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テレワークでストレスを感じることも?ITの力で適切に対処しよう

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

テレワークは出勤する必要がなく、自宅で仕事に取り組めるのでストレスフリーな働き方に思えるかもしれません。しかし、テレワークを始めたことでさまざまなストレスを感じる方もいるようです。

あなたの会社でもテレワークを導入したものの、社員からの評価がまちまちで悩んでいるということはありませんか?テレワーク導入が、社員のワークライフバランスの向上を目的としているなら頭の痛い問題です。そこでこの記事では、テレワークでストレスを感じてしまう原因と、対処法についてご紹介します。

ストレスフリーなテレワークを実現するためにも、今回ご紹介するポイントをしっかりチェックして適切に対策してください。細部まで対策をすることで、社員のストレスも軽減され作業効率も上げられるでしょう!

テレワークでストレスになりがちな点って?


テレワーク環境においては、通勤時間の短縮や、育児や介護との両立、業務に集中できるなどのメリットがある反面、長時間労働や不十分な環境整備、効率低下などストレスの原因になるものが数多く存在します。ここではテレワーカーが感じるストレスの主な原因について見ていきましょう。

【関連記事】テレワークでのマネジメントの課題とは?対策と具体的な手法を解説

長時間労働

テレワークは場所・時間を問わず働けるため、長時間労働の引き金になるケースがあります。特に自宅で仕事しているとONとOFFの区別をつけにくく、ダラダラと仕事してしまうケースもあるでしょう。

「ワークライフバランスの向上を目的としていたのに、長時間労働が常態化してしまった」という状況では本末転倒です。満足できるテレワーク環境を実現するためにも、長時間労働を防ぐ仕組みを事前に整えましょう。

コミュニケーション不足

ひとりひとりが別の場所で働いていると、オフィスで働いているときに比べてコミュニケーションが薄くなります。業務に必要なコミュニケーションをとることが難しくなると、思ったように仕事を進められずにストレスを感じてしまいます。

特にチームで進めていく業務では、適切なコミュニケーションが必要不可欠です。

運動不足

自宅で仕事していると体を動かす機会が減り、運動不足に陥りがちです。日々の通勤も体を動かす機会のひとつなので、通勤不要で時間を効率的に利用できるようになった反面、ほとんど運動する機会がなくなる方もいます。適度な運動はストレスの解消に役立つため、慢性的な運動不足によって疲労やストレスを感じやすくなるテレワーカーも少なくはありません。

非効率的な働き方

業務フローがオフィスワークを前提としておりテレワークを考慮していない場合、効率は下がってしまいます。「できるだけ効率的に仕事を進めたいのに思ったように進まない」となると強いストレスを感じてしまうものです。非効率的な働き方はストレスになるだけではなく、生産性が低下する原因のひとつです。

不適切な評価

テレワークではひとりひとりの業務状況が不透明になりやすく、管理者は評価しにくいと感じることもあります。社員にとっては適切な評価を受けられないとモチベーションが低下し、仕事する意欲が削がれてしまいます。

管理者側が評価しにくいと感じているなら、社員も「仕事しても適切に評価してくれない」と感じている可能性が高いでしょう。これらは社員のストレスに直結し、不満を生む原因にもなります。

劣悪な労働環境

誰しも自宅で快適に仕事できる状態になっているとは限らず、中には業務環境が整っていない社員もいるかもしれません。仕事に適した環境でなければ十分なパフォーマンスを発揮できません。

そうなるとテレワークよりオフィスのほうが働きやすいと感じてしまいます。劣悪な労働環境はストレスになるだけではなく、健康を害する原因にもなります。社員のことを考えてテレワークを導入したのに不満を感じる社員が多かったという結果にもなりかねません。

ストレスを解消するための7つの方法


先程ご紹介したように、テレワークは快適な働き方のように見えても、ストレスの原因になる点がいくつも隠れています。しかし、適切に対処すればストレスの原因を減らして働きやすい環境を実現できるのも事実です。

ここからはストレスを解消するために役立つ方法を7つご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。「ストレスフリーなテレワーク環境を作るにはどうすればいい?」と疑問に思っている企業担当の方は必見です!

