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Zoomの「手を挙げる」について機能・活用法を徹底解説

リモートワークの導入が進む昨今、オンラインミーティングのためにZoomを採用する企業が増えています。しかし、Zoomは対面とは勝手が違うため、他の参加者が話し始めるタイミングが分かりにくく譲り合いになるといったケースもあるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Zoomでの発言を円滑にしたい方に向けて、「手を挙げる」機能を使いこなす方法について解説します。機能を最大限に活用することで、業務の効率がよりアップするでしょう。

Zoomの手を挙げる機能とは

今やオンラインミーティングには欠かせないZoomには、手を挙げる機能が存在します。大人数でのミーティングやセミナーで、発言するタイミングを逃したり他の人と被ったりすることを防ぐために役立つ機能です。ここでは、Zoomの手を挙げる機能について解説します。

1.Zoomの手を挙げる方法

Zoomの手を挙げる機能を使うと、手を挙げた人の画面左上に手のひらのマークが出て、同時に主催者にも通知されます。この機能を活用することで、質問がある人や発言したい人が一目で分かるでしょう。

Zoomミーティング中は画面右下に「反応」というボタンが表示されます。このボタンを選択して表示されるリアクションの中から「手を挙げる」を選んでクリックすれば、手を挙げるという操作は完了です。

Zoomの挙げた手を降ろす方法

続いて、挙げた手を降ろす方法です。手を挙げた状態で先ほどと同じ「反応」ボタンをクリックすると、「手を挙げる」という文字が「手を降ろす」に切り替わっています。このボタンをクリックすれば、手を降ろす操作は完了です。

手を挙げる機能で表示されたアイコンは、自分で手を降ろす操作をしない限り、画面上に残り続けます。使い方によってはミーティングを効率化できるため、必要に応じて使ってみましょう。

Zoomで手を挙げるタイミング

Zoomの手を挙げる機能を活用したいタイミングは4つあります。Zoomミーティング中に発言したいとき、Zoomウェブセミナー中に発言したいとき、多数決を採るとき、ワークの進捗を確認するときの4つです。ここでは、それぞれの場面について解説します。

1.Zoomミーティング中に発言したいとき

Zoomミーティングで難しいのは、場の空気や参加者の性格がつかみにくく、発言までのラグが大きい点でしょう。オフラインであれば感じ取れる「あの人は発言しそう」という雰囲気が中々感じられません。

手を挙げる機能を使うことで無駄な譲り合いが減り、発言したい参加者が一目で分かるためミーティングを円滑に進められます。特に参加者が多いミーティングでは、発言者を決めて流れをスムーズにするためにも手を挙げる機能を活用するとよいでしょう。

2.Zoomウェブセミナー中に発言したいとき

最近はオンラインで開催されるセミナーが増えており、Zoomも頻繁に使われています。会社のミーティングとは異なり大人数が参加する場合が多いため、発言するタイミングが難しいだけでなく、他の人と被ったときに埋もれやすいのが難点です。

手を挙げる機能を使えば、主催者や司会者の方が発言したい人を見つけやすくなります。Zoomの手を挙げる機能は自分で降ろさない限り消えないため、一度見落とされても再度見たときに拾ってもらえるでしょう。

セミナーは100人以上が集まる場合もあります。細やかな質疑応答によって高い満足度を得るためにも、手を挙げる機能を有効活用しましょう。

3.Zoomで多数決を採るとき

ミーティングで何かを決めるときに、多数決を使うケースもあるでしょう。オフラインの場合、その場で手を挙げてもらえば問題ないですが、Zoomはパソコンの小さい画面で挙手しているかどうかを確認しなければなりません。

手を挙げる機能はボタンをクリックするだけで挙手ができ、結果の集計も手間がかからず簡単です。Zoomで多数決を採るときは、手を挙げる機能を使うことをおすすめします。

4.ワークの進捗を確認するとき

社内やセミナーのワークショップでは、Zoomで参加者をつなぎながら何かしらの作業をする場合があります。しかし、オンラインだと個々の進捗を確認するのが困難です。先に進んでよいのか待ったほうがよいのか判断できず、進行が滞ることもあるでしょう。

まだ終わっていない人を確認するためにも、Zoomでワークをする際は手を挙げる機能で進捗を確認するのがおすすめです。

Zoomだけの導入で感じている問題点

ビジネスにおいてZoomの機能は使いやすく、導入する企業は増えています。一方、Zoomの導入だけでは解決できない問題点も少なくありません。例えば、セキュリティへの不安や回線の不安定さ、リモートワークの管理が難しいといった課題です。ここでは、Zoomだけを導入したときの問題点と対処法について解説します。

1.セキュリティへの不安がある

Zoomだけを導入した場合の問題点は、セキュリティに対する不安です。Zoomによりリモートでの会議が容易に開催できるようになりました。一方、セキュリティ対策をしていないと、自宅や外出先から社内LANにアクセスしたときにデータが流出したりハッキングされたりする危険性があります。

イッツコムでは「モバイル閉域接続」を展開中です。モバイル閉域接続はインターネットを経由しないネットワークを利用しているため、通信自体を知られることがありません。自宅や外出先からでも安全に社内LANにアクセスできます。

2.不安定な回線でストレスがたまる

Zoomだけを導入すると、不安定な回線でストレスがたまる場合があります。オンラインミーティング中に相手の動きが止まったり音声が途切れたりすると、正確な内容が伝わりません。録画をしている場合、映像や音声を取得できずに議事録作成に支障を来すことも考えられます。

Zoomの導入と同時に、不安定な回線からの乗り換えを検討するのも対策のひとつです。イッツコムの光回線サービスは、下り2Gbps、上り1Gbpsの高速回線を提供します。さらに、「法人データSIM」はNTTドコモ回線を社内のメンバーで容量をシェアしながら利用可能です。いずれも安定した通信を行う上で最適なサービスといえるでしょう。

3.リモートワークの管理が難しい

Zoomだけを導入した場合、リモートワークの管理が難しいのが問題点です。リモートワークは社員がどのように業務を行っているのかが分かりづらく、効果を感じにくいという側面があります。

イッツコムの営業支援サービス「ホットプロファイル」を利用すれば、担当者の営業活動の可視化が可能です。名刺をスキャンするだけで顧客がデータベース化され、担当者しか知らない情報を入力することで、社員全員で顧客の情報を共有できます。オンラインミーティングと組み合わせれば、より効率の良い営業活動につながるでしょう。

まとめ

リモートワークが増える昨今、Zoomの機能を最大限に活用して、ミーティングやセミナーを円滑に進めることが大切です。例えば、Zoomの「手を挙げる」機能を有効活用することで、業務の効率化が図れるでしょう。

イッツコムではZoomの他にも、モバイル閉域接続、光回線サービス、ホットプロファイルといった企業の業績を高めるのに効果的なツールを数多く展開しています。業務改善につながるツールを活用し、日々の業務の効率化を実現するためにも、お気軽にイッツコムへお問い合わせください。