「光回線とモバイルWi-Fiの違いがよくわからない」「どの回線を使えばいいか迷っている」とお困りの方もいるのではないでしょうか。光回線とモバイルWi-Fiのどちらにもメリット・デメリットがあり、インターネットの使用目的や住環境などによって導入すべき回線は異なります。
本記事では、光回線とモバイルWi-Fiの違いや、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。これから回線の契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
光回線とモバイルWi-Fiの違いを解説
光回線とモバイルWi-Fiは、どちらも端末をインターネットに接続するためのサービスです。どちらを導入すべきか検討するにあたって、まずはそれぞれの違いについて理解しましょう。光回線とモバイルWi-Fiの違いは、主に、次に紹介する2つです。
通信速度の差
光回線とモバイルWi-Fiでは、一般的に光回線のほうが通信速度は速い傾向にあります。これは双方の接続方法に関係しています。光回線が開通工事を行ってケーブルを直接引き込むのに対し、モバイルWi-Fiは基地局から飛ばされる無線の電波を通じてインターネット回線に接続します。
そのため、モバイルWiFiは建物などの障害物の影響を受けやすく、通信速度が遅くなりやすいのが特徴です。動画を視聴したり、複数の端末を接続したりする場合には、光回線がおすすめだといえます。
回線工事の有無
光回線とモバイルWi-Fiは、導入時における回線工事の有無が違います。光回線は開通工事を行う必要がありますが、モバイルWi-Fiは通信機器があれば端末をインターネットに接続できるため回線工事が不要です。
また、マンションの場合は入居時にすでに回線工事が済んでいることがあります。しかしその場合でも、光回線は基本的に部屋ごとに開通工事を行わなければならないため、頻繁に引っ越しをする方は、モバイルWi-Fiがおすすめだといえるでしょう。
光回線のメリット・デメリット
基本的にはメリットの大きい光回線ですが、住宅の環境や状況によっては、デメリットが勝ることもあります。これから新しく光回線の導入を検討している方は、以下の2つをしっかり把握しましょう。
光回線のメリット
光回線のメリットは、主に以下の3つです。
・通信が安定する
・通信速度が速い
・通信量が原則無制限
光回線はケーブルを住宅内に引き込んで利用するため、無線で電波を受信するよりも安定性に優れています。またデータ通信量の制限も基本的には設定されていないため、容量を気にせずインターネットを楽しむことが可能です。
よって、大容量のデータを受信する、頻繁に動画を視聴する、複数人で利用など、通信速度や安定性にこだわりたい方には、光回線がおすすめだといえます。
光回線のデメリット
光回線のデメリットは、主に以下の2つです。
・回線工事が必要
・持ち運びができない
光回線はケーブルを引き込むという性質上、回線工事が必要です。マンションなどの集合住宅では、管理会社やオーナーがすでに工事を済ませている場合がありますが、未工事の場合は自分で回線事業者を手配しなくてはなりません。
さらに持ち運びができないため、自宅での利用に限られます。外出先でパソコンなどの機器を使いたい場合は、フリーWi-FiやモバイルWi-Fiなどが必要です。
モバイルWi-Fiのメリット・デメリット
外出先を中心にインターネットに接続する方には、モバイルWi-Fiも選択肢のひとつです。生活スタイルによって、メリットとデメリットのどちらが勝るかは大きく変わるので、それぞれをしっかりと把握したうえで、自分に合った回線を選びましょう。
メリット
モバイルWi-Fiのメリットは、以下の3つです。
・持ち運び可能
・トータルの費用が安め
・回線工事が不要
モバイルWi-Fiは小型で持ち運びが容易なので、特に外出先でインターネットに接続したい方にはおすすめだといえます。また回線工事の必要がないため、引っ越しが多い場合などはモバイルWi-Fiのほうが好都合です。さらに工事がない分、インターネット回線にかかる初期費用を抑えられます。
光回線のデメリット
モバイルWi-Fiのデメリットは、以下の3つです。
・通信速度が遅め
・利用前に充電する必要がある
・場所によっては通信が不安定
モバイルWi-Fiは無線で電波を受信するため、有線の光回線と比較して通信速度が遅いです。そして持ち運びできる半面、バッテリーの充電が必要で、充電し忘れるとインターネットに接続できません。また、地下施設など電波が届きにくい場所では通信が不安定になりやすいため、使用する場所も制限されがちです。
安定した通信を求めるなら光回線がおすすめ
「光回線」と「モバイルWi-Fi」にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、安定した通信を求めるのであれば光回線がおすすめです。特に、家族でひとつの回線を共有したい場合には、光回線の導入を検討するのもよいかもしれません。
モバイルWi-Fiでも家族や友人と通信を共有することは可能ですが、光回線と比較して通信速度の容量制限が設けられている場合もあるため、共有には不向きです。開通工事などの手間はかかりますが、通信速度が速く安定したインターネット環境を整えたいのであれば、光回線を導入しましょう。
光回線の契約はイッツコムにおまかせ
今お使いのインターネット回線の速度に不満がある方、また今後光回線の導入を検討している方には、イッツコムの光回線「イッツコムひかり」がおすすめです。イッツコムひかりには下り最大通信速度速度2Gbpsという高速通信のほか、さまざまな特徴があります。主な特徴は、以下の3つです。
プロバイダ料込みの料金プラン
イッツコムひかりは、プロバイダ料込みのお得な料金プランを展開しています。一般的な光回線の場合、回線事業者とプロバイダの2つを契約しなければならない場合が多いですが、イッツコムひかりはプロバイダ料込みの価格設定になっているため、別途プロバイダ料金を支払う必要がありません。
さらにライフスタイルに合わせた多彩なコースのなかから、自分の利用目的や利用頻度に合う光回線を導入することが可能です。
IPv6規格に対応した安定性のあるネットワーク接続
光回線を導入するにあたり、安定性のあるネットワーク接続が必須です。そのためには、「IPv6」に対応している接続方法を選ぶことがポイントとなります。回線の混雑を避け、快適なインターネット接続を行うことができます。
さらに、下り最大通信速度2Gbps(集合住宅の場合は最大600Mbps)の高速通信が可能なため、複数人で通信を共有しても不安定になりません。
Wi-Fi機能搭載のモデムによるインターネット利用
イッツコムひかりの標準サービスとして、Wi-Fi機能搭載のモデムが利用できます。このモデムを使うことで無線による通信も可能です。リビングや寝室など、電波の届いている範囲であれば場所を選ばず、スマートフォンやタブレットなどの端末でインターネットに接続できます。
まとめ
光回線とモバイルWi-Fiは、どちらも無線でインターネットに接続できますが、通信速度が速く安定しているのは光回線です。つまり、複数人でインターネットを共有する場合や、安定した高速通信を求めている方におすすめなのは光回線だといえます。
一方でモバイルWi-Fiは手軽にインターネット回線の導入ができることがメリットで、外出先でインターネットを使用したい方におすすめです。光回線、モバイルWi-Fiのどちらにもそれぞれメリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイルに合う回線を導入してください。
イッツコムでは、高速な光回線サービスである「イッツコムひかり」を提供しています。IPv6で安定した通信を実現しているので、光回線の導入を検討している方は、ぜひイッツコムまでお問い合わせください。