光回線の通信量を確認する方法とは？回線の調子が悪い場合の対処法も解説

光回線の速度が遅い、よく途切れるなどの事象が発生した際、通信制限に掛かっていないかどうか、使用した通信量を確認する方もいらっしゃるかと思います。しかし、光回線は、1日に30GBなどの大量通信をしなければ通信制限にかかることはなく、30GBとはYouTubeを約50時間視聴するなどかなり大規模な通信量のため、基本的なメール送受信・動画視聴などの範囲では、まず通信制限に掛かることはありません。よって、光回線が遅いと感じるのであれば、通信制限以外の原因が考えられます。

本記事では通信量を確認する方法や、光回線の調子が悪い場合の対処法を解説します。また、安定した回線速度でおすすめのサービス「イッツコム」についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

光回線の通信量を確認する方法

自分が普段どのくらいの通信量を使用しているのか確認したいという方も多いと思います。使用した通信量を確認する方法は、主に以下の3つです。

・各プロバイダの専用サイトから確認
・使用しているデバイス（パソコンやスマートフォンなど）から確認
・フリーソフトを使って確認

各プロバイダの専用サイトから確認

最も確実なのは、各プロバイダの専用サイトから確認する方法です。通信量の計測期間はプロバイダによって異なりますが、過去3か月~過去3日間の通信量を調べることができます。

自分が契約しているプロバイダのWebサイトやマイページにアクセスし、データ通信量をチェックしましょう。契約しているプロバイダやサービスによっては通信量を確認できないケースもあるので、その場合は別の方法で確認します。

使用しているデバイス（パソコンやスマートフォンなど）から確認

インターネットに接続しているパソコンやスマートフォン、タブレットからでもデータ通信量を確認できます。複数台ある場合は、すべてのデバイスを調べましょう。手間はかかりますが、デバイスごとのデータ通信量が把握できます。

デバイスの種類やバージョンによって操作手順が異なります。Windowsのパソコンであれば以下の方法で、過去30日間のデータ通信量やアプリ別のデータ使用状況が確認できます。

1.「すべての設定」を開く
2.「ネットワークとインターネット」を選択
3.「データ使用状況」から使用状況を確認

なお、Macのパソコンでは以下の方法で、パソコンの起動から現在までのデータ通信量が確認できます。

1.「Launchpad」を開く
2.「その他」を選択
3.「アクティビティモニタ」からデータ通信量を確認
一定期間の通信量を計測したい場合は、パソコンを再起動して計測値をリセットし、計測したい期間は電源をつけたままにしておきます。なお、過去のデータ通信量は確認できません。

ツールを使って確認

デバイスに標準搭載されている機能で通信量が確認できない場合、別のツールを利用しましょう。

インストールの手間はかかりますが、確実にデータ通信量を確認できます。代表的なツールはWindowsであれば「NetWorx」、Macであれば「Bandwidth+」です。どちらも導入してから一定期間経過しないと、正しいデータが得られないため注意が必要です。

光回線で通信制限がかかるケース

通信制限がかかるのは、ポケットWi-Fiやスマートフォンだけ、というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。通信制限の基準は回線によって異なりますが、短期間で膨大なデータ通信を行うと、光回線でも制限がかかる場合もあります。
いくつかの回線事業者では、1日に30GBを通信量の上限としています。しかし、通常の利用範囲内であれば、1日30GBの通信量に達することはほとんどありません。YouTubeで標準画質の動画を2時間見た場合でも、通信量は約1GBです。いつも以上にパソコンやスマートフォンを使用したとしても、基本的には通信制限の心配をする必要はないでしょう。

通信制限以外で光回線が遅くなる要因

通信制限以外で光回線の速度が遅くなる原因を知りたいという方もいるのではないでしょうか。一般的な使用の範囲内であれば、光回線で通信制限がかかるケースはごく稀です。光回線の調子が悪いのであれば、ほかに要因があることが考えられます。通信制限以外で光回線が遅くなる要因は主に以下の3つです。

・回線が混雑している
・分岐が多すぎる
・ルーターや各デバイスに問題がある

回線が混雑している

同時に多くの人が光回線を利用すると、回線は混雑し通信速度が遅くなります。土日祝日や平日の20時~24時ごろは特にインターネットを利用する方が多い時間帯のため、回線が混雑しやすく快適にインターネットが利用できない可能性があります。

一方で、平日の昼間はインターネットを利用する方が少ないため、通信速度も安定しやすく、快適にインターネットが利用できる可能性が高いでしょう。

分岐が多すぎる

光回線は1本の光ファイバーケーブルを分岐させ、最大32世帯で共有することができます。しかし、分岐が多いほど通信速度が分配されるので、結果的に光回線の速度が落ちやすくなります。特に、住宅密集地や集合住宅で光回線を利用する場合は、通信速度が遅くなる可能性があります。

また、回線速度「最大〇〇Gbps」という表記は、分岐前の通信速度です。実際の速度は、表記を下回る場合があるので注意が必要です。

ルーターや各デバイスに問題がある

ルーターや各デバイスのトラブルで通信速度が遅くなるケースもあります。ルーターにほこりが溜まっていたり、ケーブルの差し込みが緩かったりすると、速度低下の原因になるので、チェックしてみましょう。また、パソコンやスマートフォンに以下のような問題がある場合、通信速度に影響を及ぼしている可能性があります。

