マンションの回線速度が遅い理由は?光回線の調子が悪いときの対処法も解説

インターネット関連

「自宅マンションのインターネットの調子が悪い」「通信が混雑していて快適にインターネットを利用できない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合は、マンションのインターネットが遅くなる原因を把握したうえで、対策を講じていくことが大切です。

この記事では、マンションの回線速度が遅くなる理由について、分かりやすく解説します。また、光回線の調子が悪いときの対処法もご紹介するので、参考にしてみてください。

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マンションの回線速度が遅い理由

「なぜマンションのインターネットの回線速度が遅くなるのか」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。マンションのインターネットは、配線方式や周辺機器が原因で遅くなることがあります。また、プロバイダがマンションの回線速度に影響を及ぼすケースもあるでしょう。どのような理由があるのか、ひとつずつ解説します。

・1本の回線を複数人で共有している
・配線方式がVDSLになっている
・周辺機器が古い
・最新の通信方式(IPv6)に対応していない
・プロバイダに問題がある

1本の回線を複数人で共有している

マンションの場合、1本の回線を分岐させて複数人で共有する仕組みです。回線を共有する人数が多いほど、1本の回線にかかる負担は増え、通信が混雑しやすくなります。

特に平日の20時~24時ごろの時間帯や土日祝日は、自宅でパソコンやスマートフォンを使用する方が増えます。その結果、インターネット回線を同時に共有する人数が多くなり、通信速度が低下しがちです。

なお、広告などで、最大通信速度「○○Gbps」という表記を目にしたことがあるかもしれません。これは、1本の回線を分岐させる前の最大通信速度です。分岐後に各部屋で実際にインターネットを利用する際は、最大通信速度を下回ることもあるので注意が必要です。

配線方式がVDSLになっている

マンションの配電盤室まで光ファイバーケーブルが引き込まれていても、配電盤室から各部屋までは電話回線(VDSL)を使用しているケースがあります。このような配線方式をVDSL方式と言います。

光ファイバーケーブルと電話回線を併用するVDSL方式では、電話回線が光回線の速度に対応できないため通信速度が落ちてしまいます。そのため、マンションが光回線を契約していても、光回線本来の通信速度が出せません。特に固定電話が主流だったころに建てられたマンションでは、VDSL方式を採用しているケースが多いので注意が必要です。

なお、光ファイバーケーブルのみを使う光配線方式では、契約している回線本来の速度で安定したインターネット通信を行うことができます。

周辺機器が古い

マンションに備え付けてある周辺機器が古いと、インターネットの通信速度が遅くなることがあります。最新の通信規格に対応していない何世代も前のONU(光回線終端装置)やルーターを使っている場合は、高速通信を行うことができません。

例えば、1995年に導入された「カテゴリー5」という規格のLANケーブルは光回線の通信速度に対応していません。しかし、LANケーブルは交換される機会が少ないので、光回線を契約しているマンションでも「カテゴリー5」のLANケーブルを使い続けている場合があります。お使いのLANケーブルに「CAT5」という表記がないかどうか、一度チェックしてみましょう。

最新の通信方式(IPv6)に対応していない

マンションのインターネットが最新の通信方式(IPv6)に対応していないケースもあるでしょう。その場合、回線が混雑しやすく通信速度が低下する可能性が高くなります。

古い通信方式(IPv4)では、インターネットを利用する際に、網終端装置という場所を経由しながらデータの送受信を行います。網終端装置という場所は、同時に大量のデータの処理が行われるため、混雑が起こりやすいことが特徴です。

一方、最新の通信方式(IPv6)では、網終端装置を経由せずにデータの送受信が可能です。混雑が起こりやすいポイントを避けてデータのやり取りができるため、通信速度が安定しやすくなります。

プロバイダに問題がある

プロバイダに原因があって、インターネットの通信速度が落ちている場合もあります。例えば、プロバイダの利用者数が多いケースです。同時に利用する人が増えて回線が混雑すると、通信速度が遅くなります。

また、プロバイダが保有している設備のスペックが、インターネット回線の安定性に影響を与えるケースもあります。サーバーの強度や通信設備の充実度が高いプロバイダであれば、回線の混雑は起こりにくいでしょう。一方で、設備の処理能力が低いプロバイダの場合、通信速度が不安定になる可能性があります。

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マンションの光回線の調子が悪いときの対処法

「マンションのインターネットの調子が悪い気がする」「自分でもできる対処法が知りたい」という方もいるのではないでしょうか。光回線の調子が悪い場合は、各デバイスや周辺機器の状況をチェックしてみることが大切です。インターネットの調子が悪いときの対処をご紹介します。

・混雑する時間帯を避ける
・パソコンやスマートフォンのアップデートを行う
・周辺機器を買い替える
・光回線を乗り換える

混雑する時間帯を避ける

回線が混雑する時間帯を避けることで、よりスムーズにインターネットを利用できる可能性が高まります。そのため、土日や夜間など、自宅でパソコンやスマートフォンを使う方が多くなる時間帯を避けるのがおすすめです。特に、OSのアップデートなど容量の大きいデータ通信を行う際は、混雑する時間帯を避けるようにしましょう。

パソコンやスマートフォンのアップデートを行う

パソコンやスマートフォンのアップデートを行うことも大切です。光回線につないでいるデバイスのOSが古いバージョンのままだと、システムが上手く機能せず通信速度に悪影響を及ぼすことがあります。また、インストールしているアプリのアップデートを忘れていると、不具合の原因になりかねません。

