光回線はいらない？5Gが誕生しても光回線が必要な理由を合わせて紹介

大容量のスマートフォンがあれば、自宅にインターネット回線は必要ないと考えていませんか？たしかにスマートフォンがあればインターネットは利用できますが、スマートフォンと光回線とでは違いがあります。

光回線の場合、まず回線工事が必要です。利用開始までに時間はかかりますが、通信速度が速く、安定した環境でインターネットを使用できます。さらに通信制限もないので、動画配信サービスを利用したり、データやファイルを共有したりと、通信量が大きい場合は光回線がおすすめだといえます。

本記事では、光回線の特徴と「5G」が誕生しても光回線が必要な理由について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

光回線のメリット

インターネット回線には、ADSLやポケットWi-Fiなどさまざまな種類があります。なかでも通信速度が速く、安定しているのが光回線です。ポケットWi-Fiのように一定の通信量を超えたら通信制限が発生するといったこともありません。光回線のメリットは次の3つです。

・ほかの回線と比較して通信速度が速い
・通信回線が安定している
・制限なくインターネットを使える

ほかの回線と比較して通信速度が速い

光回線の一番のメリットは通信速度の速さです。通信速度が速いので、インターネット上で動画を視聴する際も、画質が低下したり動きが止まったりすることなく、スムーズに視聴できます。

光回線は「光ファイバー」を通して、レーザー光に変換されたデータを伝送します。そのため、距離に関係なく高速で大量のデータを伝送できるのです。ちなみに電話回線を利用する場合は、通信基地から距離が遠いほど通信速度が遅くなる傾向にあり ます。

通信回線が安定している

光回線は通信回線自体が安定しており、途中でインターネットの接続が切れることがほとんどありません。電磁波など電気的な影響を受けることがないため、安定した状態で通信することが可能です。

制限なくインターネットを使える

光回線には、通信量の制限がありません。ポケットWi-Fiは自宅でも外出先でもインターネットを利用できるのがメリットですが、通信量が決まっており、基準を超えたら通信制限が発生する場合があります。動画を視聴したり、オンラインゲームをしたりして通信量が増えやすい方には光回線がおすすめです。

光回線はいらない？デメリットを紹介

安定した通信でインターネットを利用できる光回線ですが、デメリットもあります。光回線のデメリットは以下の5つです。メリットと比較しながら、必要性を再確認しましょう。

・工事の手間がかかる
・集合住宅では通信速度が遅くなることがある
・途中解約すると違約金が発生する可能性がある
・ルーターをレンタルする必要がある
・ルーターを持ち運べない

工事の手間がかかる

光回線を導入する際は、回線工事を行います。賃貸住宅の場合は、事前に工事をしてよいか管理会社などに確認してください。なお、時期によっては工事を行うまでに時間がかかる場合もあるので、注意しましょう。

集合住宅では通信速度が遅くなることがある

アパートやマンションなどの集合住宅では、光回線の通信速度が遅くなることがあります。一つの回線を複数の世帯で共有するため、在宅人数が多い時間帯はアクセスが集中するからです。

通信速度を改善するには、集合住宅自体の配線方式を変更しなければなりません。配線方式自体を変更したい場合には、管理会社側で行ってもらえないか問い合わせましょう。また、混雑する時間帯を避けてインターネットを利用するなどの工夫も有効です。

途中解約すると違約金が発生する可能性がある

光回線サービスを提供する回線事業者は、新規契約者を対象に月々の利用料金が安くなったり回線の工事費が無料になったりするキャンペーンを実施しています。しかしキャンペーンの適用条件として利用期間が決められており、途中で解約をすると違約金が発生することもあるので注意が必要です。

光回線を利用するためにはルーターが必要ですが、ルーターのレンタルには、以下のデメリットがあります。

・規格やサイズを自分で選べない
・故障や不具合以外の理由では交換できない

ルーターは回線事業者が指定した物を利用することになります。規格が古い場合であっても、故障や不具合がない限りは交換できないので、注意しましょう。

ルーターを持ち運べない

光回線は固定利用を前提とした回線のため、ルーターを外出先に持ち出してもインターネットは利用できません。ポケットWi-Fiであれば、どこでもインターネットを利用できます。外出先でインターネットを利用したり、頻繁に引っ越しをしたりする方は、ポケットWi-Fiなどのワイヤレス回線がおすすめです。

