますが、一度これらの機器類を再起動しましょう。なお、再起動中はインターネットを使えません。インターネットが止まっても大丈夫な時間を見計らって再起動することが大切です。

対処法2:セキュリティソフトを見直す

セキュリティソフトはネットワークを不正アクセスやマルウェアから守ってくれる大切なものですが、これが悪影響を及ぼして回線速度が低下することがあります。

「特定のセキュリティソフトをインストールしているPCだけ回線速度が遅い」とお感じる場合は、セキュリティソフトが原因の可能性が高いので、別のセキュリティソフトに乗り換えることも検討してください。

もし、社内ネットワークにファイアウォールなどを設置している場合は、そちらもあわせてチェックしましょう!

対処法3:PCのスペックをアップデートする

オフィスによっては古いPCを使っていることもあるでしょう。古いPCはスペックの低いことが多く回線速度を低下させる要因になっていることもあります。

「古いPCを未だに使っている」「古くはないけどスペックの低いPCがある」という場合は、PCのスペックをアップデートする必要があるでしょう。

一例として、搭載しているメモリが少ない場合、CPUが「Intel Celeron」や「AMD Athlon」の場合などは、スペック面に問題があると言えます。

対処法4:Wi-Fi中継機を使う

Wi-Fiでインターネットに接続している場合、Wi-Fiルータからの電波が届きにくく回線速度が低下するケースがあります。特にオフィスが広い場合に発生しがちなので、ご注意ください!

Wi-Fiルータからの電波が届きにくいという原因の場合は、オフィス内にWi-Fi中継機を設置すると高確率で改善できます。ルータの設置場所から遠い社員から回線速度が遅いという声が出ている際には特に有効です。

対処法5:ルータ・LANケーブルを交換する

そもそも使っているルータやLANケーブルが古く、通信速度が遅い規格にしか対応していないこともあります。特に、以下の項目のいずれかに該当するケースではルータやLANケーブルを交換することで速度が改善するでしょう。

1.ルータの有線LANポートが最大100Mbpsにしか対応していない
2.ルータが対応しているWi-Fi規格が「IEEE 802.11g」「IEEE 802.11a」である
3.使用しているLANケーブルが「CAT5以下」である

1.2に当てはまる場合はルータを、3に当てはまる場合はLANケーブルを、1〜3全てに当てはまる場合はルータとLANケーブルの双方の交換が必要になります。

購入する場合は、Wi-Fi6に対応していて有線LANポートの速度が最大2.5Gbpsもしくは10Gbpsのルータを選びましょう。LANケーブルは「CAT6A」以上のものがおすすめですよ。

速度が改善しないときは回線側に問題がある可能性が大


ここまでの対処法を試しても速度が改善しない場合は、通信回線側に根本的な問題があると考えて良いでしょう。この場合、ユーザー側での対処は不可能と考えてしまいますが、ユーザー側での対処が可能なこともあります。

ここからは、回線側に問題がある場合にユーザー側でできる対処法を3つご紹介します。状況が改善することを保証するものではありませんが、試してみる価値は十分にありますよ!

対処法1:IPv4 over IPv6を使う

もし、あなたの会社でNTT東日本が提供しているフレッツ光を使っている場合、「IPv4 over IPv6」を使うのがおすすめです。また、フレッツ光の卸で提供している光コラボと呼ばれる回線を使っている場合にも有効なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

IPv4 over IPv6という接続方式を使うと、今まで使っていたIPv4 PPPoE接続とは違う経路でインターネットにアクセスします。従来のPPPoE方式は網終端装置と呼ばれる部分を通ります。この網終端装置が混雑しやすく、速度を大きく低下させる原因となります。

IPv4 over IPv6では、混雑する部分を通らなくて済むので、網終端装置の輻輳に影響されて速度が低下することはありません。

ただし、IPv4 over IPv6を使うにはご契約中のプロバイダが対応している必要があります。もし対応していない場合は、プロバイダの契約を変更するのがおすすめです。

対処法2:プロバイダを変更する

お使いのプロバイダが用意している帯域が狭くて回線速度が遅くなるときや、IPv4 over IPv6に対応していないときはプロバイダの乗り換えがおすすめです。

乗り換え先を決める際には、自社が必要とするサービスを提供しているかしっかりチェックしましょう。固定IPなどの必要なサービスがない会社を選んでしまうと、業務に大きな支障が出てしまいますよ。

対処法3:光回線を変更する

回線速度に影響するのはプロバイダだけではありません。光回線そのものの品質や、契約しているプランも大きく影響します。

古い契約では最大速度が200Mbps程度になっていることもあります。現在使用しているインターネット回線が、どのようなプランなのかをチェックし、適切な光回線に乗り換えましょう。

なお、最大速度の目安は「1Gbps以上」です。もちろん最大速度が常に出ることを保証するものではありませんが、大元の回線速度が速いほど高速通信を実現しやすいので、1Gbps以上のものを契約することをおすすめします。

光回線・プロバイダの変更をご検討中の方はイッツコムへ!