・パソコンやスマートフォンが古すぎる
・スペックが低い
・メモリが少ない
・ハードディスクが壊れている

上記のような場合は、デバイスの買い替えも検討しましょう。

光回線の調子が悪い場合の対処法

光回線の速度低下を放置すると、快適にインターネットが使えず、ストレスを感じることにつながります。そのため、できるだけ早く速度低下を解消し、インターネット環境を整えることが大切です。光回線の調子が悪い場合の対処法を以下5つ解説します。

・ルーターをチェックする
・各デバイスのOSやアプリをアップデートする
・各デバイスを再起動する
・セキュリティ状況をチェックする
・プロバイダや回線事業者を乗り換える

ルーターをチェックする

まずはルーターをチェックしましょう。ほこりが溜まっていたり、ケーブルの差し込みが緩かったりすると光回線の速度が遅くなることがあります。また、ルーターの再起動も試してみましょう。再起動の主な流れは以下の通りです。

1.ルーターの電源を切る
2.コンセントを抜く
3.数秒経過後、コンセントを差しなおし電源を入れる

ルーターが古い場合、最新の通信規格に対応していない可能性があります。光回線の高速通信を活かせないので、ルーターの買い替えを検討しましょう。

各デバイスのOSやアプリをアップデートする

パソコンやスマートフォンのバージョンが古いままだとシステムが上手く機能せず、通信速度が低下する可能性があります。OSは、常に最新の状態にアップデートしておきましょう。なお、使用しているアプリのバージョンも同様に最新の状態を保つことも重要なポイントです。

各デバイスを再起動する

同時に複数のアプリを使用するとメモリが不足し、デバイスの処理速度が遅くなることがあります。このように一時的に通信速度が遅くなっているときは、光回線に接続しているパソコンやスマートフォンを再起動することで解決できる可能性があります。再起動でメモリを解放し、処理速度を向上させることができるのです。

セキュリティ状況をチェックする

パソコンに導入しているセキュリティソフトの種類や設定によっては、通信速度が遅くなるケースがあります。その場合、セキュリティレベルを見直したり、違うセキュリティソフトに入れ替えたりすると効果的です。

また、セキュリティソフトを2つ導入していると、セキュリティが二重に動作して通信速度が落ちる可能性があります。複数のセキュリティソフトをインストールするのは可能な限り避けるとよいでしょう。

プロバイダや回線事業者を乗り換える

プロバイダや回線事業者の乗り換えも検討しましょう。契約しているプロバイダのサービスの質が悪いと通信速度が落ちやすくなったり、回線のユーザー数が多すぎると回線が混雑しやすくなったりします。

別のプロバイダや回線事業者に変更することで、通信速度の向上が見込めます。さらに、月額料金やオプションサービスの見直しの機会にもなります。

しかし、新しいプロバイダや回線事業者を探し、それぞれと契約をするのは手間がかかります。その点、イッツコムではプロバイダと回線の契約を同時に行えるので、簡単に乗り換えが可能です。

光回線を乗り換えるならイッツコムがおすすめ

光回線を乗り換えようと考えているが、どのプロバイダを選んだらよいかわからないという方もいるのではないでしょうか。乗り換えを検討しているのであれば、イッツコムがおすすめです。イッツコムひかりでは、高速通信はもちろん、プロバイダと回線の契約を同時に行うことが可能です。光回線をイッツコムに乗り換えることをおすすめする理由は、以下3点です。

・プロバイダ契約と回線契約をまとめて行える
・下り最大2Gbpsの通信速度で快適にインターネットを利用できる
・ライフスタイルに合わせて最適なプランを選べる

プロバイダ契約と回線契約をまとめて行える

回線事業者とプロバイダそれぞれと契約すると手間がかかりますが、イッツコムのインターネットサービスなら契約を一度にまとめることができます。イッツコムに加入することで、導入する際の負担も軽減することが可能です。

下り最大2Gbpsの通信速度で快適にインターネットを利用できる

イッツコムの光回線サービス「イッツコムひかり」では、下り最大速度2Gbpsの通信速度を実現しているので、快適にインターネットを利用できます。通信速度が遅いと高画質動画のストリーミング再生などに時間がかかりますが、イッツコムであれば、4Kや8Kの高画質動画も快適に再生可能です。

ストレスなく動画視聴を楽しみたい方は、イッツコムひかりを検討してみてはいかがでしょうか。

ライフスタイルに合わせて最適なプランを選べる

イッツコムでは、通信速度や月額料金ごとにさまざまな光回線プランを用意しています。インターネットを頻繁に利用する人もそうでない人も、ライフスタイルに合わせて最適なプランを選ぶことができます。自分のインターネットの使い方に合わせて最適なプランを選びましょう。

※関連ページ：インターネットサービスのコース・ご利用料金

イッツコムなら電気やガスをお得な価格で利用することも可能

イッツコムでは、東急パワーサプライの販売代理店として電気やガスのサービスも提供しています。「東急でんき＆ガス」を申し込むと、電気とガスをお得な価格で利用可能です。

また、イッツコムのインターネットサービスと「東急でんき＆ガス」を組み合わせることで、インターネットの料金や、電気・ガス料金が割引になります。各種料金を見直したい方は、お気軽にご相談ください。

※関連ページ：お得パック

まとめ

光回線の調子が悪い場合は、専用サイトにアクセスしたり、ツールを利用したりしてデータ通信量を確認しましょう。通信量が原因でない場合は、ルーターのチェックや、使用している各デバイスを再起動することで回線速度を改善できる可能性があります。

イッツコムでは、高速インターネットの提供だけでなく、利用中のトラブルや疑問点を解消できるサポートも充実しています。さらにプロバイダと回線の契約がセットなので、乗り換えがスムーズにできます。光回線の乗り換えを検討している方は、お気軽にイッツコムへお問い合わせください。