回線速度とプロバイダの関係とは?光回線の調子が悪い場合の対処法も解説

インターネット関連

「最近自宅のインターネットの調子が悪い気がする」「プロバイダによって回線速度が変わるのかどうか知りたい」という方もいるのではないでしょうか。

自宅の光回線が遅い原因はプロバイダにあるかもしれません。また、プロバイダ以外の原因により、インターネットの調子が悪くなっている可能性もあります。インターネットの調子が悪い原因を突き止め、改善したいと思っている方もいるでしょう。

この記事では、回線速度とプロバイダの関係について分かりやすく解説します。また、光回線の調子が悪い場合の対処法も紹介するのであわせて参考にしてみてください。

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回線速度とプロバイダの関係

プロバイダは、回線速度に大きな影響は与えません。どのプロバイダを選んでも、回線が同じなら基本的には回線速度も同じです。

しかし、プロバイダは回線の安定性には影響を与えることがあります。そのため、同じ光回線を契約していても、プロバイダによっては通信が不安定になったり遅くなったりする可能性があるのです。

「最大通信速度1Gbps」のような、もともと決まっている回線速度のことを理論値と言います。しかし、パソコンでインターネットを利用する際に、理論値の速度が出ることはほとんどありません。

なぜなら、プロバイダを通過するときに速度が落ちるからです。不安定なプロバイダであるほど、通信も不安定になったり遅くなったりしやすいと言われています。

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プロバイダによって光回線が遅くなる原因

「インターネットの調子が悪くなる原因は何なのか」「どのようなプロバイダを使うと通信速度が遅くなるのか」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。設備が充実していないプロバイダや、古い通信方式にしか対応していないプロバイダを使っていると、回線の安定性が損なわれ通信速度が遅くなることがあります。

・利用者数が多い
・保有している設備の処理能力が低い
・古い通信方式(IPv4)にしか対応していない
・通信制限を設けている

利用者数が多い

プロバイダの利用者数が多いと、回線が混雑しやすくなります。そのため、通信速度が遅くなる可能性があるのです。特に契約者数の多い大手のプロバイダを使用している場合は、回線の混雑が生じやすいでしょう。

また、光回線は同時に利用する方が増えるほど、混雑しやすい特長があります。そのため、平日よりも学校や仕事が休みになる土日祝日のほうが、通信が不安定になりやすいです。

さらに、平日であっても20時~24時ごろの時間帯は、自宅でパソコンやスマートフォンを使う方が急増します。そのため、インターネットの通信速度が落ちる可能性があるのです。

保有している設備の処理能力が低い

プロバイダが保有している設備の処理能力が低いケースもあります。その場合、通信速度の安定性に影響が出る可能性が高くなります 。

プロバイダによって、サーバーの強度や通信設備の充実度は異なります。設備のスペックが高ければ通信速度は安定し、快適にインターネットを利用できるでしょう。一方で、プロバイダの設備の処理能力が低い場合、回線の混雑により通信速度も落ちやすいです。

また、設備の強度やスペックが高くないと、災害などによる物理的な接続トラブルが生じやすくなります。通信障害などが起こった後の対応力にも差が出てきます。

一般的には大手のプロバイダのほうが、保有している設備のスペックが高い傾向にあるでしょう。しかし、お住まいの地域によっては、地域密着型のプロバイダのほうが設備が充実しているケースもあります。

古い通信方式(IPv4)にしか対応していない

プロバイダの中には、古い通信方式(IPv4)にしか対応していない回線事業者も存在します。そのようなプロバイダと契約していると、通信の混雑が起こりやすいです。そのため、快適にインターネットを利用できない可能性が高くなります。

古い通信方式(IPv4)では、インターネットを利用してデータの送受信を行う際に、網終端装置という場所を経由しなければなりません。網終端装置では大量のデータのやり取りが行われるため、混雑が起こりやすいです。

一方で、新しい通信方式(IPv6)では、データの送受信を行う際に網終端装置を経由する必要がありません。混雑しやすいポイントを回避しながらデータの送受信が可能なため、通信速度が安定しやすくなります。

通信制限を設けている

プロバイダによっては、通信制限の基準を設けているケースがあります。膨大な量のデータ通信を行ったことで 、パソコンやスマートフォンのインターネット接続が重くなったのであれば、速度制限がかけられている可能性もあるでしょう。

通信制限の基準はプロバイダによってさまざまです。例えば、1日に30GBのデータ通信を行った場合に制限をかける回線事業者もあります。

しかし、通常の利用範囲内であれば、1日に30GBものデータ通信を行うことはまずありません。そのため、普段より多くパソコンやスマートフォンを使ったからと言って、通信制限になる可能性は限りなく低いと言えます。

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プロバイダ以外で光回線が遅くなる原因

「光回線が遅くなる原因はプロバイダ以外にもあるのか」という疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。周辺機器や使用するデバイスに問題があると、インターネットの速度が遅くなる場合があります。

・周辺機器に問題がある
・各デバイスに問題がある

周辺機器に問題がある

ルーターなどの周辺機器に問題あると、光回線が遅くなる可能性があります。例えば、無線LANルーターにほこりが溜まっていたり、LANケーブルの差し込みが甘かったりすると、速度が低下する原因になるでしょう。

また、ルーターなどの周辺機器が古いものだと、最新の通信規格に対応していないケースがあります。その場合、光回線の速度がいくら速くても、本来の通信速度が出にくくなるのです。

