「現在利用しているインターネット回線の速度が遅く困っている」「通信速度が速いインターネット回線を知りたい」とお悩みではないでしょうか。通信速度が速い回線として光回線があげられます。光回線の通信速度が他の回線と比べて速いことは知っていても、他の回線と比べてどのような特徴があるかまではなかなか把握できないものです。
今回は、通信速度が速い回線と回線が遅い場合の原因と対処法について解説していきましょう。
目次
インターネット回線の種類で通信の速さは異なる
インターネット回線には有線タイプと無線タイプの2種類があり、通信速度の速さが異なります。有線タイプは固定回線なので、通信の安定性が高い点が特徴です。無線タイプはLANケーブルを使用する必要がなく、自宅以外でもインターネットを利用できます。
有線タイプ
有線タイプの回線は、自宅などでインターネットを利用する場合によく使われます。代表的な回線として光回線があり、通信速度の速さと安定性の高さが特徴です。最高通信速度が1Gbpsを超える回線も多く、ポケットWi-Fiは400Mbps前後で速いと言われているので、光回線の通信速度がどれほど速いかがわかります。
光回線は電磁波などの影響受けることがないため、安定した通信状態を保つことができ、仕事に使うのにも最適です。通信制限もないので、大容量のデータのやりとりに適しています。
光回線は最も利用されているインターネット回線でもあり、総務省が行った平成30年通信利用動向調査（世帯編）では、63.4%の世帯で光回線が利用されていることが明らかになりました。光回線以外には電話回線を利用してインターネットを利用するADSL回線などがあります。
無線タイプ
無線タイプの回線は、LANケーブルを使用する必要がありません。パスワードなどを入力してネットワークに接続するだけでインターネットを利用できます。ポケットWi-Fiやホームルーターが代表的な無線タイプの回線です。
ポケットWi-Fiは持ち運びができるので、自宅以外でもインターネットを利用する方におすすめします。ホームルーターは電源ケーブルをコンセントに接続するだけでインターネットが利用可能です。
インターネット回線の速さを表す単位
インターネット回線を探す際には、通信速度を優先して契約先を決めたいという方もいるのではないでしょうか。
しかし、用語の意味や数値の目安がわからなければ通信速度の比較は難しいでしょう。通信速度はbps（ビーピーエス）という単位で表示されています。通信速度は「上り」と「下り」の2種類があり、インターネットの利用方法により重視する速度が変わります。
最適なインターネット環境を実現するためには、インターネット回線の速さを表す単位である「bps（ビーピーエス）」や、「上り」「下り」「ping値」について知っておくべきでしょう。
bps（ビーピーエス）とは？
bps（ビーピーエス）は1秒間に転送できるbit（ビット）数を表す単位です。インターネットの通信速度を表す単位として使われており、「1,000bps」は「1Kbps」、さらに「1,000Kbps」は「1Mbps」と表記されます。「1Mbps」は1秒間に1MB（メガバイト）の通信ができるという意味です。値や単位の大きさに比例して通信速度が速くなります。
「上り」と「下り」の違いとは？
インターネット回線の通信速度はしばしば「上り」「下り」といった表現で表されます。「上り」と「下り」は通信の方向を意味します。
「上り」はパソコンやスマートフォンからデータを送信する際に行われる通信です。メールの送信、Webサイトの更新などが「上り」に該当します。
「下り」はパソコンやスマートフォンにデータを受信する際に行われる通信です。動画を視聴したり、Webサイトを閲覧したりする際に「下り」の通信が行われています。
ping値とは？
インターネット回線の速度には、ping値で表されます。データを送受信する際にかかった時間を数字で表したものです。ping値が低いとインターネット回線の速度が速く、ping値が高いと遅くなります。
オンラインで通話をするときなどリアルタイムでの通信を行う際は、ping値が低いインターネット回線を利用するのが適していることを知っておきましょう。
インターネット回線の速度を確かめる方法