インターネット回線を提供する業者は数多くあり、「光回線とプロバイダを変更したいけど、どこがいいの?」と悩むこともあるでしょう。イッツコムでは最大速度が下り2Gbpsの高速回線を提供しています。

ここではイッツコムの光回線をご契約いただくメリットを紹介しますので、ぜひご検討ください。

一般的な光回線より高速なサービスを提供

イッツコムの光回線の最大速度は下り2Gbps。一般的な1Gpbsの回線より大元の速度が速いので、より安定しやすい通信環境をご利用いただけます。

安定した高速回線は大容量ファイルの共有やWeb会議などを快適に利用できるでしょう。ビジネスにおいての作業効率を高めてくれるので、とてもおすすめです。「安定した回線に乗り換えたい!」とお考えの企業担当の方は、ぜひイッツコムの光回線を体感してください。

光回線とプロバイダが一体型で安心

イッツコムの光回線はフレッツ光とは異なり、光回線とプロバイダを一体提供しています。もちろん、トラブルが発生したときの相談窓口はひとつ!トラブルの際にどこに問い合わせればいいのかで迷ったり、たらい回しにされたりする心配はありません。インターネット回線においてのサポート体制を重視したい企業担当の方にもおすすめですよ。

固定IPも提供中

イッツコムではVPNや自社サーバーの運用に欠かせない固定IPもご利用しやすい価格で提供しています。「仕事上、固定IPは必要不可欠」という企業でも安心してご契約いただけます。

ほかにもネットワークカメラの運用などにも応用ができます。このように、固定IPがあればネットワーク構築の幅が広がり、とても便利です。

インターネット回線のアップデートと同時にビジネスツールの導入もおすすめ


高速で安定したインターネット回線を手に入れたのなら、この機会にインターネットを使うビジネスツールを導入して仕事をもっと効率化してみるのもいいでしょう。イッツコムでは、高速回線を活用できるさまざまなビジネスツールを提供しています。

ここでは特におすすめのツールを3つ紹介しますので、ぜひ必要に応じて導入をご検討ください!

大容量データもスムーズに共有できる「box」

動画や図面などの大容量データを取り扱う業務には、それらのファイルをスムーズに共有するためにもクラウドストレージを利用するのがおすすめです。社内サーバーを経由するよりもスムーズで使いやすく、管理も楽になりますよ。

イッツコムでは、ビジネスシーンで安心して使えるハイセキュリティの「box」というクラウドストレージを提供しています。多種多様なファイルに対応しており、多くのファイルをスムーズにご共有いただけます。

ファイルに個別パスワードを掛けなくても安心して利用できるほどの高いセキュリティを保っているため、機密情報を取り扱う業務にもおすすめです。

どこからでも安全にアクセスできる「モバイル閉域接続」

「外部から安全に社内システムにアクセスしたい」というニーズに応えてくれるのがモバイル閉域接続。イッツコムが提供するモバイル閉域接続は専用SIMを使うことで、インターネットを一切経由しないアクセスラインを利用できます。

「社内サーバーへのアクセスにはインターネットを使いたくない」「社内のファイアウォールを経由してから外部にアクセスしてほしい」などのニーズにお応えします。

フィールドセールスからテレワークまでさまざまなニーズにご活用いただけますので、ぜひこちらもセットでご検討ください。

まとめ


インターネットの回線速度は業務効率に直結するとても重要な要素です。インターネットの回線速度は何らかの原因によって遅くなり、日々の業務に影響が出ることもあります。ユーザー側で改善できれば問題ありませんが、回線側に問題があれば契約変更をしなければ直らないこともあるでしょう。

契約変更を検討している企業担当の方におすすめなのがイッツコムの光回線。一般的な光回線より速く、安定した通信環境をリーズナブルに提供しています。

イッツコムでは他にも、ビジネスを効率化するツールを多数取り扱っています。大容量データもスムーズに共有できる「box」や、どこからでも安全にアクセスできる「モバイル閉域接続」と併用することで、テレワークの際などの作業が効率化できるでしょう。また、導入・運用のサポートもおまかせください。ぜひ、あなたの会社の業務をITツールによって効率化を図り、生産性をアップしましょう!