仕事環境を適切に整える

まずは仕事環境を適切に整えましょう。サテライトオフィスなどを活用する場合は問題ありませんが、在宅勤務を中心とするなら特に注意が必要です。

社員が自宅で作業する場合、社員が一から環境を構築するとコストもかかるため、テレワーク補助制度などを設けて会社側である程度支援するのもおすすめです。「社員に快適に働いてもらうにはどうすればいいか?」という点を重視するようにしましょう。

コミュニケーションツールを導入する

スムーズに業務を進めるには円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。テレワークでは社員が1カ所に集まらない都合上、ビジネスチャットやWeb会議を通したコミュニケーションツールがどうしても必要です。

業務に必要なコミュニケーションを円滑に取れるようにするためにも、必要なツールを導入してからテレワークを始めましょう。

ワークフローを見直す

ワークフローがテレワーク向けではないと感じる場合、大規模にテレワークを導入する前にワークフローを見直しましょう。「必要な資料を共有する方法がない」「無駄な業務が多い」という状況では大きなストレスになってしまいます。

ワークフローを見直す際は「テレワーク環境でもこれまで通り業務が進むだろうか?」「大きな支障になりそうなものは何だろうか?」という観点から考えましょう。テレワークを導入するにあたっての課題が分からない場合は、テストとして小規模にやってみるのもおすすめです。

定期的なヒアリングを設ける

いくら準備を万全に整えても、思いもよらなかった原因でストレスを感じる社員が出てくる可能性もあります。社員のストレスは会社側にはなかなか伝わらないものです。

「ストレスの原因になっているものはないか」「業務遂行上の大きな支障がないか」を把握するためにも、定期的にヒアリングの機会を設けるのがおすすめですよ。社員の声を聞き、必要に応じて改善することで、徐々に快適で働きやすい環境になるでしょう。

タイムマネジメントを適切に行う

管理者が見えない場所で長時間労働を防ぐことは難しいことですが、社員のストレスを防いだり、健康管理をしたりするためにはとても大切です。そのため、テレワーク環境ではオフィスワーク以上にタイムマネジメントに力を入れましょう。開始時刻と終了時刻を明確に設定し、ダラダラと働いてしまう状況を防ぐことが大切です。

オンとオフのメリハリをつけた働き方を社員に徹底させましょう。その日の分のタスクを決め、それらを優先してこなし、時間に余裕ができた時間で休憩するなどのやり方がおすすめです。

十分な睡眠時間・運動時間を確保する

十分な睡眠時間と運動時間はストレス解消の鍵です。睡眠不足・運動不足に陥ると健康面にも悪影響を及ぼすので、社員の自己管理が求められるでしょう。こちらは会社側で環境を整えるものというよりは社員ひとりひとりが意識するものです。

評価制度を確立する

テレワーク環境で適切に評価するのは難しいと感じるかもしれません。しかし、社員のモチベーションを保つためにも評価は大切です。

テレワーク環境で社員の評価を行うためには、数値化できる成果を指標にするなど、可視化・透明化する必要があります。不透明な評価制度は逆に社員の不信感につながるリスクがあるため、十分に注意しましょう。

ストレスフリーな環境づくりに役立つツールを紹介


ストレスフリーなテレワーク環境を実現するには、ITの力を活用するのがおすすめです。ITソリューションの利用はコミュニケーション面、業務効率面で大きなメリットがあるので、テレワーク環境には欠かせません。テレワーク導入をお考えの際は、ぜひ活用してみてくださいね。

今回は特に汎用性が高い「ビジネスチャット」「Web会議システム」「クラウドストレージ」の3つをご紹介します。これらのITツールは、どのような業務形態でも活用しやすいので、使ったことのない方はぜひお試しください。

ビジネスチャット

ビジネスチャットは普段のコミュニケーションに最適なツールです。業務連絡・質問・報告などがこれひとつで完結するので、使わない理由はありません。案件ごとに連絡経路を分けたりスレッド化したりでき、コミュニケーションがスムーズになります。

テレワークの環境を整備する際、何から導入すればいいのか分からない方は、まずはビジネスチャットを導入してみましょう。

Web会議システム

Web会議システムはオンラインでミーティングするためのツールです。数人でも数十人でも利用できるので、社内ミーティングや商談などに幅広く活用できますよ。

これがあればミーティングや商談のために会議室に集まったり、取引先を訪問したりする必要はありません。利便性が高まるだけではなく、無駄な移動時間を削減して業務効率アップにつながるのでとてもおすすめですよ。

