Zoomでの名前の変え方は？毎回変えずに済む方法・設定を徹底解説

Zoomの名前はミーティング参加時やミーティング中に変えられます。Zoomウェブポータルから永続的に変えることも可能です。ホストは参加者の名前変更を自由にコントロールできます。

参加するミーティングによって表示名を使い分けたいなど、Zoomミーティングで表示される名前の変え方について理解を深めたい方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、Zoomミーティングの名前の変え方や毎回変えずに済む方法、変えられないのはなぜかについて紹介します。

【PCの場合】Zoomミーティング参加者自身の名前の変え方

ZoomデスクトップクライアントでZoomミーティングに参加する場合、ミーティングIDの入力時またはミーティング中に、自身の名前（表示名）を変えられます。PCだとWebブラウザからミーティングに参加することもできますが、この場合もおおむね同様です。

【PCでミーティングID入力を入力して参加】ミーティング参加前に名前変更

Windows PCやMacでミーティングIDを入力してZoomミーティングに参加する場合、入力時（ミーティング参加直前）に自身の名前（表示名）を変更できます。操作の手順は以下の通りです。

1.Zoomデスクトップクライアントを開く
2.サインインしない場合は[ミーティングに参加]をクリック、サインインする場合は[ホーム]タブ内の[参加]をクリック
3.「ミーティングに参加」画面でミーティングIDを入力し、[名前]欄を編集
4.オーディオやビデオのオン/オフを選択し、[参加]をクリック

【PCで招待URLから参加】ミーティング中に名前変更

Windows PCやMacで招待URLをクリックしてZoomミーティングに参加する場合、名前変更の画面を経由せず、ダイレクトにミーティングルーム（または待機室）に入室します。このため名前変更をするなら、ミーティング中（待機中）に以下の操作が必要です。

1.ホストから受け取った招待URLをクリックし、Zoomミーティングに参加
2.画面下部のメニューから[参加者]をクリック
3.自身の名前にカーソルを合わせて、[…（その他）]をクリック
4.[名前の変更]をクリックすると、ボックスがポップアップする
5.ボックスに表示名を入力し、[変更]をクリック

【WebブラウザでミーティングIDを入力して参加】ミーティング参加前に名前変更

Windows PCやMacにZoomデスクトップクライアントをインストールできない/したくない場合、WebブラウザからZoomミーティングに参加できます。WebブラウザでミーティングIDを入力して参加する場合、以下の手順で入室直前に名前変更が可能です。

1.Chrome・Firefox・Edge・SafariのいずれかのWebブラウザを開く
2.ミーティング参加ページ（https://zoom.us/join）にアクセス
3.「ミーティングに参加」画面でミーティングIDを入力し、[参加]をクリック
4.ポップアップウィンドウで、Zoom デスクトップ クライアントを開くかインストールするように求められたら、[キャンセル]をクリック
5.ページ下部の[ブラウザから参加してください]をクリック
6.「ミーティングに参加する」画面で名前を変更する
7.次回も同じ表示名を使う場合、[将来のミーティングのためにこの名前を記憶する]にチェックを入れる
8.[参加]をクリック

【Webブラウザで招待URLから参加】ミーティング参加前または参加中に名前変更

Windows PCやMacで招待URLをクリックして、Zoomデスクトップクライアントを開かずに、Webブラウザでミーティングに参加することもできます。この場合、ミーティングIDを入力する場合と同様に、ミーティング参加直前に名前変更が可能です。

1.招待URLをクリック
2.Webブラウザが開き、アプリケーションを開く、またはダウンロードすることを促すポップアップウィンドウが表示される
3.ポップアップ ウィンドウで[キャンセル]をクリック
4.ページの下部の[ブラウザから参加]をクリック
5.新しいページが表示されるため、[許可する]をクリックし、Zoomにマイクとカメラへのアクセス権限を許可する
6.自身の名前でサインイン
7.次回も同じ表示名を使う場合、[将来のミーティングのためにこの名前を記憶する]にチェックを入れる
8.[参加]をクリック

またZoomデスクトップクライアントと同様に、ミーティング中に[参加者]メニューから名前変更もできます。

【関連記事：Zoomミーティングの参加方法や機能・使い方と有料版・無料版の違いを解説】

【スマホ・タブレットの場合】Zoomミーティング参加者自身の名前の変え方

ZoomモバイルアプリでZoomミーティングに参加する場合、ミーティングIDの入力時またはミーティング中に、自身の名前（表示名）を変えられます。スマホやタブレットだとWebブラウザからミーティングに参加することはできません。

