光回線の速度に基地局は影響する?メリットを知って契約に生かそう

インターネット関連

インターネットを利用する際、利用先から基地局までの距離が回線速度に影響する、といった話を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

電話回線を利用したインターネットを使用する場合、基地局から自宅までの距離によって通信速度が変わりますが、光回線の場合は、基地局からの距離による影響はありません。本記事では、光回線の特徴やメリットを解説します。光回線が距離に影響されない根拠も詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

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光回線は基地局との距離に影響されない

光回線の速度は、基地局からの距離に左右されないのが特徴です。光回線に使用される光ファイバーケーブルは、信号を伝わりにくくする雑音(電磁誘導ノイズ)の影響を受けないためです。

一方で、電話回線を使用するADSLは、基地局との距離が離れるほど通信速度が遅くなります。光回線は電話回線を使用しないため、基地局に関係なく安定した速度を実現できるのです。

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光回線の特徴とメリット

光回線は基地局からの距離に関わらず、安定した速度を実現できる回線であることは前述の通りですが、より詳しい光回線の特徴とメリットを知りたい方は多いのではないでしょうか。光回線の特徴とメリットについては、以下の4つになります。インターネットを楽しめる数ある手段の中から、光回線を選ぶべき理由を解説します。

・通信が安定している
・回線速度が高速である
・アンテナ不要でテレビが視聴できる
・光電話で通話ができる

通信が安定している

光回線以外の回線では、主にデータ送受信に電気信号が使用されているため、雑音や電波の影響を受けやすくなっています。さらに距離や場所によって、通信が不安定になりがちです。

一方で、光回線は光ファイバーケーブルを使用し、データの送受信に電気信号を使わないため、通信が安定しています。光回線が使用する光信号は電波の影響を受けにくく、長距離でもデータの劣化が少ないため、安定した通信が可能です。

回線速度が高速である

光回線は、下り最大速度1Gbpsを超える高速通信が可能です。例えば、オンラインゲームは100Mbps以上、動画視聴は3Mbps~25Mbpsが目安のため、1Gbpsを超える光回線なら快適な通信が期待できます。

一方、従来の回線であるADSLではほとんどの場合、1Gbpsを超えません。したがって、光回線が最も高速であり、大容量のデータの送受信に向いているといえます。

アンテナ不要でテレビが視聴できる

光回線は、オプションとしてテレビの視聴が可能です。アンテナは必要なく、チューナーがあれば地上デジタルやBSデジタルなどの放送を視聴できるうえに、契約する会社によっては、スポーツやドラマなどの専門チャンネルも観られます。

光回線なら回線速度が安定しているので、視聴中に映像が途切れたり、乱れたりすることもありません。また、アンテナの設置工事が不要な点も大きなメリットだといえます。

光電話で通話ができる

オプションで光電話を選択し、通話をすることが可能です。インターネットに接続して使用するIP電話(InternetProtocol)のため、電話回線と比較すると非常に価格が安くなります。使用中の電話番号をそのまま光電話でも利用でき、切り替えが簡単にできるのも大きなメリットです。

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光回線以外のインターネット回線の種類

光回線以外のインターネット回線には、どのようなものがあるのでしょうか。回線の種類やそれぞれの特徴を知ることで比較ができ、自分に合った回線を選べるようになります。光回線以外の回線は、以下に示す通り、ADSLやISDNなど5種類です。

・ADSL
・ISDN
・CATV
・モバイル回線
・モバイルWi-Fi

ADSL

ADSLは「Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」の略で、2000年ごろから普及した、アナログ電話回線を使用するインターネットです。各家庭の電話回線を使用するため工事が不要で、利用開始までの期間が短いのが特徴です。

ADSLの通信速度は下り最大50Mbpsで、下り最大1Gbpsの光回線と比べるとそれほど早くありません。また基地局から自宅までの距離が回線速度に影響します。

ISDN

ISDNは「Integrated Services Digital Network(総合デジタル通信網)」の略です。ADSLと同様に電話回線を使用しますが、回線を2本使う点が異なります。

ISDNはデジタル回線を設置するため、通信が安定しておりデータの転送速度が速いことがメリットです。さらに、インターネット専用の回線を利用するので、電話とインターネットを同時に使用しても速度に影響はありません。

ISDNの通信速度は下り最大64kbpsで、2回線使った場合は下り最大128kbpsです。ただし2024年にサービスが終了することを覚えておきましょう。

CATV

CATVはケーブルテレビの略です。ケーブルテレビ用の有線を使ってインターネットに接続する回線です。利用するには、ケーブルテレビ会社と契約する必要があります。

電話回線を使用しないため電話料金が発生しません。また通信において、基地局との距離に影響されないため、速度の安定性に優れています。

モバイル回線

モバイル回線は、主にスマートフォンに使用されるインターネット回線で、「4G」や「LTE」が主流です。5G通信も普及し始めており、通信速度の高速化がますます進んでいます。

モバイル回線の特徴は、契約してからすぐに利用できる点です。4Gは電波さえ通じていればどこにいても利用できます。しかし、障害物に当たって反射を繰り返すほど電波が弱くなるため、ビルの壁や線路などの障害物がある場所では電波が届きにくいです。

モバイルWi-Fi

モバイルWi-Fiは無線接続のインターネット回線です。モバイル回線と同様に、どこにいても利用できる点が特徴で、外出先での動画視聴や軽作業などに向いています。

モバイルWi-Fiには通信容量の上限があり、使用しすぎると、制限がかかり速度が低下することがあるので注意が必要です。

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インターネット回線の速度を知ろう

インターネット回線は種類によって通信速度が異なります。想像していた通信速度と違って後悔しないよう、以下に挙げる各回線の通信速度を把握しておくことが重要です。

・光回線
・ADSL
・ISDN
・CATV
・モバイル回線

光回線

光回線の最大通信速度は、データ受信速度(下り)が1Gbps~2Gbpsで、アップロード(上り)が1Gbpsと高速です。電話回線を利用するADSL回線と比較すると、下りが約20倍で上りが約200倍となっています。