5Gの登場で光回線はもういらない？

2020年の春から次世代型移動通信の「5G」がスタートしました。「5G」の普及により光回線の需要は減るのでしょうか。

一般的には、通信速度が速いほうが動画の視聴やオンラインゲームなどのサービスを快適に利用できますので、5Gの場合と光回線の場合で最大通信速度を比較してみましょう。以下は大手キャリアのS社の「5G」と光回線の速度を比較した表です。（2021年6月現在）

通信速度に関しては「5G」は光回線の代わりになると言えます。しかし「5G」はモバイル通信です。サービス展開としては、今までと変わらないので通信制限の問題は残るでしょう。さらに使い過ぎれば、最終的にはスピードが落ちる結果になります。5Gに通信制限があるのに比べ、光回線は通信制限がなく安定しているのが強みです。

スマートフォンが登場しても光回線が必要な理由

スマートフォンでインターネットを利用するのが主流になると、光回線の役割は薄れていくと考える方もいるのではないでしょうか。しかし、スマートフォンは使えるエリアが限定されていたり、有線での利用ができなかったりして、利用に制約があります。スマートフォンが登場しても光回線が必要な理由は主に以下の通りです。

・5Gに対応している端末が少ない
・有線で利用ができない
・通信制限が発生する
・バッテリーの消費が激しい

5Gに対応している端末が少ない

「5G」に対応した端末は少なく、「5G」を利用するには、スマートフォン本体の買い替えが必要になります。光回線であれば、パソコンの種類は関係なくインターネットの利用が可能です。

有線で利用ができない

スマートフォンは電波を利用してインターネットに接続します。光回線のように有線ではないので、電波が不安定な場所では途中で接続が切れかねません。光回線でも動画の視聴やオンラインゲームは問題なくできるので、通信の安定性を求めるのなら光回線をおすすめします。

通信制限が発生する

大手キャリアが提供するスマートフォンのプランには、通信制限が設定されているものがあります。たとえば、当日を含めて直近3日間のデータ通信量が多いと通信速度が遅くなるなどです。

ほかにもスマートフォンを用いてパソコンなどをインターネットに接続するテザリング機能に関して、データ通信量の上限を設けている場合があります。

バッテリーの消費が激しい

スマートフォンのプランによっては、テザリング機能が使い放題になります。しかし、テザリング機能はスマートフォンへの負担が大きく、バッテリーの消耗を早めるため、自宅で頻繁にインターネットを利用するのなら、光回線をおすすめします。

光回線サービスをお探しならイッツコムにおまかせ

通信速度が速い光回線サービスをお探しなら、イッツコムがおすすめです。プロバイダとセットで契約ができ、下り最大2Gbpsの高速通信を利用できます。また、イッツコムひかりであれば、モデムには無線LANが標準搭載されているので、複数のデバイスや複数人で使いたい場合におすすめです。以下は、イッツコムが提供する光回線サービスの特徴になります。

・下り最大2Gbpsの光回線を利用できる
・オプションでホームWi-Fiを利用できる
・電気とガスも一緒に申し込めばお得な料金で利用できる

下り最大2Gbpsの光回線を利用できる

イッツコムが提供している光回線サービス「イッツコムひかり」は、下り最大2Gbpsの通信速度が特徴です。オンラインゲームなど、通信量が多く発生する場合も快適にインターネットを使えます。また、通信速度を抑えたプランならより安く契約が可能です。

電気とガスも一緒に申し込めばお得な料金で利用できる

イッツコムは、東急パワーサプライの販売代理店であるため、電気とガスのサービスもご利用頂けます。光回線サービスと一緒に電気やガスのサービスを申し込むと、月々の利用料金が最大935円割引になるのがポイントです。

まとめ

光回線は工事の手間などが発生しますが、通信速度が速く安定しているといったメリットがあります。動画の視聴を頻繁にするなど、通信量が多い方にはおすすめの回線です。

「5G」が登場してスマートフォンでも気軽に高速通信が利用できるようになりましたが、対応している端末やエリアが制限されます。また、通信制限が発生することもあるので、安定してインターネットを利用するにはやはり光回線がおすすめです。

イッツコムなら、安定した高速通信が可能で、さらに電気やガスなどと一緒に契約すれば割引が発生し、通信料を節約することができます。通信速度が速い回線を検討している方は、お気軽にイッツコムまでお問い合わせください。