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Zoomはどのくらい通信量がかかる?導入のメリットやリモートワークにおすすめのツールを紹介

思わぬ形でテレワークを導入する企業が増え、Zoomにはどれくらい通信量がかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Zoomを導入するメリットや通信量について詳しく解説します。Zoomについて理解を深めましょう。後半では、リモートワークをより快適にできるツールも紹介しています。これからZoomの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

Zoom使用にはどのくらいの通信量がかかるのか?

Zoomはインターネットを通じてサービスを利用するため、一定の通信量がかかります。自宅に固定回線のインターネット環境が整っている場合は、それほど通信量を気にする必要はないでしょう。

しかし、データ容量に上限があるWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能でZoomを利用する場合、通信時間が長くなると上限を超えることがあるので注意が必要です。ここでは、Zoomを利用するときの通信量の目安を解説します。

Zoomで音声通話をする場合の通信量

リモートワークでは、Zoomで音声通話やビデオ通話を利用することもあるのではないでしょうか。音声通話の場合、時間ごとの通信量の目安は次の通りです。

時間通信量の目安
10分7MB~8MB
1時間42MB前後
2時間84MB前後

あくまで参考の数値ですが、Zoomで音声通話する場合の通信量は時間が長くなるほど多くなります。なお、無料アカウントでグループ通話する場合は40分までという制限があります。

Zoomでビデオ通話をする場合の通信量

ビデオ通話は音声と映像を使うため、音声通話よりも通信量の消費が多くなります。ビデオ通話の場合、時間ごとの通信量の目安は次の通りです。

時間通信量の目安
10分122MB
1時間600MB~762MB
2時間1.2GB~1.5GB

ビデオ通話する場合の通信量も時間が長くなるほど多くなることが分かります。事前に使用時間の見込みを把握しておくと安心でしょう。

Zoomの通信量を抑えるためのポイント

モバイルWi-Fiやスマホの通信量を無制限で契約していない場合、リモートワークの期間が長くなるほど「Zoomの通信量が気になる……」という方も多いでしょう。ここでは、Zoomの通信量を抑えるためのポイントを4つ紹介します。対策方法を把握して、通信量を気にするストレスを軽減させましょう。

HDを無効にする

パソコンでビデオ通話をする場合、HDを無効にすると通信量を抑えられます。HDを有効にしていると高画質で表示されるため、通信量の消費が多くなるからです。HDを無効にしたい場合は、次の手順で切り替え可能です。

1.画面右上の歯車マーク「設定」をクリック
2.「ビデオ」をクリック
3.「HDを有効にする」のチェックを外す

ミニウィンドウを活用する

パソコンの場合、画面サイズをミニウィンドウにすることで通信量を抑えられます。ミニウィンドウにする方法は、次のようにOSによって異なります。

・Windowsの場合:画面右上の「-」をクリック
・Macの場合;画面左上の「-」をクリック

Zoomアプリを使っている場合は、自分のサムネイルをタップすることで画面サイズが小さくなります。

フレームレートを下げる

フレームレートとは、1秒間で使われる静止画のコマ数を数値化したものです。数値が大きいほど滑らかといえます。

ホワイトボード機能やブラウザを画面共有する際に通信量を抑えたい場合は、フレームレートを下げることも手段のひとつです。ただし、フレームレートを下げすぎると画面が見にくくなるため、調整をしましょう。以下に手順をまとめました。

1.画面右上の歯車マーク「設定」をクリック
2.「画面を共有」をクリック
3.画面右下の「詳細」をクリック
4.「画面共有を10フレーム毎秒に制限します」にチェックを入れる→フレームレートが変更可能になる

資料を別途用意する

画面共有機能を使うと通信量を消費しやすいですが、「資料を共有するためにどうしても使いたい……」という方も多いのではないでしょうか。このような場合、画面共有機能を使わずに、資料を別途準備することで解決できるでしょう。

例えば、パワーポイントを使う、資料を事前にダウンロードしておくなどの方法が挙げられます。資料はメールでも送信できるため、通信量を抑えるために工夫をしてみましょう。

リモートワークにZoomを導入するメリットとは?