光回線は大容量の通信に優れており、オンラインゲームや高画質動画の視聴などでの利用もスムーズです。たいていの光回線事業者は豊富なプランを用意しているため、自身の利用目的に合ったプランを選べます。

ADSL

ADSL回線は、アナログ電話回線を使用するインターネットです。最大速度は下りが50Mbpsで上りが5Mbpsと、光回線と比較すると劣ります。

光回線やLTE回線と比較すると通信スピードが遅いですが、インターネットでの調べ物やSNSであれば問題なく利用可能です。しかし、100Mbps以上が目安のオンラインゲームの利用には回線速度が足りないので不向きだといえます。また、ADSL回線は、基地局から離れるほど通信速度が遅くなる点に注意しましょう。

ISDN

ISDNも、ADSLと同様に電話回線を利用するインターネットです。最大速度は下りと上りで64Kbpsもしくは128Kbpsになります。

1Mbps~10Mbpsが目安のインターネット検索や、最低128Kbpsが必要になるメールのメッセージ送受信ができる程度で、ADSLよりも通信速度は劣ります。3Mbps~25Mbpsが目安のSNSや動画視聴をするなら、ほかの回線を検討しましょう。なお、2024年にサービス終了が決定しているので、これからの新規契約には注意が必要です。

CATV

CATVの最大通信速度は、下りが300Mbpsで上りが10Mbpsです。ADSLやISDNなどの電話回線と比較すると、通信スピードに優れています。タイムラグのない正確な操作が求められるオンラインゲームでも遅延はなく、スムーズに利用可能です。また、CATV独自の専門チャンネルも豊富に用意されています。

モバイル回線

モバイル回線には4GやLTEがあり、どちらもスマートフォンなどで利用される無線の回線になります。4Gの速度は75Mbps~100Mbps、LTEの速度は下りが150Mbpsで上りが50Mbpsです。LTE回線の電波は障害物に強く、電波が届けばどこにいても利用できます。

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光回線を選ぶ際のポイント

光回線を選ぶ際のポイントは主に以下の4つです。

・サービス料金
・通信速度
・特典の有無
・開通までの期間

光回線を提供する回線事業者は多く、各社がさまざまな料金プランを用意しています。したがって、1社のみではなく、複数社の情報を比較検討して決めるのがおすすめです。

通信速度の目安は下りと上りのどちらも1Gbpsですが、細かいスピードは回線事業者によって異なります。さまざまな回線速度のプランが用意されているので、調べてみましょう。

また、特典の有無を確認することも重要です。特典が豊富であれば、利用料金の節約につながります。また、光回線は開通までに時間がかかるため、その間、モバイルWi-Fiを貸し出してくれる回線事業者を選ぶと便利です。

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光回線を契約するならイッツコムにお任せ

光回線は、安定した高速通信環境を実現可能です。さらに光電話やアンテナ不要のテレビ視聴などのオプションも選択することができます。光回線の契約をするならイッツコムにお任せください。プロバイダ料金が不要で、専門チャンネルや動画配信サービスも楽しめます。以下は、イッツコムをおすすめする主な理由です。

・プロバイダ料金が不要である
・専門チャンネルや動画配信サービスを楽しめる
・豊富なオプションがある

プロバイダ料金が不要である

イッツコムでは、光回線とプロバイダを一括で契約できます。回線とプロバイダを別々の回線事業者で契約すると、それぞれに料金を支払うことになりますが、イッツコムではセットで契約をするため支払いを統一でき、トータルの費用を抑えることが可能です。

※関連ページ:インターネットサービスのコース・ご利用料金

専門チャンネルや動画配信サービスを楽しめる

イッツコムでは、多彩な専門チャンネルや動画配信サービスを利用できる「まいにち充実プラン」も提供しています。厳選したコンテンツで、ライフスタイルに合わせた楽しみ方が可能です。

映画やドラマなどの豊富なコンテンツを、好きなタイミングで視聴できます。また録画した番組を専用アプリでスマートフォンにダビングできるため、外出先の空き時間など自由なタイミングで楽しめます。

※関連ページ:イッツコムのテレビサービス

豊富なオプションがある

イッツコムでは、豊富なオプションサービスを提供しています。主なオプションサービスは以下の通りです。

・イッツコムホームWi-Fi
・迷惑メールチェック
・メールウイルスチェック

「イッツコムひかり」では、無線LANを内蔵したケーブルモデムの利用が可能です。複数のデバイスで手軽にインターネット回線へ接続できます。

「迷惑メールチェック」は、メールを自動判別する機能です。自動で迷惑メールを判別して別のフォルダに移すため、安心してメール機能を使用できます。

「メールウイルスチェック」は、メールの送受信時にウイルスの有無を確認する機能です。ウイルスを検知した場合、自動でメール削除を行うことでセキュリティ対策ができます。

※関連ページ:イッツコムひかりの便利サービス

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まとめ

光回線は専用線を使用するため、基地局の距離に関係なく安定した通信が可能です。さらに、通信速度の速さや操作の正確性が求められるオンラインゲームや、タイムラグのない通信が必要なWeb会議などにも対応できます。オプションとしてテレビ視聴やIP電話を利用すれば、インターネットの楽しみ方が広がるでしょう。

光回線を契約するなら、プロバイダとまとめて契約でき、豊富なオプションがあるイッツコムをおすすめします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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