OSのバージョンを長期間変えていない方は、アップデートを行ってみましょう。さらに、導入しているアプリも定期的にアップデートし、最新の状態に保つことが重要です。

周辺機器を買い替える

ルーターやLANケーブルなどの買い替えも検討しましょう。周辺機器を新しくすることで、通信速度が向上するケースがあります。

使っている周辺機器が古いと、最新の通信規格に対応していない可能性があります。その場合、光回線の速さに対応できず通信速度が遅くなりやすいです。お使いのルーターなどが古ければ、新しいものを購入するという方法もあります。

ただし、管理会社やオーナー側で買い替えてもらえることもあるので、一度相談してみるとよいでしょう。

光回線を乗り換える

新しい光回線を契約することで、通信速度が向上するケースがあります。そのため、回線の変更を検討してみるのもおすすめです。

回線速度が遅かったりプロバイダの設備が充実していなかったりする場合は、デバイスや周辺機器をチェックしても通信速度が向上しない可能性があります。そのような場合でも、光回線の変更を行えば、通信速度・安定性の向上が見込めるでしょう。

さらに、月額料金やオプションサービスなどを見直せることがメリットです。通信速度にお困りの方は、回線事業者の変更を検討してみましょう。

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マンションで光回線を乗り換える際の注意点

「マンションで光回線を変更する場合の注意点について知りたい」という方もいるでしょう。マンションで光回線を契約するときは、管理会社やオーナーから許可をもらう必要があります。また、マンションが光回線の提供エリア内にあるかチェックすることも欠かせません。光回線に乗り換える際の注意点を確認しましょう。

・住まいが光回線の提供エリア内かどうか調べる
・管理会社やオーナーから許可を得る
・ライフスタイルに合わせたプランを選ぶ

住まいが光回線の提供エリア内かどうか調べる

光回線は、回線事業者によって提供可能エリアが異なります。申し込みたい光回線を見つけても、住んでいるマンションが提供可能エリアの外にある場合は、その光回線には申し込めません。そのため、光回線を探す際は、各事業者の公式サイトにアクセスし提供可能エリアを確認するようにしましょう。

管理会社やオーナーから許可を得る

賃貸マンションに住んでいる場合、光回線を変更するためには管理会社やオーナーからの許可が必要です。事前に管理会社やオーナーに連絡を入れ、光回線を変更したい旨を伝えましょう。

マンションにおける回線工事では、光ファイバーケーブルを部屋の中に通す際、壁に穴を開ける場合があります。また、マンションの共同スペースで作業が行われることも多いので、許可なく工事を進めてしまうとトラブルに発展する可能性があります。

ライフスタイルに合わせたプランを選ぶ

光回線を変更する際は、ご自身のライフスタイルに合わせたプランを選ぶのがおすすめです。普段あまりインターネットを使用しないのであれば、月額料金の低いプランで十分でしょう。一方、インターネットの利用頻度が高い場合は、通信速度などを重視してプランを選択することが大切です。

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光回線を乗り換えるならイッツコムがおすすめ

「マンションの光回線を変更したいが、どの回線事業者を選べばよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。光回線の変更を検討している場合は、マンションでも高速通信が可能なイッツコムにお任せください。

・マンションでも高速インターネットを利用できる
・最新の通信方式(IPv6)に対応している
・回線契約とプロバイダ契約をまとめられる
・ライフスタイルに合わせて最適なプランを選べる

マンションでも高速インターネットを利用できる

イッツコムの光回線サービス「イッツコムひかり」では、戸建て住宅用のプランに加えて、マンションなどの集合住宅用のプランも用意しています。そのため、マンションで安定した高速インターネットが利用可能です。

集合住宅用のプランは、下り最大600Mbpsの通信速度に対応しています。そのため、マンションにお住まいの方でも、オンラインゲームや高画質動画を快適に楽しめます。

最新の通信方式(IPv6)に対応している

「イッツコムひかり」は、最新の通信方式であるIPv6に対応しているサービスです。IPv6では、網終端装置(データが混雑しやすいポイント)を経由せずにデータの送受信を行えます。

そのため、回線の混雑が起こりにくく、通信速度が安定しやすくなります。古い通信方式であるIPv4の通信環境に不満を感じている方は、IPv6に対応しているイッツコムをお試しください。

回線契約とプロバイダ契約をまとめられる

「イッツコムひかり」では、回線契約とプロバイダ契約を同時に行うことが可能です。回線事業者とプロバイダそれぞれと契約手続きを行わなくてよいので、スムーズに光回線の導入を進められます。

連絡先や問い合わせ窓口も一つにまとめられているので、緊急トラブルなどが生じた際に、どこに連絡すればよいのか迷うことがありません。回線事業者とプロバイダをひとまとめにしたい方は、お気軽にイッツコムまでご相談ください。

ライフスタイルに合わせて最適なプランを選べる

「イッツコムひかり」では、インターネットの利用頻度が高い方とそうでない方に向けて多彩なプランを用意しています。マンション向けプランの例は以下の通りです。

・600メガコース:4,730円(税込)
・300メガコース4,180円(税込)
・30メガコース:3,520円(税込)

自宅マンションにおけるインターネットの使用状況を再確認してみましょう。そのうえで、ご自身のライフスタイルに合わせて最適なプランを選ぶことをおすすめします。

※関連ページ:インターネットサービスのコース・ご利用料金

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まとめ

お住まいのマンションの回線速度が遅い場合、配線方式や周辺機器に原因があるかもしれません。また、最新の通信方式(IPv6)に対応していなかったり、プロバイダの設備が充実していなかったりするケースもあるでしょう。その場合は、回線事業者の変更を検討するとよいでしょう。

光回線の変更をご検討の際は、マンションでも高速通信が可能なイッツコムにお任せください。「イッツコムひかり」なら、最新の通信方式(IPv6)で快適にインターネットを利用できます。興味のある方は、お気軽にイッツコムまでご相談ください。

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