GoogleやYahoo！などの検索エンジンで「スピードテスト」と入力して検索をすると、回線の速度を測定できるサイトが表示されます。多くのサイトは無料で利用できるので、気軽にインターネット回線の速度の確認が可能です。
検索エンジン以外にもスマートフォンやタブレットを利用して測る場合は、専用アプリをインストールして測定ができます。Google PlayやApp Storeに「スピードテスト」と入力すれば、回線の速度を測定できるアプリを見つけることが可能です。
光回線が遅くなる原因と対処法
光回線を利用していると通信速度が遅いと感じる場合もあるでしょう。マンションなど集合住宅にお住まいの方は、共有の回線を利用していることが原因で通信速度が遅くなる事象に悩まされることがあります。
ただし、パソコンやスマートフォンの性能に問題があって通信速度が遅くなることがあるので、必ずしも回線に原因があるとは限りません。光回線が遅くなる原因と対処法を知っておきましょう。
共有の回線を使っている
アパートやマンションなど集合住宅にお住まいの方は、他の居住者と回線を共有しているので、インターネットの利用が集中する時間帯などは通信速度の低下を感じる場合があります。
そのような場合は、混雑する時間帯を回避してインターネットを利用したり、個人で別の回線事業者と契約したりするとよいでしょう。
パソコンやスマホの性能に問題がある
回線設備ではなく、CPUの処理速度やメモリの容量などの性能もまた、通信速度の低下を引き起こす要因の一つです。ネットワークや使用している機器に問題がない場合、パソコンやスマートフォンの買い替えを検討することで、通信速度を改善できるかもしれません。OSやソフトウェアの状態が古い場合は、最新の状態に更新すると通信速度が改善される場合があります。
接続機器の規格が古い
使用しているLANケーブルやルーターの規格が古いことも通信速度の低下につながる要因です。LANケーブルの規格が古いものだと、光回線の通信速度に対応していない場合があります。
光回線の通信速度に対応していないLANケーブルを使っている場合は、新しい規格のものと交換することが解決策です。
ルーターにもタイプがあり、通信速度に対応していないと快適にインターネットが使えない場合があるので注意しましょう。
契約プランの最大速度が遅い
インターネット回線を契約する際は、さまざまなプランから選ぶことになります。月々の利用料金で選んだり、適用されるキャンペーンで選んだりと選択の仕方は多様です。プランを選ぶ際は料金も大切ですが通信速度を確認する必要があります。
通信速度が遅い場合、契約しているプランの最大速度に問題がある場合もあるため、回線事業者に契約プランの変更ができないか確認してみましょう。
速さでインターネット回線を選ぶなら光回線がおすすめ
通信速度の速さでインターネット回線を選ぶなら光回線が最適です。一度に大量のデータを送受信可能で、ポケットWi-Fiのように通信制限が発生することはありません。通信速度が速いだけでなく、固定回線なので通信状態も安定しています。
光回線をおすすめする理由は以下の通りです。
・一度に大量のデータを送信できる
・通信状態が安定している
・通信量の制限がない
一度に大量のデータを送信できる
光回線は他のインターネット回線と比較して通信速度が速いので、一度に大量のデータを送信できます。通信速度が速いとWebサイトを閲覧する際や動画を視聴する場合も、画面がフリーズしたり通信が途切れたりするといった心配をすることがありません。例えばオンラインゲームを快適に楽しみたい時に重要な要素です。
通信状態が安定している
ADSLなど電話回線を利用してインターネットに接続する場合は、通信基地から離れると通信速度が遅くなる傾向があります。光回線は光ファイバーを通してレーザー光でデータを転送する仕組みです。
光ファイバーは電磁波など電気の影響を受けることがないので、電話回線に比べて安定した通信状態を保てます。途中で通信が途切れてインターネットが使えなくなるといったこともほとんどありません。
通信量の制限がない
ポケットWi-Fiは機器を持っていれば、自宅や外出先などどこでもインターネットが使えるメリットがありますが、決められたデータ通信量を超えてしまうと通信制限が発生する可能性があります。
