#02Project Story

大規模団地 FTTH切替プロジェクト

お客さまの暮らしに寄り添いながら。
信頼を育てる営業が、成果につながる。

BtoC部門(セールス/サポート)

Introduction

概要

スマートライフ推進部では、地域に暮らすお客さまに“安心で快適な通信体験”を届けるため、さまざまな取り組みを進めています。今回ご紹介するのは、68棟・約5,500世帯を対象に実施された、大規模団地でのFTTH(光回線)切替プロジェクト。
地域の声、会社の危機感、そして現場の創意工夫が積み重なった半年間の取り組みについて、当時営業チームを率いていたK.Iさんに伺いました。

#01

高まる高速化ニーズと、既存のお客さまを守るための決断

プロジェクトが始動したのは、団地で「より速いネットを使いたい」という声が高まり始めていた時期でした。築40年以上の建物が多い大規模団地では、従来型のケーブル回線をご利用の方も多く、「通信速度への不満が少しずつ表面化していた」といいます。

「このままでは他社の光回線に切り替わり、既存のお客さまを一度に失ってしまうかもしれない。そうした危機感がありました」と、K.Iさんは振り返ります。

一方でイッツコムは、“通信インフラサービス事業者から、暮らしを支える「総合生活サービス事業者」へ”という転換点にあり、地域に寄り添った価値づくりに力を入れはじめていました。

そうしたなか、2023年6月。分譲住宅のネゴシエーション担当による住宅管理組合協議会との交渉が実を結び、FTTH切替プロジェクトが正式にスタート。社内でも「過去最大規模の団地でどう営業し、どう広げるか」といった協議が進み、K.Iさんのチームが中心となる営業体制が固まっていきました。

#02

生活者の立場から営業フローを設計

チームを率いるK.Iさんが今回の営業で重視したのは、お客さまの立場で考え、より理解しやすい案内方法を整えることでした。

「すでにイッツコムの回線を利用されている方と、未加入の方では、不安や疑問点が大きく異なります。そこで案内フローを2つに分け、それぞれに丁寧に寄り添ってご説明できる体制を整えました」とK.Iさんは語ります。

今回の切替により、既利用者さまが継続して利用される場合は、光回線プランへの変更が必要になります。誤解や不安が生まれないよう、とくに気を配り、社員が背景を丁寧に説明することに力を入れました。

また、工事会社とも連携し、お申し込み当日にそのまま設置まで完了できる仕組みを整えました。広い団地内でもスムーズに動けるよう、社員・業務委託・工事会社あわせて約20名で毎週緻密に動線を調整したことで、お客さまの負担を大きく減らすことができました。

さらに、イッツコム初となる長期契約キャンペーンを用意し、団地内には半年間限定の相談窓口を設置。高齢の方でも気軽に立ち寄り、何度でも相談していただけるようスタッフが常駐しました。この「安心して聞ける場所」が生まれたことで、地域との距離を縮める大きなきっかけになったといいます。

#02-2

地域密着企業としての取り組みも

営業活動の一方で、団地の活性化にも力を注いだとK.Iさんはいいます。

期間中には、スマホ教室やハロウィンイベント、イッツコムchの番組公開収録など、地域に寄り添った企画を実施しました。とくに公開収録には多くの方が集まって大いに盛り上がり、団地内のお店のPRにもつながるなど、地域の方々によろこばれる取り組みとなりました。

イベントにはイッツコムの代表も視察に訪れました。お客さまの反応や現場の熱量に心を動かされた様子で、「とてもよい取り組みですね。ここからもっと挑戦が生まれそうですね」と声をかける場面もあったそうです。

「社長からそういっていただけたのは、チームにとっても大きな励みになりました。長期にわたるキャンペーンも含め、やってよかったと心から思えた瞬間でした」とK.Iさんは笑顔で語ります。

#03

130%達成と、地域コミュニティの活性化を実現

半年間にわたる取り組みの結果、プロジェクトは目標比130% を達成しました。

相談窓口には、常連のように何度も足を運んでくださる方も多く、「こんなに丁寧に説明してくれる会社はほかにない」「期間限定ではなく、ずっと続けてほしい」といった声が寄せられました。

「団地には以前、私が管理を担当していた携帯ショップがありました。復活を望む声があるなかで窓口を設け、再び地域のみなさまに親しんでいただけたことが、なにより嬉しかったです」とK.Iさんは語ります。

また、高速なインターネット環境が整ったことで、若いファミリー層の流入や商店街の活性化など、団地全体の魅力向上にもつながりました。

「数字以上に、地域のなかで役に立てたという実感が大きかったです」とK.Iさんはいいます。

#04

今後の展望と、求職者へのメッセージ

プロジェクトが終わった今も、今回の対応で得た知見は、既存のお客さま向けの施策や、ほかのプロジェクトの改善にも活かされています。

「今回の経験で、営業のあり方や進め方を大きく見直すことができたと感じています」とK.Iさんは語ります。

最後に、これから仲間になる方へメッセージを伺いました。

「大切なのは、生活者の声に耳を傾け、“お客さまのためになにがいちばんよいか”を信念として持ち続けることです。イッツコムは、部署の垣根を越えて仲間と連携しながら、自分の手で地域の課題を解決していける会社です。地域に寄り添い、街の未来を一緒につくっていきたい方と、ぜひお会いしたいです」

大規模団地での挑戦は、通信の枠を超えて“地域の暮らしを支える営業”の形を示したプロジェクトでした。その先には、街と生活者をつなぐ新しいスマートライフが広がろうとしています。