「最近光回線の調子が悪いが、速度制限にかかっているのだろうか」「インターネットの通信速度を改善する方法が知りたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
光回線は1日に30GB程度の通信を行うと速度制限になる場合もありますが、一般的な使用範囲内であれば、1日に30GB以上使用することはほとんどありません。インターネットの速度が遅いと感じるなら、速度制限以外の原因があるのかもしれません。
本記事では、光回線における速度制限について解説します。また、速度制限以外で光回線が遅くなる理由やその解決策なども紹介します。
目次
光回線でも速度制限になることがある
「速度制限があるのは、モバイル回線のスマートフォンやポケットWi-Fiだけ」と思っている方もいるのではないでしょうか。自宅で光回線を使っている場合でも、速度制限になることがあります。
回線事業者やプロバイダによって基準は異なりますが、短期間のうちに膨大な量のデータ通信を行うと速度制限がかかるのです。例えば、データ通信が1日で30GBに達した場合、プロバイダによっては速度制限がかかります。
しかし、通常の使用で1日に30GBのデータ通信を行うことはほとんどありません。普段より多くパソコンやスマートフォンを使ったとしても、速度制限がかかる可能性は低いのです。インターネットの速度が遅いと感じるなら、速度制限以外の原因が考えられます。
光回線の通信量をチェックする方法
「自分がどれくらいのデータ通信を行っているのか確認したい」と思った方は、光回線の通信量をチェックしましょう。
以下に、光回線の通信量をチェックする方法を挙げました。自身のデータ使用量を確認する際の参考にしましょう。
・プロバイダの専用ページにアクセスする
・パソコンやスマートフォンの設定画面で確認する
・専用のフリーソフトを使用する
プロバイダの専用ページにアクセスする
光回線のデータ通信量を知るもっとも確実なのは、各プロバイダの専用サイトから確認する方法です。データ通信の計測期間はプロバイダごとに違いますが、たいていは過去3か月~3日間の通信量を調べられます。
自身が契約しているプロバイダの公式サイトにアクセスし、専用ページやマイページなどを開いて、計測期間内におけるデータ通信量や利用時間などをチェックしましょう。
パソコンやスマートフォンの設定画面で確認する
使用しているパソコンやスマートフォンからもデータ通信量を確認できます。パソコンの場合の確認手順は、以下の通りです。
Windowsパソコンの場合 | 1.「すべての設定」を開く 2.「ネットワークとインターネット」を選択 3.「データ使用状況」から確認 |
Macパソコンの場合 | 1.「Launchpad」を開く 2.「その他」を選択 3.「アクティビティモニタ」から確認 |
デバイスの種類やバージョンによって、具体的な操作手順は違ってきます。また、光回線に接続しているデバイスが複数ある場合は、各デバイスごとのデータ通信量を調べなければなりません。パソコンやスマートフォンだけでなく、タブレットやゲーム機などの設定画面からも通信量をチェックしましょう。
専用のフリーソフトを使用する
デバイスの設定画面では上手く通信量を確認できない場合、専用のフリーソフトやアプリを使用しましょう。インストールの手間がかかりますが、データの通信量を正確に把握することが可能です。
代表的なフリーソフトやアプリは、Windowsなら「NetWorx」、Macなら「Bandwidth+」が挙げられます。フリーソフトやアプリは、インストールから一定期間が経過しないと正確なデータが得られない可能性もあるので、注意が必要です。
速度制限以外で光回線が遅くなる理由
「光回線の速度に影響を与える要因は、速度制限以外にどのようなものがあるのか」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。通常の使用範囲なら、光回線で速度制限にかかる可能性は低いです。光回線の調子が悪い場合、速度制限以外に原因があると考えましょう。以下に、速度制限以外で光回線が遅くなる原因をいくつか挙げました。
・回線の混雑が起きている
・分岐の数が多い
・周辺機器やデバイスに問題がある
回線の混雑が起きている
光回線を同時に使用する人数が増えるほど回線は混雑し、通信速度が遅くなります。平日の20時~24時ごろや土日祝日はインターネットの利用者が増えるので、通信が不安定になりやすいです。
反対に、インターネットの利用者が少なくなる平日の昼間などは、回線の混雑が起こりにくくなります。OSのアップデートなど大容量のデータ通信を行う場合は、回線が安定している時間帯を狙うのがおすすめです。
分岐の数が多い
光回線は、1本の光ファイバーケーブルを分岐させ、最大32世帯で共有できます。(NTT回線の場合)その一方で、分岐の数が多いほど1本の光ファイバーケーブルにかかる負担は増え、インターネット通信の通信速度は遅くなりやすいです。
最大通信速度「○○Gbps」という表記は、1本の回線を分岐させる前の速度になります。分岐後の速度は、最大通信速度を下回る可能性が高いので注意しましょう。
周辺機器やデバイスに問題がある
周辺機器や使用デバイスに問題があるケースもあります。例えば、ルーターやONU(光回線の終端装置)の接続が悪い場合です。LANケーブルが断線している場合もあるので、確認しましょう。
また、光回線につないでいるパソコンやスマートフォンの容量不足も、データの処理速度が落ちる原因になります。利用頻度の低いファイルやアプリを消せば解決する場合もあるので、使用デバイスの容量も確認しましょう。
光回線の速度が遅い場合の解決策
光回線の通信速度が遅いと、快適にインターネットを利用できません。できるだけ早く解決し、インターネット環境を整えることが重要です。光回線の速度が遅い場合の解決策は、以下の通りいくつかあるので、試してみましょう。