一方で光回線には通信制限がありません。動画を視聴したり、オンライン上でデータファイルを送受信したりするときなど、大量の通信量が必要なサービスを利用する際も問題なく通信ができます。通信量を気にせずインターネットを利用したい方には、おすすめの回線です。
光回線の選び方
速度や安定性を優先してインターネットを使うのであれば、光回線の契約を検討してみましょう。光回線を選ぶ際は以下のポイントを確認することが大切です。
・通信速度の速さ
・利用料金の安さ
・どのようなキャンペーンがあるか
利用料金の安さだけで選ぶと、プラン内容によっては通信速度に満足できない場合があります。通信速度の速さと利用料金の安さのバランスが取れた回線を選ぶとよいでしょう。キャンペーンによっては工事費が無料になるなど初期費用を抑えられる場合があります。
通信速度が速いインターネット回線を選ぶならイッツコムにおまかせ
通信速度が速いインターネット回線をお探しであれば、イッツコムのインターネットサービスをおすすめします。下り最大速度2Gbpsの高速通信が特徴のインターネット回線を利用でき、ホームWi-Fiや迷惑メールチェックなどオプションサービスが充実したサービスです。
イッツコムが提供しているインターネットサービスのメリットとしては以下が挙げられます。通信速度が速いインターネット回線をお探しの方は参考にしてみましょう。
・下り最大速度2Gbpsの高速通信を利用できる
・オプションサービスが充実している
・電気とガスも一緒に申し込めばお得な料金で利用できる
下り最大速度2Gbpsの高速通信を利用できる
イッツコムが提供しているインターネットサービスは「上り」の最大通信速度が1Gbpsで、「下り」の最大通信速度が2Gbpsとなっており、通信速度の速さが特徴です。動画を視聴したり、オンラインゲームをしたりする際も滞りなくインターネットを利用できます。
マンションプランであれば下り最大30~600MB、戸建てプランであれば下り最大30MB~2GBと、利用目的ごとに最適な通信速度を選択可能です。IPv6規格に対応した安定性の高いネットワークとなっています。
オプションサービスが充実している
イッツコムのインターネットサービスは豊富なオプションサービスを提供しており、ご自身の環境に合わせて、より快適なインターネット環境を実現するのに役立つサービスです。オプションには以下のようなものがあります。
・ホームWi-Fi
・迷惑メールチェック
・メールウイルスチェック
光回線サービスを契約するとホームWi-Fiを搭載したモデムを使用可能です。ワイヤレス通信で、スマートフォンやタブレットなどで簡単にインターネットの利用ができます。迷惑メールチェック機能は迷惑メールを判別してフォルダに隔離するのに役立つ機能です。
メールウイルスチェック機能はメールサーバーがウイルスをチェックして、ウイルスを発見した場合はメールを自動的に削除するのに役立ちます。
また「イッツコムとことんサポート」にご加入の方には、訪問やリモートでさまざまなトラブルへの対応サポートを受けられます。インターネットに詳しくない方でも安心して各サービスやオプションを利用可能です。
電気とガスも一緒に申し込めばお得な料金で利用できる
イッツコムは電気とガスのサービスを提供しており、インターネットサービスと一緒に申し込みをすると月々のインターネット料金が割引されます。インターネットサービス以外にもテレビや電話のサービスも提供しており、一緒に申し込みをすればさらにお得です。月額最大935円（税込）の割引が可能なので、固定費の節約にも役立ちます。
まとめ
インターネット回線の速度はbpsで表され、値が大きくなるほど回線の速度も速くなります。速度には「上り」と「下り」の2種類があり、「上り」はデータを送信、「下り」はデータを受信する際に使用される通信の方向です。
通信速度の速さを優先してインターネット回線を契約したいと考えているのであれば、光回線の利用が最適です。光回線には、一度に大量のデータを送信できることや、通信制限がなくいつでも安定した通信でインターネットを利用できるといったメリットがあります。
通信速度が速いインターネット回線をお探しであれば、ぜひイッツコムのサービスをご検討ください。最大通信速度に応じてプランを選ぶことが可能です。お気軽にイッツコムまでお問い合わせください。