各デバイスに問題がある

パソコンやスマートフォンなどのデバイスに問題があって、インターネットの調子が悪くなるケースがあります。例えば、以下のような条件に当てはまっているパソコンをお使いの場合、通信速度が低下しやすくなっている可能性があるので、確認が必要です。

・OSのバージョンが古い
・アプリのバージョンが古い
・スペックが低い
・メモリの容量が少ない
・ハードディスクが損傷している

古いモデルのパソコンを使っている場合は、特に注意が必要です。通信処理能力が低く、高速インターネットに対応できない可能性があります。

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光回線の調子が悪い場合の対処法

「インターネットの調子が悪い場合の解決方法を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。光回線の調子が悪いときは、周辺機器や各デバイスをチェックしてみることが大切です。また、プロバイダを変更するという選択肢もあります。

・周辺機器をチェックする
・各デバイスをチェックする
・セキュリティ状況をチェックする
・プロバイダを変更する

周辺機器をチェックする

インターネットが重たいと感じたときは、まず周辺機器をチェックしてみることが大切です。「ONU」(光回線終端装置)や無線LANルーターにほこりが溜まっていないか、各種ケーブルの差し込みが緩くなっていないか確認してみましょう。

また、無線LANルーターを再起動することで、通信速度の低下が解消されるケースもあります。ただし、古い無線LANルーターを使っている場合は、最新の通信規格に対応していない可能性もあるので注意が必要です。

最新の通信規格に対応していないと高速インターネットを十分に利用できないので、新しいルーターの購入を検討してみましょう。

各デバイスをチェックする

パソコンやスマートフォンなどに問題があって、インターネットの調子が悪くなっているケースもあります。そのため、各デバイスをチェックすることも重要です。

例えば、パソコンのOSのバージョンが古いままだと、システムが適切に機能せず通信速度に影響が出る可能性があります。OSのアップデートを長期間実施していない場合は、アップデートし、常に最新の状態を保つようにしましょう。

また、一時的に通信速度が遅くなっているのであれば、パソコンやスマートフォンを再起動することで解決する場合があるので試してみてください。

セキュリティ状況をチェックする

パソコンに導入しているセキュリティソフトによって、インターネットの接続が悪くなるケースもあります。その場合は、セキュリティの設定を見直したり、別のセキュリティソフトに入れ替えたりしてみることがおすすめです。

また、複数のセキュリティソフトを入れていると、セキュリティソフト同士が干渉しあい不具合を起こす可能性があります。通信速度に影響が出ることもありますので、セキュリティソフトの複数導入はできるだけ避けましょう。

プロバイダを変更する

プロバイダの利用者数が多いと、回線の混雑により通信速度が安定しづらくなる傾向にあります。また、プロバイダが古い通信方式(IPv4)にしか対応していないと、快適にインターネットを利用できない可能性があります。このような場合は、プロバイダの乗り換えを検討してみましょう。

プロバイダを変更することで、通信速度の向上が見込めます。さらに、併せて毎月の回線料金なども見直せるでしょう。

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光回線を乗り換えるならイッツコムがおすすめ

「光回線を乗り換えたいが、どのプロバイダを選べばよいのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。乗り換えを検討しているのであれば、高速通信が可能で最新の通信方式にも対応しているイッツコムへお任せください。

・下り最大2Gbpsの速度で高速インターネットを利用できる
・最新の通信方式(IPv6)により回線が混雑しにくい
・ライフスタイルに合わせて好きなプランを選べる

最大下り2Gbpsの速度で高速インターネットを利用できる

イッツコムの光回線サービス「イッツコムひかり」では、戸建住宅は下り最大2Gbps(集合住宅は下り最大600Mbps)の通信速度を実現しています。そのため、自宅で高速インターネットを利用できます。

通信速度が遅い場合、オンラインゲームや高画質動画の視聴がスムーズにいかない可能性があるでしょう。しかし、イッツコムではオンラインゲームも高画質動画も快適に楽しめます。

最新の通信方式(IPv6)により回線が混雑しにくい

「イッツコムひかり」は、最新の通信方式(IPv6)に対応しています。IPv6では、網終端装置(データの混雑が起こりやすい場所)を回避しながらデータ通信が可能です。そのため、回線が混雑しにくく、快適にインターネットを利用できるでしょう。

古い通信方式(IPv4)では、回線が混雑しやすく、データ通信の安定性が低くなります。IPv4の通信環境に不便を感じている方は、イッツコムへのお乗り換えをおすすめします。

ライフスタイルに合わせて好きなプランを選べる

インターネットの利用目的によっては、求める通信速度は違ってきます。そのため、「イッツコムひかり」では利用目的に合わせて、最大通信速度の異なるさまざまなプランを揃えています。

月額料金やご自身のライフスタイルを考慮しながら、最適なプランを選ぶことが可能です。また、各プランの詳細や提供しているサービスの詳細について知りたい方は、お気軽にイッツコムへご相談ください。

※関連ページ:インターネットサービスのコース・ご利用料金

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まとめ

プロバイダが保有している設備のスペックが低いと、通信速度の安定性に影響が出る可能性があるので注意が必要です。また、利用者数が多かったり、古い通信方式にしか対応していなかったりすると、回線が混雑しやすくなります。より快適にインターネットを利用するためには、プロバイダを乗り換えることがおすすめです。

プロバイダの変更をご検討の際は、安定した高速通信が可能なイッツコムにお任せください。「イッツコムひかり」では、下り最大2Gbps(集合住宅は下り最大600Mbps)の通信速度で快適にインターネットを楽しめます。ご興味ある方は、お気軽にイッツコムまでお問い合わせください。

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