画面共有やチャット、ファイル送受信など 、あると便利な機能もちゃんと搭載しています。会議の際に多くの社員が1カ所に集まらなくてはいけないということがなくなるので、こちらも必須ツールのひとつです。

クラウドストレージ

クラウドストレージはビジネスに必要な資料を一元管理して共有するツールです。インターネット上にあるデータ倉庫のようなもので、オンラインであればどこからでもアクセスできます。

共有したいファイルをアップロードしておけば、必要とするユーザーはいつでもダウンロード可能です。

「資料をオフィスにとりに行かなければならない」「メールで送ろうと思ったら容量オーバーでした」というトラブルを一掃できるので、ビジネス環境を一気に変えてくれますよ。

イッツコムのソリューションで低ストレス・高生産性のテレワーク環境を実現


テレワークに役立つITツールにはさまざまなものがあり、どれがいいのか迷ってしまうものです。そこで、イッツコムでは使いやすく利便性が高いものを厳選してご提供しています。

今回は「Zoom」「Box」「モバイル閉域接続」の3つを見ていきましょう。ツール選びでお悩みの方は参考にしてください!

ミーティングには「Zoom」

Zoomは大勢でミーティングするのに役立つWeb会議システムです。契約するライセンスによって異なりますが、最大100人または300人まで1つのミーティングに参加できます。

普段のミーティングならこれひとつで十分なので、Web会議システム選びに迷ったらぜひイッツコムにご相談ください。参加者側はアカウントがなくても招待リンクをクリックするだけで会議に参加できます。そのため、取引先との商談にも快適にお使いいただけますよ。

チャットにも「Zoom」

Zoomにはチャットができる「Zoom chat」というチャット機能も備わっています。有料版、無料版に関わらず利用でき、マルチデバイス対応のため場所や時間を選ばず日常の会話も気軽に行える点が魅力です。社員同士のコミュニケーション活発化に有効となるでしょう。

効率的かつ安全にファイルを共有できる「Box」

ビジネスに使う機密情報は安全に保管することが大前提です。さらに、普段から使うものは利便性も重視したいもの。

そこでおすすめなのがビジネス向けクラウドストレージの「Box」です。Boxなら容量無制限でデータを保管でき、国際規格(ISO27001)に準拠したレベルのセキュリティを確保しています。

アクセス権の細かい管理にも対応しているため、機密情報も安心して保管できます。パスワードを掛けずにセキュリティを確保できるため、安全性と利便性を両立させたい際におすすめです。

一定レベルの通信セキュリティを確保するなら「モバイル閉域接続」

テレワークでは社員がさまざまな場所で作業する都合上、通信経路のセキュリティ確保も課題です。各個人が契約しているインターネット回線を使っていると、通信を傍受されて情報が流出するリスクも考えられます。

そこで役立つのがイッツコムのモバイル閉域接続です!これは広域イーサネットと呼ばれる仕組みのひとつで、社員が使っているデバイスと社内ネットワークをインターネット以外のルートで接続します。

インターネットを使わないため、外部から攻撃を受けるリスクを大幅に減らせるのがメリットです。セキュリティ確保に有用なシステムなので、ぜひご検討ください。

インターネットへのアクセスが必要なときは、社内ネットワーク上のファイアウォールを経由できます。危険な通信を遮断したり、通信ログをとったりするためにも役立ちます。

まとめ


テレワークは環境整備の不十分さや業務効率の悪さ、評価の曖昧さなどが社員のストレスにつながってしまいます。しかし、多くのストレスはITの力を活用して適切に対処すれば軽減できるのが事実です。

イッツコムでは、テレワークを快適にするためのツールを複数ご提供しています。ビジネスチャットやWeb会議システム、クラウドストレージなど、使いやすくて安全性が高いものを厳選していますので、環境構築面で課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。

ほかにも高速インターネット回線や顧客管理システムなども提供中です!こちらも業務を効率化するために欠かせないITツールです。ぜひこちらもあわせてチェックしてください。