緊急事態宣言後も希望する社員にはリモートワークの継続を認める企業もあり、今後もリモートワークへのニーズが高まる見込みです。そのため、リモートワークシステムとして代表的なZoomの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。ここでは、リモートワークにZoomを導入するメリットを3つ紹介します。

接続が簡単

Zoomのメリットのひとつは、インターネット環境さえ整っていれば簡単に接続できることです。他のリモートワークシステムでは、自分だけでなく相手もアカウントの取得が必要なケースもあります。

Zoomは相手がアカウントを取得していなくても、メールで送信したURLから1クリックで接続できる手軽さが魅力です。サポートコストも削減できるため、スムーズなリモートワークの実現に有効であるといえるでしょう。

接続が安定している

大事な議題を協議することも多いオンライン会議では、接続が切れることで会議自体の進行が滞るケースも考えられます。Zoomの場合、接続が比較的安定していることは大きなメリットです。

その理由のひとつに通信量の少なさが挙げられます。データ通信量の少なさは、安定した接続を実現しやすくする上、通信量に制限がある方にも魅力的といえるでしょう。

同時接続数が多い

Zoomは、同時接続数が多いことが特徴です。以下にZoomのプランと最大接続人数をまとめました。

【無料アカウント】
・基本:100人まで(時間制限あり)

【有料アカウント】
・プロ:100人まで
・ビジネス:300人まで
・エンタープライズ2.0:500人まで

有料アカウントではアドオンオプションを付けることで最大1,000人と接続できます。チームの会議だけでなく、セミナーなど大人数の接続が必要なケースにも対応可能です。

コミュニケーション手段を整えれば、リモートワークがより快適に!

リモートワークの課題や問題点として、社員同士のコミュニケーションが不足しがちになることが挙げられます。コミュニケーション不足が深刻化すれば、チームワークや業務効率が低下するかもしれません。

Zoomは画面共有やチャット、ホワイトボードなど多くの機能があり、コミュニケーションをとりやすいことがポイントです。会議中の意見交換やスピーディな認識の共有に効果的な役割を果たすでしょう。

リモートワークシステムの導入後のコミュニケーション手段としても、Zoomはおすすめです。

リモートワーク導入を一括サポート!Zoom&便利ツールを紹介

Zoomに加えてさまざまな便利ツールを使うことで、業務効率の向上が期待できます。メリットを認識している一方で、「導入にあたっては不安もある」という方もいるかもしれません。

ここでは、リモートワークの移行における懸念点や対策方法、便利なツールを一括導入できるサービスを紹介します。把握して、より安心・快適な環境を整えましょう。

リモートワーク移行にあたっての懸念点

すぐにリモートワークを導入したいと考えている場合でも、懸念材料はあります。具体的には次のような内容です。

・全ての社員に対するインターネット環境の整備
・セキュリティ対策とデータ管理
・社員のタスク管理

社員の全てにインターネット環境が整っているとは限らないため、移行前に調査をして使用環境を把握し、必要に応じた対応が求められます。また、操作方法を周知しておくことも重要です。リモートワークはインターネット回線を利用するため、セキュリティ対策は必要不可欠といえるでしょう。

また、リモートワークはネット環境が整っている場所であれば業務ができる反面、社員の勤怠管理や業務管理は難しいといえます。適切な管理ができるツールを導入することで、リモートワークのデメリットを補うことが可能です。

それぞれ手間がかかるシステムの導入をイッツコムなら一括導入可能

リモートワークの導入にはさまざまな課題が生じ、すべてをクリアするには手間をかける必要があります。浮き彫りになった課題に対して効率的に対応するために、以下のようなイッツコムのサービスがおすすめです。

サービス名サービス内容
法人SIM法人SIMカードを使い、回線を社員で共有できるサービスを提供(ドコモ回線を使用)
モバイル閉域接続インターネットを介さないネットワークサービスを提供することでセキュリティを強化
box万全のセキュリティでデータの管理や共有、アクセスできるサービスを提供
ホットプロファイル顧客データやタスク管理といった社内情報を可視化し、営業力の強化が期待できるサービスを提供

このように、リモートワークにおける課題を解決できる便利ツールがそろっています。Zoomと共にこれらのツールを導入することで、懸念されるセキュリティ対策や社員の管理、さらに営業チャンスも見逃さないシステムの構築を目指しましょう。

イッツコムならリモートワークに欠かせないサービスを提供

一般的に、安全で快適なリモートワークのシステム構築は、手間がかかる作業が多いといえるでしょう。イッツコムは、セキュリティ対策やタスク管理といったリモートワークに欠かせないサービスを多く提供しています。

リモートワークに関する課題を一括で解消できることがポイントです。リモートワークの導入機会に便利ツールも整備することで、開始後も業務の現状維持だけでなく、利便性や営業力のさらなる向上が期待できます。Zoomの弱点をカバーしつつ相乗効果も見込めるイッツコムのツールをぜひご検討ください。

まとめ

Zoomは導入のしやすさがメリットといえます。ネット環境によっては、通信量を抑える方法を把握しておくと安心です。また、有料版を導入することで、利用の幅も広げられるでしょう。

イッツコムは、リモートワークの課題をスピーディに解決できるツールが一括導入できることが強みです。例えばZoomによる通信量が気になる場合も、メンバー同士で通信量をシェアできる法人データSIMをご用意しています。リモートワークの本格導入を検討している方は、この機会にイッツコムへお気軽にご相談ください。