・周辺機器をチェックする
・デバイスをチェックする
・セキュリティ状況を見直す
・回線事業者やプロバイダを変更する
周辺機器をチェックする
ルーターやONUなどの周辺機器に問題がないかチェックしましょう。以下のような場合、光回線の通信速度に影響を及ぼしている可能性があります。
・ほこりやゴミが溜まっている
・劣化したり故障したりしている
・放熱が上手くいっていない
・ケーブルがしっかりと挿し込まれていない
上記の項目をチェックしながら、再起動や再接続を試みてみましょう。また、ルーターやONUなどの周辺機器が古いと、最新の通信規格に対応していない可能性があります。その場合は、買い替えを検討するのがおすすめです。
デバイスをチェックする
パソコンやスマートフォンなどのデバイス側に原因があるケースもあります。例えば、以下のような場合です。
・OSのバージョンが古い
・アプリのバージョンが古い
・メモリが不足している
OSやアプリのバージョンが古いと、システムが上手く機能せず通信が重くなることがあります。バージョンが古いままの場合は、すぐにアップデートしましょう。
また、再起動するとメモリが解放され、処理速度が向上するケースもあります。光回線に接続している各デバイスを、定期的にチェックすることが大切です。
セキュリティ状況を見直す
パソコンのセキュリティ状況を確認することも必要です。導入しているセキュリティソフトの種類や設定によって、通信速度に影響が出るケースがあるからです。セキュリティレベルの変更やソフトの入れ替えを検討しましょう。
複数のセキュリティソフトを導入している場合は要必要です。セキュリティが二重に動作すると、通信障害などが起こる可能性があります。インストールしているセキュリティソフトを再度確認しましょう。
回線事業者やプロバイダを変更する
回線事業者やプロバイダを変更することで、通信速度が向上するケースもあります。回線事業者やプロバイダによっては、サーバーのスペックが低かったり、高速通信に対応していなかったりするため、より条件の良い契約先に乗り換えるのもおすすめです。
回線事業者やプロバイダを変更すれば、月額料金やオプションサービスなども見直せます。複数の回線事業者やプロバイダを比較し、最適なプランを探しましょう。
光回線を変更するならイッツコムがおすすめ
「具体的にどのような光回線を選べばよいのか教えてほしい」という悩みを持っている方もいると思います。光回線の変更を検討する際は、速度制限を設けていないイッツコムにお任せください。
イッツコムでは、通信量が無制限の光回線サービス「イッツコムひかり」を提供しています。「イッツコムひかり」には以下のような特徴やメリットがあります。
・高速通信で快適にインターネットを利用できる
・回線契約とプロバイダ契約をひとまとめにできる
・ライフスタイルに合わせてプランを選べる
・充実したテレビサービスも利用できる
高速通信で快適にインターネットを利用できる
イッツコムの光回線サービス「イッツコムひかり」は、高速インターネット通信に対応しています。長距離伝送に適した光ファイバーケーブルを使用するため、自宅でも安定したデータ通信が可能です。
また「イッツコムひかり」では、戸建て住宅では下り最大2Gbps、マンションやアパートでは下り最大600Mbpsの速度で通信を行えるため、容量の大きな高画質動画やオンラインゲームなども快適に楽しめます。
回線契約とプロバイダ契約をひとまとめにできる
「イッツコムひかり」では、回線とプロバイダの契約を一つにまとめられます。本来であれば、回線契約とプロバイダ契約は別々に行わなければなりません。しかし、イッツコムではまとめて契約できるので、手続きがよりスムーズです。
また、支払いの請求元や相談窓口が一つになるというメリットもあります。回線契約とプロバイダ契約をセットにしたい方は、イッツコムまで問い合わせてください。
ライフスタイルに合わせてプランを選べる
「イッツコムひかり」では、最大通信速度の異なるさまざまな光回線プランを用意しています。プランの例は以下の通りです。
コース名 | 月額料金(税込) | |
戸建て住宅用プラン | 2ギガコース | 6,820円 |
1ギガコース | 6,270円 | |
300メガコース | 5,720円 | |
30メガコース | 5,060円 | |
集合住宅用プラン | 600メガコース | 4,730円 |
300メガコース | 4,180円 | |
30メガコース | 3,520円 |
すべてのプランにプロバイダ料金が含まれているので、月額料金を抑えながら光回線を利用できます。自身のライフスタイルや利用用途に合わせながら、最適なプランを選んでください。
※関連ページ:インターネットサービスのコース・ご利用料金
充実したテレビサービスも利用できる
イッツコムでは、インターネットサービス以外にテレビサービスも提供しています。地デジやBS放送に加えて、映画やスポーツなどのさまざまな専門チャンネルが利用可能です。
専用のアプリをインストールすれば、スマートフォンやタブレットなどでもテレビ番組を視聴できます。2番組同時録画にも対応しているので、ご興味のある方はイッツコムまでお気軽にご相談ください。
まとめ
膨大な量のデータ通信を行った場合、光回線でも速度制限がかかることがあります。しかし、通常の利用なら、速度制限の心配は必要ありません。そのため、光回線の速度が遅くなったと感じる場合は、速度制限以外に原因がある可能性があります。
光回線の変更を検討するなら、通信制限のない、安定した光回線を利用できるイッツコムにお任せください。「イッツコムひかり」なら、自宅で快適に高速インターネットを楽しめます。興味がある方は、いつでもお気軽にイッツコムまでお問い合わせください。