【ミーティングIDを入力して参加】ミーティング参加前に名前変更

iPhone/iPadやAndroid端末でミーティングIDを入力してZoomミーティングに参加する場合、入力時（ミーティング参加直前）に自身の名前（表示名）を変更できます。操作の手順は以下の通りです。

1.Zoomモバイルアプリを開く
2.サインインしない場合は[ミーティングに参加]をクリック、サインインする場合は[ミーティング]タブの[参加]をクリック
3.「ミーティングに参加」画面でミーティングIDを入力し、[名前]欄を編集
4.オーディオやビデオのオン/オフを選択し、[参加]をクリック

【招待URLから参加】ミーティング中に名前変更

iPhone/iPadやAndroid端末で招待URLをクリックしてZoomミーティングに参加する場合、名前変更の画面を経由せず、ダイレクトにミーティングルーム（または待機室）に入室します。このため名前変更をするなら、ミーティング中（待機中）に以下の操作が必要です。

1.ホストから受け取った招待URLをクリックし、Zoomミーティングに参加
2.画面下部のメニューから[参加者]をタップ
3.自身の名前をタップし、[名前の変更]をタップ
4.ポップアップしたボックスに表示名を入力し、[完了]をタップ

PC・スマホ・タブレットで自身の名前を永続的に変える方法

参加するミーティングに限った一時的な名前変更でよければ、ミーティングIDの入力時やミーティング中に表示名を変えるだけで問題ありません。永続的に名前変更するなら、プロフィール設定を変えることが必要です。ここでは、PCやスマホ・タブレットで自身の名前を永続的に変える方法を解説します。

PCはZoomウェブポータルから名前変更

Windows PCやMacの場合、Zoomのアカウントを取得（サインアップ）済みなら、以下の手順で永続的に自身の名前を変更できます。

1.Zoomウェブポータル（https://zoom.us/signin）にサインイン。またはZoomデスクトップクライアントを起動して画面右上の歯車アイコン→[プロフィール]→[マイプロフィールを編集]の順にクリックし、遷移先のZoomウェブポータルにサインイン
2.[プロフィール]タブを選択し、名前の右にある[編集]をクリック
3.[表示名]を編集する
4.[保存]をクリック

スマホ・タブレットはZoomモバイルアプリから名前変更

iPhone/iPadやAndroid端末の場合、Zoomのアカウントを取得（サインアップ）済みなら、以下の手順で永続的に自身の名前を変更できます。

1.Zoomモバイルアプリを開き、サインイン
2.画面右下の[詳細…]をタップ
3.画面上部の自身のプロフィール欄をタップ
4.[ディスプレイ名]欄をタップ
5.[ディスプレイ名]を変更し、[保存]をタップ

ホストがZoomミーティング参加者の名前を変える方法

Zoomミーティングのホスト（主催者）はミーティングや参加者を管理する権限があるため、ミーティング中に参加者全員の名前を個別に変更できます。PCでもスマホ・タブレットでも操作方法は同様です。また「待機室」のメンバーの名前変更もできます。

ミーティング参加者の名前を変える方法

Zoomミーティングのホストは、参加者の名前を自由に変更できます。Zoomデスクトップクライアント・Zoomモバイルアプリともに、操作方法は自身が参加者の場合と同様です。

1.Zoomアプリを開き、ミーティングを開始
2.画面下部のメニューから[参加者]をクリック/タップ
3.名前変更したい参加者を選択し、PCの場合は[…（その他）]をクリック
4.[名前の変更]をクリック/タップ
5.表示名を変更し、[変更]または[完了]をクリック/タップ

待機室にいる参加者の名前を変える方法

Zoomミーティングで待機室を利用する場合、ホストは待機中の参加者の名前も自由に変更できます。スケジュール時に待機室を有効にしたミーティングを開始するか、ミーティングコントロールから有効化しましょう。名前の変え方はZoomデスクトップクライアント・Zoomモバイルアプリで若干異なりますが、ほぼ同じです。

1.Zoomアプリを開き、ミーティングを開始する
2.PCの場合は[セキュリティ]をクリックし、[待機室を有効にする]にチェックが入っていることを確認。モバイルの場合は[詳細…]→[セキュリティ]の順にタップし、[待機室]トグルがオンになっていることを確認
3.参加者が待機室に入室したら、[参加者]をクリック/タップし、[待機室]セクションを確認
4.PCの場合は参加者の名前を選択して[…（その他）]をクリックし、[名前の変更]をクリック。モバイルの場合は参加者の名前をタップし、[名前の変更]をタップ
5.表示名を変更したら[変更]または[完了]をクリック/タップ

【関連記事：【Zoomの使い方】ホストとしてミーティングを開催・管理する方法】

ホストの設定により参加者自身で名前を変えられない場合も

参加者自身で名前を変えられるのは、ホストが許可している場合のみです。ホストが名前変更を禁止している場合、名前変更がしたければチームチャットなどでホストにその旨を伝えましょう。ここでは、ホストが参加者自身による名前変更を禁止する方法を解説します。

PCでホストが参加者自身の名前変更を禁止する方法

Windows PCやMacの場合、ホストは以下の手順で参加者全員の名前変更を禁止できます。

1.Zoomデスクトップクライアントを開き、ミーティングを開始する
2.画面下部の[セキュリティ]をクリック
3.[名前を変更]をオフにする

スマホやタブレットでホストが参加者自身の名前変更を禁止する方法

iPhone/iPadやAndroid端末の場合、ホストは以下の手順で参加者全員の名前変更を禁止できます。

1.Zoomモバイルアプリを開き、ミーティングを開始する
2.右下の[詳細…]メニューをタップ
3.[セキュリティ]をタップ
4.[名前の変更]トグルをオフにする
5.[完了]をタップ

Zoomを使いこなす有料ライセンス契約とインターネット回線強化はイッツコム！

Zoom無料版にはミーティング時間の40分制限がありますが、イッツコムならプロ1ライセンスからの有料契約で機能制限を解除できます。また高速な独自回線でZoomの安定運用が叶う「イッツコム光接続サービス」とのセット導入も可能です。

プロ1ライセンスからの有料契約でZoomの機能制限を解除

Zoomは無料アカウントでも豊富な機能を利用できますが、有料版に比べるとさまざまな機能制限があります。特に問題になりやすいのはミーティング時間の40分制限です。仕様変更によりミーティングの連続開催が禁止されたため、「40分経ったら新規ミーティングに再招待」ということもできません。

ホストがプロプラン以上の有料ライセンスユーザーであれば、ミーティングは実質無制限（30時間/1回）で開催できます。「1時間程度のミーティング開催には、少なくとも1つの有料ライセンスが必要」と考えましょう。

また有料版なら「共同ホスト」の任命やクラウドレコーディングができるようになるなど、参加者・ミーティングの管理機能を強化できます。

イッツコムなら日本語サポート込みの有料版をプロプラン1ライセンスから契約可能です。管理者向けの各種マニュアルも充実しており、有料ライセンス運用をきめ細やかにサポートできます。

高速な独自回線でZoomの安定運用「イッツコム光接続サービス」

Zoomは狭帯域でも利用できますが、他の業務システムなどとインターネット回線を共有すると、通信帯域の圧迫により映像・音声の途切れなどが起こる場合もあります。

「イッツコム光接続サービス」はインターネット回線の強化に最適です。下り最大2Gbpsの高速回線である上、新しいインターネット接続方式「IPv6 IPoE」に標準対応し、通信の混雑しやすい時間帯でも安定した高速通信ができます。

イッツコム自前の光回線網による独自回線であるため、NTT系光回線が不安定な時間帯でも安定して利用できることも利点です。契約期間の縛りもなく、2回線目の光回線としても便利に活用できます。

まとめ

ZoomはミーティングIDの入力時やミーティング中に名前を変更できますが、ZoomウェブポータルやZoomモバイルアプリから永続的に名前を変えることもできます。ホストは参加者の名前を自由に変更でき、参加者による名前変更を禁止することも可能です。

どちらにせよ、ホストが無料アカウントユーザーだと、40分でミーティングが強制終了となります。イッツコムなら日本語サポート込みの有料版Zoomをプロ1ライセンスから契約でき、インターネット環境の改善も可能です。Zoomを使いこなすなら、運用環境の一括サポートに対応できるイッツコムにご相談ください。